消えたウイグルの息子、中国SNSに? ネット「大問題」「黙認してる国が多過ぎる」「こういうニュースこそ地上波でもっと報道すべき」
Photo 2021年2月 トルコ(イスタンブール) - JIJI.COM/AFP 【地球コラム】消えたウイグルの息子、中国SNSに? 2/6(日) 17:05配信 JIJI.COM Yahoo!ニュース ウイグル族男性、会えずに5年半 イスタンブールで暮らす中国・新疆ウイグル自治区出身のアブドルラフマン・トフティさん(32)は、自治区に帰省した妻や子供が消息不明となり、5年半の歳月が流れた。2019年には中国のSNSの「宣伝動画」で息子とみられる子供を見つけたが、その後の動静は分からないままだ。 トフティさんは中国による迫害を恐れ、13年にイスタンブールにやってきた。その後ウイグル族の女性と結婚。妻と子供2人は16年8月、家族に会うため自治区を訪れ、約3カ月後に連絡が途絶えた。妻は中国当局に拘束されたと現地の知人に聞かされた。別れた当時1歳9カ月の息子と生後3カ月だった娘については何の情報もない。(時事通信社イスタンブール支局 吉岡良 ハジェル・セズギン) 「プロパガンダ動画」に涙 「家族の情報がないか」とSNSで探し続けたところ、19年1月4日、息子とそっくりな男児が映った動画が現れ、目を疑った。教室のような場所にいる男児は、教員とみられる男性が発する中国語で名前や年齢を聞かれて「アブドルアジズ。4歳」と答え、続けて「祖国はどこだ」という質問には「中国」と元気よく応じていた。アブドルアジズは息子の本名。トフティさんが本人と別れてから2年半ほどたっていたが、男児が見せた様子や仕草から「息子に間違いない」と判断している。 トフティさんは「動画を見た時、泣くことしかできなかった。自分の子が何者かに(ウイグル語でない)言葉を強要される姿を見たらどう思うか」と苦しい胸の内を語った。トフティさんは、この映像がウイグル族の同化政策を進める中国当局によるプロパガンダの一環で、息子は「再教育キャンプ」に収容されていると考えている。「子供の中国化が最も恐ろしい」と語り、仮に再会しても子供に父親と認知されない事態が生じることへの恐怖心をあらわにした。 トフティさんは動画発見直後、投稿者に繰り返しメッセージを送ったが、無視されたままだ。 全文は以下 https://news.yahoo.co.jp/articles/0096c49ffa37b8c08e9c582a900950