NYに中国の「警察署」設置 2人逮捕、公安当局者34人訴追 コメント「日本に設置されている同様の警察署を摘発するべき」「アメリカのように毅然とした対応を」


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NYに中国の「警察署」設置 2人逮捕、34人訴追
4/18(火) 4:28配信 JIJI.COM AFP BB News Yahoo!ニュース

【AFP=時事】米当局は17日、ニューヨークに中国の「警察署」を設置した疑いで、男2人を逮捕した。また米当局はこれに関連し、米国在住の反体制派を対象とした監視や嫌がらせ活動に関与したとして、中国の公安当局者34人を訴追したことも明らかにした。

ニューヨーク・ブルックリン(Brooklyn)区の連邦検察当局によると、逮捕された盧建旺(Lu Jianwang)容疑者(61)と陳金平(Chen Jinping)容疑者(59)は、中国の警察を管轄する公安部の代理として、マンハッタン(Manhattan)に事務所を開設した疑いが持たれている。

全文は以下(AFP BB News)
https://www.afpbb.com/articles/-/3460436

関連











2023/04/22
【主張】中国「海外闇警察」 実態暴き廃絶に追い込め - 産経新聞
https://www.sankei.com/article/20230422-DIWCSYPUTRPVDEJIKF5VZ4ZFYI/
日本に中国の違法な闇警察がある疑いは極めて強い。日本政府は主権を侵害しているなら認められないと中国政府に伝えたが、これでは抗議の体をなしていない。

なぜ日本政府は闇警察の実態を暴き、閉鎖を命じないのか。中国政府を恐れているのであれば情けない。日本にいる中国人からの広範な聴取も実施すべきである。

2023/04/18
中国の秘密警察署、日本で活動なら断じて認められない=官房長官 - REUTERS 
https://jp.reuters.com/article/jp-matsuno-china-idJPKBN2WF0G6

2023/04/07
中国の「非公式警察署」続報 元人民解放軍の幹部が中心、日本国内で「スパイ行為」明言 コメント「日本の利益を毀損しながらスパイ活動をサポートしているようなもの」「中国のやり方は豪がやられたことを見ればわかる」「野放しでいいわけがない」 - KOKUMINnoKOEjp
https://kokuminnokoe-jp.blogspot.com/2023/04/blog-post_55.html

2023/04/17
中国が著名人権派夫妻を拘束 ドイツ外相訪中にあわせ人権派の軟禁も相次ぐ コメント「またか」「口封じという手法は一時的な効果しかなく逆に自らを破滅させる」「たぶん中国共産党がもっとも恐れているのは…」 - KOKUMINnoKOEjp
https://kokuminnokoe-jp.blogspot.com/2023/04/blog-post_83.html


2023/03/07
中国“海外警察”、背景には何が 実態と現状を分析【動画あり】 - NHK
https://www.nhk.jp/p/catchsekai/ts/KQ2GPZPJWM/blog/bl/pK4Agvr4d1/bp/pwLqJVybVm/
・「1年強で在外中国人23万人を“説得し帰国させた”」

中川キャスター:中国が海外に開設しているとされる、警察の出先事務所の存在を明らかにしたのが、人権NGO「セーフガード・ディフェンダーズ」です。このNGOは、中国の人権活動家らの支援などのため2009年から北京で活動していたNGOの後継組織として、2016年にスペインで設立されました。

中川キャスター:「セーフガード・ディフェンダーズ」の最新報告書によると、中国の警察の出先事務所は、世界50か国以上、あわせて102か所あり、このうち2か所は日本にあるということです。
中国当局は、海外在住の中国人によるオンライン詐欺の大々的な取り締まりを行い、2021年4月から2022年の7月までに、23万人の在外中国人を“説得し帰国させた”とし、報告書は、「この取り締まりが出先事務所の開設につながった」と指摘しています。

望月キャスター:報告書は、こうした海外の出先事務所が、現地に住む中国人に圧力をかけているとしています。
報告書をまとめた主要メンバーの1人で、人権NGOのキャンペーン・ディレクターを務めるローラ・ハースさんに、話を聞きました。

・中国“海外警察”の実態、“帰国させる”ための3つの手法

望月キャスター:(帰国させる)対象者は犯罪の容疑者なのですか?
ハースさん:犯罪の疑いがない人々も含まれていることが中国当局の発表で分かっています。違法な手段で帰国させられており、人権を著しく侵害しているうえに、滞在国の主権も侵害している。この点に注目しなければなりません。
反体制派や活動家のコミュニティー、そして中国国外に逃れた少数民族の人たちからの証言によると、彼らは国境を越えて弾圧の標的になっているということです。
ハースさんたちがまとめた報告書は、対象者を“帰国させる”ために、主に3つの方法がとられているとしています。

①中国に住む家族らに嫌がらせや脅迫をするほか、家族らを拘束・逮捕して、自発的な帰国を促す方法

②対象者に、インターネットを通じてまたは直接に接近し、脅迫など行って自発的な帰国を促す方法

③対象者を誘拐して帰国させる方法、です。


ハースさん:家族が狙われても、逆らうことができるのは本当に一部の人だけです。
中国当局は、これを(方法②のように)ほぼオンラインで実行できます。したがって、当局は海外に出かけていって作戦を行う必要がありません。
しかし、それがうまくいかない場合、海外の諜報員などを対象者のいる場所に送り込み、大使館や領事館の職員を使うかもしれません。または、警察の出先事務所や統一戦線ネットワークの人たちを代理として使うこともあります。最悪の場合、中国当局によれば“合法”なのですが、誘拐にさえ及びます。世界中で、国外で誘拐されて中国に連れ戻された人々が実際にいるのです。

・「統一戦線工作部」との緊密な連携が?

中国の警察の出先事務所について、ハースさんは中国共産党で少数民族政策などを担当し、対外的な世論操作も行っているとされる、「統一戦線工作部」とつながりがあると指摘します。


2022/10/24
習近平のスパイたちは「魔法の武器」:「統一戦線工作部」に手を焼く欧米情報機関 - 新潮社Foresight
https://www.fsight.jp/articles/-/49262
孔子学院も統一戦線の傘下

 統一戦線工作部の任務は主として、中国批判の言説を抑え込み、逆にポジティブな中国観を広めるプロパガンダ工作が役割だとされている。そのために、中国共産党を称賛する歴史解釈を広める。プロパガンダ工作では、統一戦線工作部傘下の非政府組織(NGO)なども使っている。

 実際、2005年にオーストラリアに亡命した元中国人外交官が2018年に米「自由アジア放送(RFA)」で、中国政府が在外中国人学生を使って、反政府的な中国人の動向を報告させている実態などを明らかにした。

 中国人学生らを監視する組織として知られているものに、「中国学生学者協会(CSSA)」がある。米国では、CSSAは142の支部があり、表向きには在米中国人研究者らの間で親睦を図る組織とされている。だが、実際には中国大使館・領事館の支援を得て、留学生らを監視したり、自由な発言を抑えたりしているという。

 日本では、「孔子学院」が一部の大学で閉鎖される、といった問題が表面化した。しかし、現在でも、現在十数カ所の大学で運営が続けられている。

 孔子学院は、外形的には「国家漢語国際推広領導小組弁公室(漢弁)」の傘下に置かれている。

 しかし実際には、2004年に劉延東元副首相(女性)が統一戦線工作部長だった時にスタートした。統一戦線工作部のプロジェクトなのだ。中国語や文化、歴史を教えているが、当然中国政府の主張に沿った内容となっているようだ。孔子学院が統一戦線工作部の工作として進められていることは、日本ではあまり知られていない。

 孔子学院は、世界全体で年間約100億ドルと、1兆円以上の資金が充てられた事業なのだ。


2023/02/10
「これはフェイク?」親中派が月額30ドルのAI動画生成サービスでデジタル影響工作していた - Newsweek日本版
https://www.newsweekjapan.jp/ichida/2023/02/30ai_1.php
中国共産党を支持する情報、アメリカを貶める情報を発信
今回、ディープフェイクを拡散しようとしていたSpamouflageは数年前から活動しているグループで、中国共産党を支持する情報やアメリカを貶める情報などを発信するデジタル影響工作を行っている。先月もグーグルが関連するアカウント5万件以上を削除している。
昨年のアメリカ中間選挙では積極的に活動していたことがサイバーセキュリティ企業マンディアント社によって、既存のニュース記事や調査レポートを改竄して、中国に都合のよい内容にして拡散していたことなどが暴かれている。たとえば中国由来のサイバー攻撃APT41をアメリカ由来に置き換えて拡散していた。


資料

230,000 Chinese "persuaded to return" from abroad, China to establish Extraterritoriality - safeguard DEFENDERS
https://safeguarddefenders.com/en/blog/230000-policing-expands

110 OVERSEAS Chinese Transnational Policing Gone Wild(PDF)
https://safeguarddefenders.com/sites/default/files/pdf/110%20Overseas%20%28v5%29.pdf


コメント

中国やロシアってこういうことには労を惜しまないね。
このような行いを見て、中国は成長したら大国としての責任ある振る舞いをするようになるとか言ってた人達は総括して欲しい。嫌味とかでなく、なぜ中国を見誤ったのか。それが今後の政策や外交の指標にもなるだろうし。


先日の気球にせよ、今回の警察署にせよ、不正な侵害行為は、放置していると段々エスカレートして、しまいには国を乗っ取られるような事にもなりかねないから、アメリカのように毅然とした対応をすることが大切。


日本にも必ず隠れ警察が存在すると思わされる事案です。土地の取得とかにも関わっていたりして。


日本に設置されている同様の警察署を摘発し、逮捕と訴追を進めるべき。
スパイ防止法の早期整備を。


訴追された34人はいずれも中国公安部の職員って・・・
ガチモノじゃねーか・・・


日本に設置の警察署は?


このくらいの事を日本もしてほしい。


https://news.yahoo.co.jp/articles/6ef92e61f24d6cc99d02039c5e38399e8e7542fa/comments

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