雪に書いた反戦メッセージで有罪、ロシア市民に広がる自主規制 ネット「とても勇気のある行動」「政治の弱体化」「こうやって何も言えない国に」

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雪に書いた反戦メッセージで有罪、ロシア市民に広がる自主規制
3/12(土) 16:34配信 REUTERS Yahoo!ニュース

［ロンドン　１１日　ロイター］ - ベラ・コトワさんは８時間に及ぶ警察による拘束と裁判所での手続きの末、罰金３万ルーブル（約２万６０００円）を言い渡された。軍の信頼を傷つけるような行為を刑事罰の対象とするロシアの新法により、有罪判決を受けた第一号の１人となった。

コトワさんはシベリア地方の街クラスノヤルスクで、ソ連の初代指導者レーニンの銅像の足元に積もった雪に、「戦争反対」というメッセージをハートマークを添えて書き込んだ。それが罪状だった。

クラスノヤルスクの地方裁判所は罰金刑を言い渡し、コトワさんは控訴した。

この事件は地元メディアや対話アプリのテレグラムで取り上げられ、広く知られるようになった。地元の警察官が、コトワさんが書いたメッセージを足で消す様子を映した映像も広まった。

コトワさんの事件を担当したウラジミール・ワシン弁護士は、「いわゆる軍事非難法で最初の事件、最初の判決の１つだ。雪の上に、自分の意見をたったの単語２つ書いただけで有罪になった」と話す。

ロシア連邦議会は４日、ロシア軍の信頼を損なわせようとする行為を刑事罰の対象とし、軍に関する「偽情報」の拡散を禁じる新法を可決した。プーチン大統領は先月２４日、ウクライナを「非ナチス化」するための「特別軍事作戦」だとして侵攻を開始。民主国家を侵略するための偽りの口実だとして、国際社会から非難が集まっている。

全文は以下
https://news.yahoo.co.jp/articles/64dc2f56ebd2ce077c6d3d907c0b78d4b982f22a

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https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-fear-idJPKCN2L9064

コメント

ロシアでの反戦デモはかなりのリスクがあり、とても勇気のある行動だと思います。
一方でロシア人の有名スポーツ選手は世界に向けて「ロシア人を差別するな」とか「スポーツ選手とウクライナ侵攻は無関係なのだから大会へ参加させるべきだ」とか「私はプーチン大統領を信じている」とか色々と言ってますが、反戦デモに参加している方を見習って欲しいものです。
伝える相手を間違えていますよね？
まずは自国へ伝えて間違った行動をやめさせるべきだと思います。


表現の自由は民主主義を支える不可欠の人権ですが、それ以外にも表現の自由は一度損なわれてしまうと回復困難であるためこれを制約することは極めて慎重を要します。というのも、表現の自由が損なわれた場合には、それを批判する表現の自由が存在しないため、人々は政治批判をできなくなってしまうからです。
また、人の考え方には真理というものは観念し難いですが、それでも国をまとめ、政治的意思決定をしなければならない場合があります。そして、仮に最も真理に近しいものあるのだとすれば、それは異なる意見をぶつけ合い、より多くの支持を得た意見だと考えられます。こうして政治はより優れた思想を取り入れ、強くなっていくのです。
　そして、意見を戦わせるためには意見を発言出来る環境が不可欠ですので、表現の自由が保障される必要があるわけです。
政治が批判できないということは政治の弱体化を意味していると思います。


情報統制されファシズム化したプロパガンダと化したロシア国内では、反戦を訴える勇気はとてもいる事です。情報統制前の反戦デモで拘束された多くの勇気あるロシア国民を即座に拘束を解く事を望みます。プロパガンダが強化されると洗脳化されやがてはロシア国民は、西側諸国からロシアは弾圧されていると思い込み反戦から交戦心理に変化する事態に傾けば本当に恐ろしい事です。強力なSWIFTや主要国中央銀行の資産凍結などでルーブル安が加速しロシア国内でもインフレが始まり国民も打撃をくらっている状態の中、ロシア経済はどこまで耐えられるのやら。更なる企業のロシア敬遠は明白なものなので、ウクライナ侵攻よりも、経済打撃の方がロシアの未来は苦しいのではないでしょうか。デフォルトもありうるのですから。


どこまでが本当でどこまでが嘘かは分からないものの、現状で言えることは、制裁を続けることで、ロシア国民に「世界はこれだけ異を唱えている」という事実を肌で感じてもらう必要があるということ。
恐らくまだ経済状況が危機的レベルにまでは至ってないのだろう。情報も遮断されている。だからこのまま黙っていても上が解決してくれるだろうと楽観視しているのではないか。それは違う、本気で行動しないと死活問題になると理解しなければ、反政府運動にも火が点かないのではないか。理解したならば、腹を括ってプーチン氏に従うか、打倒政府に立ち上がるか、決断できるのではと思う。


ロシアはたった2週間で第二次世界大戦時にタイムスリップした。
国民目線で見ればとても胸が痛い。
70年かけて経済的にも国際的にも影響力のある国になってこれからという期待があっただろうに。
外国企業も撤退→また国営か？そしたら好きな仕事につくこともできない、割り振られた職業につかされれ、夢も希望もない。
国際決済もできない、最新のネットサービスも使えない、最新の情報も入らない、言論の自由は認められない、海外旅行もできない。
たった1人の欧米へのルサンチマンでソ連化してどうする。。
ソ連と違うのは、東欧はロシアの傘下ではないところ、だからソ連以上に孤立が進む。


結局、この戦争を止められるのはロシア市民だけだと思う。けれど、長年プーチンを選んできた以上、根本的な価値観の違いがある以上、ロシア市民がウクライナ市民ほど亡くなっていない以上、ロシア人には期待できないなと悲しくなる。ロシア人に罪はないという人はいるけれど、代表を選び続けてきた、過去にも酷いことをしてきた人間を選び続けてきたのだから責任はあると思う。一部の市民だけで反戦デモせずに、半数以上の市民で仕事を休んでまでもやってほしい 今も未来ある、何の罪も犯してない人々が亡くなっているのだから


大国では中国に続いて人権を制約されているロシアでは国の決めた法律違反は国民が驚くほどの厳罰が待っている。
ただでさえ情報を統制して真実を伝えない。海外にいるロシア人が国内の同胞に真実を告げただけで罪に問われる。恐ろしいのはロシア特有の密告制度だと聞いたことがある。
大した人間関係にない人物から「反政府的情報」を耳にすると御注進ということにもなるらしい。
国が良くならない仕組みが成立しているようだ。


こうやってロシアは人々の口を封じ国民は何も言えない国になっていくのだろう。まるで今のウィグルで起きていることと同じだ。共産党国家の本質はどこも同じだとしか思えない。このような国の独裁者が他国侵略を繰り返したら、西側はどう対応すればよいのか？今のような経済制裁だけで独裁者は軍を撤退してくれるのか？バイデンは第三次大戦を避けるために軍事的介入をしないと宣言しているが、それが逆に大戦に近づいているような気がするのは自分だけか？


このような押さえつけを国民にやりはじめる政権はもう、長くは持たない。
逆に国民がねじ伏せられて存続した場合、抑圧され情報を制限された中で重税と貧困にあえぐ生活が待っている。
政権をひっくり返して方向転換できるかはロシア国民にかかっているが、それなりに現政権を支持する人々は多そうなので、苦難を受け入れるしかないかもね。


反戦メッセージを書いたロシア市民の方の勇気ある行動は各国の皆様方にも響いたことでしょう。
ロシア市民に自主規制とありますが
ロシア軍の多くの兵士さんが同じように今のプーチン政権に疑問を持っていたらどうなるんでしょうか？
本当にウクライナに何か問題があるのか？
罪のない人たちを無差別に攻撃して何の感情も抱かないのか？
ロシア軍の兵士の皆様、どう思いますか？
プーチン政権が暴走してるなら、戦闘を放棄できるのはプーチン政権じゃなく、貴方がたロシア軍の兵士さん方がすればいいんじゃないんでしょうか？


昔ベルリンの壁は、西ドイツの人々が東側のラジオを聴いて自分達の置かれている立場に疑問を持ったことから、暴動が起こりました。インターネットのある今の時代に同じような情報統制しようとはロシアは時代錯誤です。
この戦争を収めるために、ロシア国民の皆さんの力が必要です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/64dc2f56ebd2ce077c6d3d907c0b78d4b982f22a/comments