沖縄近海の光ファイバー海底ケーブルに中国製盗聴装置 在沖縄米軍向け情報誌が指摘 コメント「潜水艦を検知するSOSUSも海底ケーブル」「抗議だけではなく罰金などのペナルティーを課すことが必要」「事が始まってからでは遅い」


Image - Submarine Cable Map

沖縄近海の光ファイバー海底ケーブルに中国製盗聴装置 在沖縄米軍向け情報誌が指摘
6/16(金) 11:48配信 THE NEWS LENS Yahoo!ニュース

今年2月、米国本土上空などに中国の無人偵察気球が複数飛来したことに加え、6月8日の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル紙の報道を機に、米本土に近いキューバを拠点とする中国のスパイ活動活発化が物議をかもすなか、日本近海においても光ファイバー海底ケーブルに中国製盗聴装置が仕掛けられていたことが、このほど通信会社関係者らの証言でわかった。中国が近年、対外諜報活動を世界的規模で展開、強化してきた一例として注目されそうだ。

中国製盗聴装置発見は複数回か?

沖縄近海の光ファイバー海底ケーブルから中国製盗聴装置が発見されたことは、沖縄で1955年から発行されている在沖縄米軍を対象とした情報誌「This week on OKINAWA」6月4日号が、日本の一部通信会社関係者の証言をもとに報じた。米軍周辺者らによると、同情報には在沖縄米軍も強い関心を示しているという。
同誌によると、今回海底ケーブルに中国製盗聴装置が仕掛けられていたことが指摘されたのは「約5年前」とされており、2018年と思われる。
同誌に証言した日本の大手通信会社の技術担当者は、「総務省の職員から海底ケーブルに設置された中国製盗聴装置のサンプル写真を見せられたうえで、海底ケーブルの検査を強化するよう要請があった」と説明している。

これを裏付けるかのように、ある総務省の元職員も、「自分は総合通信局に所属していなかったため、中国の盗聴装置自体の写真は見たことがなかったが、海底ケーブルに中国の盗聴装置が仕掛けられた事実は知っていた」と証言。しかも同元職員は、仕掛けられたことが一度だけではなかった、ということも示唆した。

光信号増幅装置から漏れる電磁波

総務省の要請にもとづいてこの大手通信会社は2018年ごろ、海底ケーブルの総点検を実施し、盗聴設備を発見するに至った。

通常、光ファイバーケーブルを通じて光信号を盗聴することは技術的に困難だとされている。しかし、海底ケーブルの場合、一定区間ごとに光信号の増幅装置が設置されており、これが一種のウイークポイントとなっており、発見された中国製盗聴装置もこの増幅装置を標的として仕掛けられていたという。

技術担当者は、「(盗聴装置を設置した中国は)この増幅装置から漏れる電磁波を盗聴し、情報を解析していたと思われる」と指摘。 総点検に際して総務省から見せられたサンプル写真には、増幅装置に取り付けられた小型盗聴装置も写っていたという。

超重要インフラ・光ファイバー海底ケーブル

沖縄における主要な通信網としては、NTTをはじめ、AU、KDDI、AT&T、さらに米軍による光ファイバー海底ケーブルがあげられ、沖縄ではこれによって日本本土をはじめ、他のアジア諸国・地域、グアム、ハワイ、オーストラリアなどと情報通信を行っている。

現代社会において最も重要な社会基盤のひとつとなったインターネット網だが、現時点で大陸間においてこれをつなぐ主柱は衛星ではなく、この光ファイバー海底ケーブルこそが大部分を担っているのが実情だ。

全文は以下(THE NEWS LENS JAPAN)
https://japan.thenewslens.com/article/4070

関連

2023/06/15
NECが光海底ケーブルの供給契約を締結、太平洋島しょ国を結び総延長約2250km - 日経XTECH
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/15361/
NECは2023年6月6日、太平洋島しょ国を結ぶ光海底ケーブル敷設プロジェクト「East Micronesia Cable System(EMCS)」のシステム供給契約を締結したと発表した。
EMCSはミクロネシア連邦、キリバス、ナウルの3カ国・4島を接続。これら3カ国をつなぐ初めての光海底ケーブルで、総延長距離は約2250kmである。




コメント

日本近海の海底の電波の収集と、捉えた電波を使った妨害電波送信装置の開発が必要だろう。
いくら海底ケーブルに盗聴装置を取り付けても、そのデータを電波で飛ばす必要があるからだ。あるいはそのデータを光ケーブルに重畳させるかもしれないので、光ケーブル上のデータの傍受が出来るように、憲法及び法律を変えなくてはならないと思う。
敵はこうやってどんどん情報を抜いてくる。
日本だけ盗聴・傍受を忌み嫌いなすがままなのはどう考えてもおかしい。


領海侵入任意だから防ぎようがない。既に設置完了しているかもしれない。
盗聴器もそうだが、中国潜水艦へ進路情報提供及び海自艦情報提供装置もあるだろう。


潜水艦を検知するSOSUS( Sound Surveillance System)も海底ケーブルだから、これに細工されることも影響が大きい。信号の遮断や偽信号を加えられると潜水艦が捕捉できなくなる。第1列島線に沿って敷設されていると言うので場所は通信用光ケーブルに隣接している。


盗聴もされ海底ケーブルの切断も容易になりますよね。中国製ってインフラ関係や家電なんて身近な物迄、何が組み込まれてるか分からないし信用出来ない。


何をされても、ゆるい対応しか取らない政府。その事が自体が、益々、中国を甘やかし強行化させているのでは?・・結果として、日本の野党とその議員らの存在意義も、意味を成さない現況に有る。


日本近海を彷徨いてるのはまた違った目的があるみたいやな!


深海で中継装置から漏れてくる電磁波を捉えて盗聴できたとして、そのデータを送る手段は? リアルタイムに送れるのだろうか?それとも溜め込んで、後から回収するのだろうか?


盗聴されても高度に暗号化されていれば(VPN等)、滅多なことでは情報漏洩はありませんが、物理的に見つかった時点で中国へ抗議だけではなく、罰金などのペナルティーを課すことが必要です。


発見したのはいいですよ。問題はその後でしょう。それで、日本政府はどういう対抗措置を取ってるんですか?沖縄や静岡の県知事クラスが中国の手下をやり他にも数多の活動家、企業、弁護士や政治家にも今や中国の息のかかったスパイ達がうようよして必死に自衛隊の妨害活動や企業スパイ、反政府運動をしている。しかも厄介なのは自分達が中国のスパイをしているという自覚すら無い操り人形が多数いる事です。これ等を取り締まる法案をLGBT法案を作るように速やかに作るべきです。事が始まってからでは遅いんですよ?


どこまで本当か分かりませんが、中国が世界に情報を張って盗んでるのは事実っぽいですね。まぁアメリカも似た事をやってますが
沖縄の知事や得体の知れない団体はこの中国の動きをどう見てますかね
政府に批判だけでは生産性がないですよ


https://news.yahoo.co.jp/articles/6cf0f62c791eab331346f19bbbc2ad7228c973d0/comments

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