中国、「人権」の話題が出てくると爆発…面前で直撃弾を飛ばした独女性外相 コメント「痛快であり尊敬に値する」「ここが中国政府・共産党のアキレス腱」「日本左派の様な非現実安保論者ではない」


Photo 中国の秦剛外交部長と会談するアナレーナ・ベアボック独外相 - Instagram 

中国、「人権」の話題が出てくると爆発…面前で直撃弾を飛ばした独女性外相
4/17(月) 9:31配信 中央日報 Yahoo!ニュース

◇ベアボック外相「台湾の一方的変更、受け入れられない」

ベアボック外相の強気のメッセージは14日、秦剛部長と北京で会談後に開かれた記者会見で公開された。ロイターが報じた映像で、ベアボック外相は「台湾問題の敏感性を理解しているので我々は一つの中国政策を堅く支持しているが、葛藤は平和的に解決されるべきだ」とし「一方的に武力を使った現状変更は欧州人にとって受け入れ難い」と釘をさした。「武力を動員した現状変更」表現は西欧外交界で中国の強圧的な台湾圧迫を批判する場合に使用される。

◇秦剛部長「海外勢力が台湾分裂させる」

秦剛部長はこれに対して「近年に入り、台湾海峡情勢の緊張の根本原因は島内の『台湾独立』分子が海外勢力の支持と操縦の下で分裂活動に頼ったため」としながら「台湾海峡情勢の安定と地域内の平和安寧を守るためには旗幟を鮮明に『台湾独立』に反対するべき」と要求した。

ベアボック外相はロシアのエネルギー輸入について「我々はロシアエネルギーに依存して高い代金を支払う羽目になった」とし「同じ失敗を繰り返してはいけない点は周知の事実」と述べた。続いて「中国がどのような道を選ぶのか疑問を持っている」とし「中国の選択により、欧州が将来中国との経済的相互依存性をどれくらい共にできるか決めるだろう」と述べた。欧州が中国と共に進んでいくかどうかは中国次第だということだ。

これに対して秦剛部長は「過去、西欧植民主義は世界に大きな苦痛を味わわせた」とし「中国は西欧植民主義の古い経路を利用しない考えで、その代わり人類が平和と安定を得る世の中を作るだろう」と強調した。

◇ベアボック外相「ロシアになぜ停戦を要求をしないのか」

ウクライナ戦争を巡っても、ベアボック外相は遠慮をすることなく言及した。ベアボック外相は「中国の『政治的解決』立場文書には、侵略者であるロシアに対して停戦を求める内容がない」と指摘した。秦部長はこれに対して「中国は衝突に関連した国に武器を提供しておらず、法規により民・軍両用物品の輸出を管理統制している」と述べた。秦部長の今回の発言は、今までロシアに武器を輸出しないという中国最高位級管理の発言だと米国AP通信は報じた。

ベアボック外相は公式席上で中国が最も敏感に感じている人権問題にも言及した。ベアボック外相は記者会見で「中国市民社会の参加空間が絶えず縮小されていて人権が制限を受けている点を懸念している」と述べた。秦部長はこれに対して「世界に人権に対する一つの基準はない」とし「中国は西側からの『説教』は必要としていない」とかんしゃく混じりの反応を見せた。

全文は以下(中央日報)
https://japanese.joins.com/JArticle/303295

関連









2023/04/17
中国が著名人権派夫妻を拘束 ドイツ外相訪中にあわせ人権派の軟禁も相次ぐ 
コメント「またか」「口封じという手法は一時的な効果しかなく逆に自らを破滅させる」「たぶん中国共産党がもっとも恐れているのは…」- KOKUMINnoKOEjp

https://kokuminnokoe-jp.blogspot.com/2023/04/blog-post_83.html


コメント

独外相の意見は真っ当な事実だと思う。
今回の独外相の発言で独中の関係が悪化するとは思えない。日本は関係悪化を恐れて発言を控える事が多いが、言うべきことはしっかり言わないと、中国優位に事が運んでしまう。他人に気を遣う行為は、中国には通じないことを理解すべきである。


何処かの国の…リンさんと仰る外相よりよほど、腹が座った断固たる態度に敬服します!外交とはこれでなくてはならない!時に喧嘩も辞さず!リンさんは迎合、忖度するばかりで何処の国の政治家なのか分からない!是非、日本の国会に招待してもらい眠気まなこ揃いの日本の政治家に喝を入れて貰いたいものです!


ドイツは連立政権、ベアボック外相は左派緑の党所属。
緑の党は原理原則を曲げず、自分達の価値観を貫き通す。
左派ですが、対ロ強硬派であり武器援助主導(レオパルト2もその成果)
日本左派の様な非現実安保論者ではない。
また強硬な反原発派であり、ドイツ国内原発稼働停止を強硬主張。
(ドイツ国民70%近くが反対。現在エネルギー危機で電気代高騰、石炭火力発電は全力稼働中)
正に言うべきは言う、やるべきはやる姿勢。
その方針を有権者が判断し、次回選挙で審判を下す。
それが間違っていたり、判断が遅いと悲劇を生む。
現状ドイツ苦境は長期メルケル政権の失政が原因。
(過剰なまでのロシア信頼とエネルギー依存、中國経済過度依存)
まあそれが民主主義ですから、ツケは国民が払うしかない。



自国の意見をしっかりと相手国に伝える、て言うまさにお手本の様なものでは無いだろうか。これでこそ、独立国家、と言えると思う。
それに比べて日本の政治家は‥


言うなあ、ベアボック外相。中国本土に乗り込んで言いたいことをずけずけと言う。良い度胸をしている。
ドイツとの経済関係を維持したい中国側も防戦一方と言ったところか。ま、ここで腹を立てて、ドイツ外相の機嫌を損ねても良い事は無いから。多少の腹立たしさは胸に飲み込んで大人の対応をしたと言うことか。多少は成長したと言えるかどうかは分からないがネ。


ドイツ外相の正論は痛快であり、また尊敬に値します。ウクライナ侵攻の最中でもあり、「武力を動員した現状変更」に反対するのは、まことに筋が通っています。
中国からすると、昔は中国領だった台湾に「中国に帰順しない」政権があって、事実上の独立国に近い扱いを受けているのは我慢ならないのでしょう。しかしそれは国共内戦の結果で、中国自身のまいたタネです。だから中国は「内政問題に口を出すな」と言い張るのですが、現在の台湾がどんな政府の元にあるべきかは、台湾人自身の決める問題(民族自決)で、中国が軍を派遣すれば侵略です。


ここまで堂々と中国政府に歯に衣着せぬ、正論を吐くドイツ外相にまずは敬意を表したい。
残念ながら、日本の政治家でここまで肝の座った人材がいない。情けないと言えば、情けない。
通り一辺倒の反論をするが、中国政府から逆にねじを巻かれ、うやむやに終わる。
米国追従で自分で考えた言葉を発せない。
すると、中国政府から足元を見られ、急所を突かれる始末。
これからいくら軍備増強で安全保障を見かけ上高めても、外交プレゼンスが程度低いままでは実質の国家の安全は保てない。


某国某外相や首相の弱腰と違い欧米の政治家、行政及び立法のははっきりとものを言う。某国の政治家は遺憾砲しか撃たない。確かに言葉だけでは駄目だが少なくとも自国の立場を考えて明確な意思表示が必要。しかし親中派と言われているリン君には無理かもしれない。ここで親中派とは言う議論もある。本来親中派なら中国の言動が正解に悪影響を与える場合はしっかりそれを戒めるのが本来と思うがリン君や二階は媚中派、即ち中国のすることは何であれ、見て見ぬふりでYesの意思表示か弁護しかしない。よくやって遺憾砲を撃つのみ。


台湾問題に関しては、平和的な解決を求める一方一つの中国を認めるのが西欧諸国の立場の様だが、独立するかどうかは台湾自身が決める事じゃないでしょうか。前提が間違っているから火種がいつまでも燻っているのだと思う。ウクライナとて独立国としての意思を全ての国が尊重しなければならないと言う立場を堅持するならば今の状況にはなっていなかった。


欧米日は地方自治体の首長や以前の国家元首などが訪中して意見交換発言ができるし勝手な発言をする事もある。けど中国の場合、同じ立場の人が欧米日に行って勝手な発言をするのは許されない。必ず中国共産党の了承を得たうえで監視役同行もありうる。こんな価値観と体制の違う国家間でまともな協議ができると思うのが間違い。


ここが中国政府・共産党のアキレス腱、鬼門に当たる問題だということであり、だからもっとも弱点でもあるということですね。それを抱えて薄氷を踏む統治を行っているのがこの「大国」だということです。すなわち国家の崩壊につながるポイントということです。どんな綺麗事を言っても張り子の虎とはこういうことです。


https://news.yahoo.co.jp/articles/bfcdc2c60a14b5da98751a19ad0c67c8b2593750/comments

コメント

人気ブログランキング

クリックのご協力をお願いいたします。

このブログの人気の投稿

中国 東シナ海のガス田で掘削開始か 日本政府は抗議 コメント「合意違反」「一回抗議し状況を悪化させてくるならもう協調関係は無理」「今一度原点に戻り資源調査等行うべき」

宇宙ごみと人工衛星の衝突、「高リスク」過去最多268件に…政府は「交通ルール」策定へ コメント「宇宙ゴミの除去は宇宙開発に不可欠な技術」「国籍も目的も不明な衛星が多い」「誰が処理して誰が払うのか」

「車検ステッカー」貼る位置が7月3日から変更に 指定の位置に貼っていないと違反になる?運輸局にたずねると… コメント「安全確認の邪魔に」「場所を変えて解消するような問題ではない」「誰目線の制度改革なのか」