中国で拘束の日本人2人 公安調査庁と“接点”か 極秘の裁判資料を入手「公安調査庁に中国スパイが…」懲役6年日本人が証言 コメント「こっちの公安の人員を把握している」「知らぬ間に加担し刑務所になどたまったもんじゃない」「一般人を問わず中国スパイとなりうる」


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中国で拘束の日本人2人 公安調査庁と“接点”か 極秘の裁判資料を入手「公安調査庁に中国スパイが…」懲役6年日本人が証言【news23】
4/19(水) 13:56配信 TBS NEWS DIG Yahoo!ニュース

「日本の公安調査庁はスパイ機関」記載された中国の極秘裁判資料を入手。浮かび上がるのは“スパイ行為”で拘束された日本人と公安調査庁との接点でした。中国高官から「公安調査庁にスパイがいる」と告げられた懲役6年の実刑判決を受けた日本人が証言しました。

(中略)

鈴木英司氏
「公安調査庁に謝ってもらう必要はないけども、真摯に私の言葉に耳を傾けてもらいたい。でないと、もっと出てくるんじゃないか、私のような人が」

一方、判決文で「公安調査庁」と記されていたのは鈴木氏だけではありません。入手した、もう一つの判決文にも「公安調査庁」と記されていました。

この判決文は、2015年に“スパイ行為”で拘束された日本人に対するもの。公安調査庁の指示で、中国政府の関係者から、情報を収集したとされています。


■「公安調査庁 内部に“スパイ”か」中国で拘束の日本人が証言

判決文で浮かび上がった、拘束された日本人と公安調査庁との接点。その公安調査庁をめぐり、鈴木氏は拘束中に驚くような出来事があったと明かしました。

鈴木英司氏
「裁判所に行くために護送車に乗りました。目の前に私の友人がいた。いろいろ車の中で話をしました。『公安調査庁には大変なスパイがいます。日本でしゃべったことが筒抜けです』と私に言うんです」

鈴木氏は、旧知の中国の外交官と再会を果たします。この外交官もスパイ容疑で拘束されていたという事ですが、車内で「公安調査庁内に中国スパイがいる」と打ち明けられたといいます。さらに…

鈴木英司氏
「取り調べのときに公安調査庁のみなさんの写真を見せられた。それも身分証明書の写真ですよ。隠してスナップ(写真)を撮ったわけではない」

取調官から、10人分の顔写真が並んだ紙を複数枚見せられ、面識のある調査官を示すよう指示されたといいます。氏名も把握していたという中国当局。

鈴木英司氏
「なぜあるんですか、日本のものが。ここまで彼ら(中国当局)が把握しているのでは」

公安調査庁についてかなりの情報があるように感じた、と話す鈴木氏。
公安調査庁の情報収集活動や、調査官の個人情報が中国当局に把握されているのでしょうか。

news23では公安調査庁に対し、14項目の質問状を送付。3日後、回答がありました。
・(拘束された日本人に)情報取集を依頼したか
・判決文の“調査官”の存在など


公安調査庁の回答
「お尋ねについては事柄の性質上、お答えを差し控える」

松野博一 官房長官(4月18日会見)
「他国の司法の判断に関わることについて、コメントすることは差し控える。公安調査庁の情報収集活動に関するお尋ねについては、公安調査庁にお尋ねいただきたい」

全文は以下(TBS NEWS DIG)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/441735

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コメント

この手の中国での逮捕案件は、日本との外交交渉上のカードとして根拠なく恣意的に行っているものと認識していたが、あちらなりの根拠があってやっているとは思わなかった。公安調査庁は邦人に外交情報収集を依頼しておきながら逮捕されても知らんぷりという態度をとるのは無責任だと思う。これでは誰も国に協力しなくなるだろう。
 ↑
 公安の人間として接触してくる訳ではなさそうですね。
 勝手に公安(国)に協力させられているのが正しいので
は。
 この報道によって「中国での活動が活発な日本人は公安リスク対策が必
 要」ということが分かっただけでも得るものは大きいですよね。
 知らぬ間にハイリスクな事に加担して刑務所にぶち込まれるなんて、
 たまったもんじゃないですよ。


何がって、日本はスパイにおいてノーガードという事。
日本国内にスパイが居ても抵抗出来ず、他国で捕まった人すらも助けられず。
既知の通り、情報も技術もダダ漏れ。
スパイ然り領土問題だって他国にやられたい放題。
そんな事は棚上げで防衛力と声高々に増税だけ決定。
目の前のことすら対処出来ていない政府に何が出来るんやって話。
税金の重負担だけ負わされて有事があっても身を守るのは自分自身。


我が国にも相互主義でスパイ防止法が無ければ今後ももっと多くの邦人が拘束されると断言できる。捕虜交換と同じで外交カードとして孔子学院のスパイ組織を摘発し拘束すべきだ。政府は傍観を良しとする態度は止めるべきだ。


完全に負けとるやないか。
向こうはこっちの公安の人員を把握している訳や。
向こうはきっちりスパイ対策やっとるで。公安から金をもらっている人間が誰かも把握している訳や。こっちは、向こう側のスパイが誰か分からんようやな。情報抜かれ取るで。
こりゃ、中国が悪いとかいいとかの話ではなく(スパイ活動をしていない大国などない)、日本情けないぞ、いう話や。スパイ活動せえとは言わんが、自国の公安内部の情報が駄々もれとは、平和ボケが過ぎる。


中国の人権の常識は世界のそれとは違う。そのとおりでしょう。都合の悪い事はコメントを差し控えるという松野さん。公安調査庁には中国のスパイがいるという鈴木さんの話しは、逮捕監禁者として経験された上での信ぴょう性は有りそうですが、何せそうだとしても、日本にはスパイ防止法が無い、おめでたい国ですからどうにも出来ません。この分だと日本の上級公務員はおろか、国民の大半の顔写真から個人データは中国に渡っているのでしょうね。


こんな話は何年も前から指摘されている。公安が民間人を使ってヒューミントを行ってるのは常識だよ。今回の鈴木氏とは別だが、同様の活動で中国で拘束された人物が本を書いている。要は公安から使い捨てにされ何の補償も保護も受けられなかったという告発だ。多くの日本人が拘束されているが、本人達にスパイ活動を行った認識があるかは別として、彼らも無実ではないだろう。中国側からすれば日本政府から依頼を受け、自国の探りを入れている者を捕えるのは当然。日本側からの依頼を受け、中国側の特定の人物に接触、特定の内容について話を聞く、謝礼を受け取る、継続的に活動する、という条件が揃えば中国側はスパイ認定しそれなりの対応をするという事だ。それだけ防諜も意識しているという事。当事者は脇が甘すぎたのかもしれない。あともう一つの問題として、これらの協力者の情報が公安内部のスパイによって流出した可能性があるというのも大問題だ。


日本はスパイ天国と言われていますが、まさか公安調査庁にもスパイが紛れ込んでるなんて・・・
今日もインターネット官報を見ましたが、中○系と思しき人たちが日本国籍を取得しています。このまま永住や帰化を認め続けることが、果たして国益につながるのでしょうか?
何年も前からスパイ防止法を制定すべきと言われているのに、議員職に居続けることが目的の政治家には期待できませんしね。


私の知人で中国歴史の研究で頻繁に中国へ行く学者さんがいるのだが、中国にて日本人同士での勉強会のような会合があって、学者から商社マンから外務省の公務員といったいろいろな方々と情報交換するらしい。その中で、中国のある地域や中南海の動きといった情報のやり取りをすることもあるそうだがこれは、リスクを伴うものだから注意していたそうで。(盗聴器や二重スパイの存在から)
昨今、身柄拘束されたのはチャイナリスクを理解していない方だったのではと。
ただ、こんな国家秘密で超一級の極秘の裁判資料がどういう経緯でTBSが入手できたのか。こんなにも日中の情報工作に関わる情報をテレビで公開出来るものなのか。TBSに中国のスパイがいるのではないか。
この点についてTBSには、説明してほしいです。
 ↑
 おそらく鈴木氏本人が提供したのではないでしょうか。非公開の裁判で
 も 被告人自身には当然ながら判決文や裁判資料が手元にあるはずで 
 す。翻訳資料もあるようですし。もう一人の判決文もTBSが本人に接触
 し入手したのだと思います。これまで多数の日本人が拘束され服役を終
 えて帰国した人も多いですがこのような資料が公表される事はありませ
 んでした。これは当事者たちに多少なりともスパイ活動に関与したとい
 う認識があり、場合によっては日本側から何らかの口止めがあったのか
 もしれません。逆に今回の鈴木氏は自身がスパイ活動に関与したという
 認識が本当になく、見方によっては脇が甘いとも言えますが、積極的に
 メディアで告発する姿勢を見せているのだと思います。


海外に在住する中国人でも、法律で中国政府に協力する義務を負っているという。つまり一般人を問わず中国スパイとなりうるということ。日本も早くスパイを取り締まる法律の整備が必要ではないか。


この記事の内容が本当なら、日本の公安調査庁は一般人を使い捨てにするヤバい役所ということですね。殺人容疑の入出国管理庁といい、言論統制の片棒を担ぐ総務省や学術会議潰しの文科省、森友の財務省と、いよいよ日本もやばいですね。因みに官庁の総元締めは内閣で自民党議員で構成されていますから、国民がこういう事態を放置している、あるいはこれが日本国民の意図である、ということで、一日本国民としては全く納得いかないのですが。

※上記要検証コメントです。


セキュリティクリアランスとそれに続くスパイ防止法を早く成立させるべきですね。
政界の中でも与野党共に中共との関係が露わになるのを阻止しようと抵抗する者が出てくるだろう。


中国からしてみたら公安庁メンバーから金をもらってらスパイ活動ととらえるのは、彼らからしたら当然でしょうね。平和ボケしてる日本では考え難いけど、アステラスもその類かもしれないから、政府も本腰でない訳かと思てしまう。


もちろんそういう活動はしているんだろうけども、日本側が情報提供者を守りきれていないのが大きな問題では。



https://news.yahoo.co.jp/articles/032acb7c17d6722553793d417352894cb0f0664b/comments


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