ロシア、中国製弾薬を使用か 米、供与なら対抗措置 コメント「事実なら対抗措置が先鋭化」「いかなる証拠を見せられても認めないだろう」「これまでも中国は半導体や衛星画像など対露支援」「今回の米国発表により第三国経由の輸出も困難に」


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ロシア、中国製弾薬を使用か 米、供与なら対抗措置
3/18(土) 21:00配信 KYODO Yahoo!ニュース

 【ワシントン共同】ロシアが侵攻したウクライナの戦場で中国製弾薬の使用を米政府が確認したことが18日分かった。ロシア側が使用したとみている。米政府当局者が明らかにした。中国が供与したのかなど入手経路は不明。中国製を使用する第三国経由の可能性もあり、米政府は分析を進める。供与していた場合は対抗措置を取る構えで、米中対立の一層の先鋭化につながる恐れもある。

 ウクライナ東部の戦闘が激化する中、ロシア軍や民間軍事会社ワグネルの弾薬不足が指摘されており、中国製で補填したとみられる。

全文は以下(KYODO)
https://nordot.app/1009793925395349504

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2023/03/09
米政府、「ロシア軍部に協力」の中国企業に制裁 商社と航空宇宙企業5社を禁輸リストに追加 - 東洋経済ONLINE
アメリカ商務省の産業安全保障局(BIS)は2月24日、中国企業5社をエンティティーリスト(訳注:アメリカの国家安全保障や外交政策上の利益に反すると判断された企業等のリスト)に追加すると発表した。
BISの主張によれば、これらの中国企業はロシアの軍事産業に協力し、アメリカの外交および国家安全保障政策の利益に反する行為をしたという。
5社の具体的な社名は、澳凱電子科技(AOOKテクノロジー)、天泰科技発展(タイテック・サイエンス・テクノロジー)、昀澤科技(ユンゼ・テクノロジー)、和德宇航技術(ヘッド・アエロスペース・テクノロジー)、天儀空間科技研究院(スペースティー)だ。

アメリカ輸出管理規則(EAR)が定めた製品や技術をアメリカ企業が輸出する場合、輸出先がエンティティーリストに指定された外国企業であるケースでは、BISに輸出許可を申請しなければならない。それに対して、BISは「原則不許可」の方針で審査することになっている。

コメント

当然中国がベラルーシ経由でロシアに弾薬等を供給した可能性が大ですね。中国の習近平政権はロシアが今回の戦争で敗北するのを一番恐れてますね。もしロシアが敗北すれば、台湾を武力侵攻する夢も潰えますし、中国が一国で西側と対峙しなければならなくなるのを一番恐れています。その為に、ロシアが敗北しない程度の状態を望んでいるものと思慮します。

いや、北経由でしょう。
いずれベラルーシからも入るかもしれないが、衛星でも艦船からも監視されている。
欧州の目も在る。
北から列車で他の輸出物と混ぜて送られているでしょう・・・。


露からは石油・ガスをウからは穀物を、中国にしてみればどちらも大切な取引先だが、露への支援を優先させたので、一線を越えたと見るべきだ。 西側や米はウクライナに対し支援供与を続け、そして露に徹底的に圧力をかけウクライナ勝利とクリミアを奪回するまで、応援し続けるべきだと思う。


大規模に行っていればいずれ分かるだろう。
衛星から中国軍の大規模な弾薬庫などからのトラックの動き、そしてそれに連動した鉄道の動きを監視すれば大規模なものなら分かる。
一トンや二トンといった少量ならいくらでも隠して渡せるが、何百トン、何千トンとなるともはや隠せない。北朝鮮からの砲弾供与もそう。
鉄道の貨車だけみると「いえ。これは食料です」とか言い訳出来そうだが、「じゃあ何で同じタイミングで大量のトラックが弾薬庫から移動しているんですか?」ってことになるし。
逆に隠して渡せる程度の弾薬だったらロシア軍なら半日もせずで使ってしまうだろうから大した支援にはならない。


中国は必ず裏切る。
なんとなく西側に追従している顔をしているが、腹の底では、ロシアに恩を売り対ロシアで上の立場になることと、ロシアが勝つか、もし負けたとしても、西側諸国が疲弊している隙に、この後の台湾進攻等しやすくする目的がある。
1つ1つの事柄で中国共産党を称賛するコメントもあるが、全体像を把握して監視しなければならない。
そして少しでもおかしな所があったら、経済制裁等、対抗措置を打ったほうがいい。

裏切るも何も、中国って東側のど真ん中の国でしょ。


つまりウクライナ東部の戦闘が激化し、ロシア軍の弾薬不足が指摘される中、中国製弾薬の使用がついに確認されたものの、中国が供与したかどうか入手経路は不明のままで、中国製を使用する第三国経由の可能性も考慮しながら、米国は現在分析を進めている段階の様だ。
いずれにせよこれが事実であるならば、米国とすれば先般の米中首脳会談でのレッドラインを中国が越えた事にもなり、益々対抗措置が先鋭化されるだろう。
勿論、中国は否定するだろうが、米国はお構いなしに半導体関連の対中経済封鎖を更に厳格化させ、日本を始め西側全体にも当然影響を及ぼして来るに違いない。
一方どっちつかずのままの隣国も、輸出依存度が高い米中どちらかの選択に迫られ、国益の多くを依存する半導体輸出は益々厳しさを増すだけでなく、事と次第では制裁さえ受けかねない事態に追い込まれ、こちらとの輸出管理問題に拘っている場合ではなくなるだろう。


>ウクライナの戦場で中国製弾薬の使用を米政府が確認
>第三国経由の可能性もあり、米政府は分析を進める
流石に中国も直接的に武器・弾薬をロシアに供給することは無いだろうが、今回の米国発表により、第三国を経由した輸出も困難になるだろう。中国に圧力をかける意味でも米国の発表は意味がある。
習近平氏のロシア訪問前のタイミングで、「中国製武器・弾薬のロシアへ供給供」について発表したのも狙っていたと思う。
習氏のロシア訪問~プーチン氏との会談でどの様に動くのか、注目である。


これまでも中国は半導体や衛星画像など対露支援。過去の習氏との協議でもアメリカは、ロシアに軍事支援を実行に移せば深刻な結果が待っていると警告。
アメリカは中国が殺傷力のある支援提供を検討していると情報を得ているとの報道もありました。
中国製の弾薬を使用と供与が事実と判明されれば、国際秩序を乱す違法な侵略をしたロシアに軍事支援を行うことは、中国が侵略に積極的に加担しているということ。欧米が容認できるわけありません。
ベラルーシと同じように、経済制裁を科す必要があるでしょう。


やはり独裁国家には独裁者達の言葉しか通じません。
中国、ロシア ベラルーシ、シリア、北朝鮮、イランなどイスラム主導者国家もその一例。
中国はバレるのは分かっていながら、小出しにロシア支援を演出しているのでしょう。
ウクライナに対するアメリカの本気度を探った上で次の手を考えれば良いので、全方位で有利に外交を進める為の、悪人ロシアというカードを持っているようなものです。
これからが本当にバイデン大統領や西側諸国の本気度が試されます。


ま、やってるだろうね。
ロシア国境の中国側の町の特集を少し前に見たけど、普通に互いの求めるものが手に入るって話だったし。
なんの生活にも困ってなさそうというか。
何にしても事実は明白でも認めないだろうし、欧米対中ロって事で何でも否定し合うのだから、淡々と対応していくしかないだろう。
効力が無いと言ってもロシアトップに逮捕状が出されたのだし、口ではやってないと言ってても通用しなくなって来るでしょ。


中国としては、いかなる証拠を見せられても認めないだろう。
弾薬の供給の見返りとして、ロシアから天然資源を購入するだろうし、台湾有事を考慮すれば、弾薬を消費した場合、きちんと目標通り生産できるかの訓練になる。デメリットはアメリカとの関係悪化だが、アメリカ自体、世界経済に影響するほどの金融危機を抱えているため、ウクライナ情勢を大きく変えるほどの支援はできない。
中国としては、傾きかけた経済を立て直すいい機会になっている。


弾薬をどのようにしてロシアに供給したかを確定させる必要があります。少量なら、中国にとってメリットは少ないだけで、西側から受ける制裁のデメリットがあります。
ところで、アメリカも中国も本当はロシアに勝ってほしくも負けてほしくもないんですよ。ロシアが勝ったら武力行使による領土の変更を認めることになるし、負けたら下手すればロシアが崩壊して核兵器を始め兵器の分散が起きるだけでなく、各国が割拠して地域紛争が起きる可能性が高くなると米中ともその紛争に介入せざるを得なくなるからです。


中国は中立と言うが言葉だけ。
経済関連でロシアを助けている。
中立ならウクライナ、ロシア双方に軍事、経済、あらゆる事に対して関与は出来ない。できるとしたら戦争終結を外交的かつウクライナに配慮した締結を提案するのが責務。
ウクライナは侵略されているのだから
本来ならどちらを応援するのは分かりきったこと。中国のウクライナも友と言うのは上辺だけ。


⇒『ロシア軍や民間軍事会社ワグネルの弾薬不足が指摘されており、
中国製で補填したとみられる。』
中国製の弾薬が使用された時期は1月ですかね?
他国の情報機関は、ロシアの武器、弾薬不足が指摘されていた1月末、
同時期にプーチン大統領はロシア軍にドンバス地方ルガンスク、ドネツク、両州の3月までの完全制圧を指示し、ロシア軍は第1波とされる大攻勢をかけたが、
戦果は得られずに、逆にロシア軍に大きな損害が出た
中国がロシアに武器、弾薬を供与しても戦果に結びつかずに戦争を長引かせる、現況――。


米国がウクライナにて使用されたロシアの弾薬を解析したところ、中国にて生産された弾薬であると公表した。 記事にあるように、米国は中国がロシアに武器支援した場合、大問題になると告げていたが、これが現実になってしまった。
大層な問題にも関わらず、米国の公開情報は非常に限られている。 弾薬という表現は非常に広義にも受け取ることができるが、何に使われていたかなど、詳細は今のところ公開していない。
中国も直接貿易でなく、どっかを絡ませるなど、貿易ルートを弄って、反論可能な状態にしているだろう。
第三次世界大戦を引き起こすような問題であるのだから、米国も詳細を公にすべきだろう。


https://news.yahoo.co.jp/articles/2fc5b7015a316549c1111c0aac8ac58aaa656c09/comments

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