中国気球に通信傍受機器 米、40カ国超の上空飛行 コメント「深刻な脅威」「憶測ではなく実物という証拠がある以上言い逃れはできない」「早急に撃墜法制化を」


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中国気球に通信傍受機器 米、40カ国超の上空飛行
2/10(金) 0:48配信 KYODO Yahoo!ニュース

 【ワシントン、北京共同】米国務省高官は9日、米上空を飛行した中国の偵察気球について、写真を分析した結果、複数のアンテナなど通信傍受機器が搭載されていたと明らかにした。中国がこれまでに、五大陸の40カ国超の上空に偵察気球を飛ばしていたとも指摘。米上空飛行に関与した中国軍とつながりのある団体に対し、措置を取ることを検討していると表明した。

全文は以下(KYODO)
https://nordot.app/996442948359733248

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2023/02/10
気球回収「時間かかる」 FBI、主要部分は海中に - KYODO
https://nordot.app/996538204648882176
 【ワシントン共同】米連邦捜査局(FBI)の当局者は9日、米軍が領海上で撃墜した中国の偵察気球の回収作業は「かなり時間がかかる」との認識を示した。米メディアが伝えた。海上に浮いていた気球の風船部分やワイヤ、ごく少数の電子部品を回収したものの、搭載していた機材の主要部分はまだ海中に沈んだままだという。

2023/02/10
Chinese balloon capable of gathering intelligence - US official - BBC
https://www.bbc.com/news/world-us-canada-64587228
専門家(マット・クローニグ、スカウクロフト国際安全保障センター・シニア・ディレクター)によれば、中国が気球ミッションでどのようなデータを収集しようとしていたのかを正確に把握することはまだ不可能だが、軍事基地上空を飛行し、無線、携帯電話、その他の通信を傍受した可能性があるとしている。

ファルコ博士(グレゴリー・ファルコ准教授、ジョンズ・ホプキンス大学、土木システム工学科)によると、気球の大きなソーラーパネルは、気球が米国の空域を長時間ホバリングできたという事実と同様に、気になる点として「彼らは、多くのデータ中継を行うことができる強力なシステムを持っています。彼らが何を収集していたのか正確にはわかりませんが、多くのデータを衛星に戻すためのすべてのメカニズムがそこにあります」と述べた。

クローニグ氏によれば、米国は中国がデータを収集するのを防ぐために、機器を妨害するなどの対策を講じた可能性があるという。
FBIは、収集されたがれきの処理を同研究所が支援していると述べている。これには、これまでに海面から収集された気球のキャノピー、ワイヤー、電子部品の一部が含まれていた。

2023/02/09
China wants to dominate the ‘near space’ battlefield. Balloons are a key asset - CNN
https://edition.cnn.com/2023/02/09/china/china-balloon-near-space-development-intl-hnk/index.html
中国最大のオンライン学術データベースである CNKI での検索によると、中国の研究者は軍と民間の両方で、「近宇宙」に関する 1,000 以上の論文とレポートを公開しており、その多くは「近宇宙飛行体」の開発に焦点を当てています。中国はまた、政府のトップシンクタンクである中国科学院の下に、高高度気球と成層圏飛行船、または飛行船を設計および開発するための研究センターを設立しました。

特に関心のある分野の 1つは、監視です。中国はすでに洗練された長距離監視のための広大な衛星ネットワークを配備していますが、中国の軍事専門家は軽量航空機の利点を強調しています。

コメント

やはりな。
偵察衛星の品質が向上し、宇宙から地上の基地を監視することが容易になった現在、気球を飛ばす意味は、通信傍受に限られる。「やっぱりか」と言ったところだ。
通信傍受は当然、どの国でもスパイ活動にあたり、国家の安全を非常に脅かすものであり、それを放置しておけば、いざと言うときに、暗号のものも含めて、全部解析されている、なんてことが発生する。戦う前に負けも同然の状況になる。
今後、日本領空における気球等の飛行物の無許可飛行は、自衛隊による撃墜を真剣にかつ早急に検討し、法制化をしなければならない。非常に危険である。


中国外交部の初期の対応から気球のことを外交部つまり中国政府は把握していなかった。
米軍が撃墜後に『明らかに過剰な対応であり、国際的な慣例に著しく違反している』と言い放っておきながら4年前に共軍も同じく外国気球を撃墜していたなんてニュースが報道される。
今までの習政権ではこんなちぐはぐな対応はなかった。最近はデモも抑えきれていないし、習政権の統制能力が落ちているんではないだろうか。
本土外の華人向けのニュースでは本件に際し、上記のような点にフォーカスした報道が多いです。中国に忖度している日本メディアでは書けないかな?


本当に中国は信用ならない国だ。
しかし、それ以上に中国に断固とした態度を取れない日本が悲しい。
今や中国は超大国、日本は落ち目の国。
これが現実。
日本の政治家は年寄りばかりだから日本があと10年、20年もてば良いくらいにしか思ってないんだろう。
日本から優秀な科学者を奪われても何もしないのだから。
選挙で当選するのは年寄りの政治家ばかり。
年寄りが年寄りを優遇して年寄りが当選する。
若い世代には苦労をかけてしまう。
それだけが辛い。


3年前、日本は何をやっていたのでしょう。東北に出現した気球にやり放題やられていたのではないでしょうか。
こんなことで敵地攻撃能力の運用なんかできるのでしょうか?
増税までして「張り子の寅」作るのだったら残念過ぎます。
しっかりと国民を守るための法制度を作り、あらゆる事態を想定した訓練をやって頂きたい。


挑発するなと日本を批判していた活動家は、中国がこんな事をしていても何とも思わないのかな、日本にも同じ様な気球が飛行していたのだから、テレビ報道でも大きく扱って報道するべきだと思いますよ。
「中国警察」の報道も何故か日本のメディアは大きく扱わないし、中国に対して厳しい事が言えないメディアには違和感しかない。
日本政府批判は捏造までして好き放題出来るくせにね。
ルフィルフィとばか騒ぎするだけじゃなくて、防衛費増額の口実になるから報道したくないとしか思えないですね。


中国の通信傍受用気球が日本に多く飛来していると思われる、それを媚中自公政権とマスゴミはひた隠している、これは我が国にとって深刻な脅威であり断じて許すことは出来ない。
中国に阿り日本を守る気概がない自公政権を政権の座から引き摺り落とすべき。
その為には自民党保守派の決起が不可欠、自民党保守派は自民党を離党し新党を立ち上げるべきである。


日本領空で気球が発見された時に安倍と菅は黙認した。普通なら自衛隊が出動して確認するはずだが不自然にもスルーした。中国からの指示だろうか。中国傘下の自民党政権ではダメだろうに自民党に投票する有権者が何故いるのだろう。統一教会信者と中国から帰化した人達なのか。


領空侵犯したのに相手から指摘されるまで連絡しないのはマナー違反だ。日本の領空も侵犯したのに何も連絡してこなかった。気象観測なら、何処に飛んで行ったのか把握して管理していなければおかしいと思う。


本当に民間が飛ばした気球なら、なぜ中国政府が残骸の返還を求めるの?気球を飛ばした民間人か民間企業が返還を求めるならまだ話はわかるけど。


ゼロコロナ政策に続いて習近平の大ピンチだな。
気球搭載がアメリカに回収され内容が次々に暴露されるだろう。
憶測ではなく実物という証拠がある以上言い逃れはできない。強気を貫くか、非を認めて軍に責任を転嫁して収めるか、前者のような気がするが。
いずれにしても、またもや習近平の面子が潰れる。


中国の強弁は今や滑稽だ。そういうしゃべり方をするしか能がないのかね。私は今回のことから中国の悪質性もさることながら、異常性を強く感じる。暴走しているという感じ。
チャイナは謝る事を知らないね。
国家統制している国が、簡単に民間で気球を飛ばせる訳はない事位は、世界中の国は知っている。


https://news.yahoo.co.jp/articles/db0ddb664594f3083be6a37fd0d648a9ccfcc84a/comments

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