勘違いと願望から「創造された」中国・南シナ海領有権の根拠 ネット「まさに勘違いだらけの地図」「史実に反することを世界は受け入れない」

Photo 南シナ海 - pixaday 

勘違いと願望から「創造された」中国・南シナ海領有権の根拠
11/22(月) 11:01配信 JBpress Yahoo!ニュース

　2021年10月26日、中国の海上保安機関である海警局は、計344条に及ぶ独自の規定案を決定し、外国の組織や個人が領海侵犯した際、拘束・送検する具体的な手続きを発表した。もし拘束時に抵抗・凶行に及んだ場合は、武器の使用を認めるとも明示した。中国は今春2月に「海警法」を施行したが、今回の規定案でそれを補完し、海洋権益をますます強化していこうとするものだ。

　果たして、中国が南シナ海の領有権を強く主張する根拠はなんなのか。拙著『中国「国恥地図」の謎を解く』（新潮新書）では、その背景に中国の歴史認識と「失地意識」があり、100年前の「国恥地図」と深く関わっている事実を明らかにした。

■　中国の「国恥地図」とは何か

　「国恥地図」とは、かつて中国が列強に奪われた領土を「国の恥」だと考え、清朝時代の版図をもとに支配地域を示した地図のこと。その範囲は、近隣18カ国を呑み込み、日本をはじめ、3カ国を切り取り、南シナ海全域をほぼ囲いこんでいる。無論、現在の国際基準に従った地図ではなく、極めて政治性が強い荒唐無稽なものだ。

　製作したのは戦前の蒋介石・国民政府の時代で、国家存亡の危機に遭って、国民に国恥教育を実施するために使われ、小中学校の教科書にも盛り込まれた。それだけなら戦時中の話として笑って済ませられるものだ。ところが、今日の中国政府も、100年前の国恥地図を小中学校の歴史教材として使い、愛国主義教育を行っていると聞けば、由々しき問題である。

　「三つ子の魂百までも」というが、幼い頃から「国恥」という政治的メッセージを刷り込まれて育った中国人の中には、現在の南シナ海が「本当は中国のモノ」だと考える人がいても、不思議はないだろう。なんとも怖い話なのである。

　怖い話は、まだある。そもそも南沙諸島の領有権主張は、元を正せば、中国の勝手な勘違いから始まったドタバタ喜劇により、「願望」と「期待」が膨れ上がり、さらに「断定」から「事実」へと大きく変化していった歴史的な経緯がある。

全文は以下
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb2444df3c04d0bd1818800c4d8be69ff854a2a4/comments

JBpress
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/67800

コメント

まさに勘違いだらけの地図で笑えます。海参崴、越南、泰、、、全部中国だとか。
当時、ベトナムを植民地にしていたフランスは～1933年に領有すると宣言した。
なので、ベトナム独立時に当の島嶼はベトナム領になるはずです。
勘違いでベトナムがそもそも中国のものだ！との主張も無茶ですが、
フランスがベトナムを手放すさいに、中国に返還した事実もありません。
タイだって中国領になったことなんかないんです。
＝แผนดินไทยไม่เคยเป็นของจีน!


五毛党さんらは大いに不満でしょうが　この記事は正確に書かれていますね
1930年代の中華民国は領土的野心を中国に遠慮なく向けてきた日本帝国との対決に忙殺されていて南シナ海を実効支配していたという事実はなく　2016年にハーグの常設仲裁裁が出した中国の領有権主張の全面否定は正しい判断です
当時の「11段線」はアジアにまで根を下ろしていた欧米列強に対する中国側の願望でしかなく　

それを受け継いだ現在の中国の「九段線」主張は記事の述べている通り荒唐無稽で法外な主張です
中国の国力がどれだけ大きくなろうと史実に反することを世界は受け入れません　

こんな話を「核心的利益」と語ったりするのは無理がありすぎで　

国格を下げ敵を増やすだけです


「中国は信頼される、尊敬される国になる」
自国を客観的に見る事ができない発言や行動の数々…
国際裁判の結果を無視する暴挙は自ら国際社会の一員ではないと吐露しているようなもの。
なんのための裁判だったのか。
このままでは彼らの希望は未来永劫叶う事はないでしょう。


周りあるものすべて俺の物か。ジャインアニズムの究極だな。
武力・経済を持っているだけに始末が悪い。しかも武力制圧も辞さないを宣言している。本気だ。
日本は中国に対して融和的態度、日和見ともいうが、いい加減な態度をとり続けるていると周辺諸国から見放されるぞ。


ますます中国の傍若無人ぶりが強く出て来てるね。経済大国になった中国は大半の利益軍事に投入してるしマジにアメリカと同盟国は団結し中国潰しに掛からないと不味いよ。
オランダ・ハーグの仲裁裁判所が出した、中国が主権を主張する独自の境界線「九段線」に国際法上の根拠がないという判決も、中国は自分の都合に悪いから「紙くず」とした。
この先中国は（中国共産党は）、世界を相手にこう言い続けなければならない。
これもかなり「しんどい」と言えば「しんどい」話である。


過去はこうだったで良いと思うが。
このまま突き進んでいたら、国際社会から孤立するでしょう。少しずつ中国離れが始まっていますがね。


中国は、未だに中世の時代を生きているようだ。先日、フランスのルイ1４世のエピソードが紹介される場面を見たが、その中のルイ１４世の言葉に「領土の拡大が最も誇らしく嬉しい」と言う場面があった。習近平さんは、中国の王として領土拡張を趣味にしているらしいな。中国は、今現在でも両手に余る領土を持て余しながら、未だ領土拡大に励んでいる。重々注視を怠らないことだ。


国際的に認められてない、海域、空域を通過する場合でも、一方的に拘束されることがある！
九段戦も国際的には何も効力がない！


地図で見ても南沙諸島を中国領だと言うのは、伊豆諸島や南西諸島を中国領だと言い張ってるのと同じで無理が有りすぎるだろう。覇権とかの問題じゃなく常識が有るかの問題だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb2444df3c04d0bd1818800c4d8be69ff854a2a4/comments