外交文書 日本政府、天安門当日に共同制裁「反対」 宇野首相「中国孤立は不適当」 ネット「二度と同じ過ちを犯してはならない」

Photo 1989年の天安門広場 Jeff Widener 

外交文書 日本政府、天安門当日に共同制裁「反対」 宇野首相「中国孤立は不適当」
12/23(水) 10:18配信 産経新聞 Yahoo!ニュース

 外務省は23日、1987年から90年までの外交文書26冊(約1万600ページ)を一般公開した。中国当局が民主化を求める学生らを武力鎮圧した89年6月4日の天安門事件に関する文書によると、日本政府は事件当日に「長期的、大局的観点から得策でない」として、欧米諸国と共同の中国への制裁に反対する方針を明記した文書を作成していた。

 中国が孤立化して排外主義を強めることやソ連への接近を懸念したためだが、日本の対応は中国の国際包囲網突破に力を貸し、結果として今も香港などでの人権弾圧や拡張主義はやまないままとなっている。

 事件当日の89年6月4日の文書「中国情勢に対する我が国の立場(主として西側向け)」によると、事件について「人道的見地から容認できない」としつつ、「我々とは政治社会体制及び価値観を異にする中国の国内問題。対中非難にも限界」と指摘。西側諸国が「制裁措置等を共同して採ることには日本は反対」との方針を明記した。


全文は以下
https://news.yahoo.co.jp/articles/31e864d08f4428a58cef376540499379d61f6354

産経新聞
https://www.sankei.com/politics/news/201223/plt2012230007-n1.html


コメント

この時の「大局的視点」が、現在の中国への対応を引きずっている。
経済面では大きな利益を生み出し続けたが、政治面・外交安保面で差別化せず、今もズブズブで、かつ腹を割って物を言える立場にすらない気がします。
負の歴史ですね。


これは日本史、いや世界史に残る汚点だろう。
天安門事件の時に共同制裁をしていれば、今の香港やウイグルでの人権弾圧は無かったかもしれず、日本は共犯者と言われても仕方がない。
日本は二度と同じ過ちを犯してはならず、欧米と共に中国を厳しく糾弾すべきだと思う。


戦後最大の外交失策でしょう。
ただし、これは日本だけが問題でなく、米国の意向が働いたからでしょう。ソ連に対する中国という切り札を失いたくなかった米国の判断ミスでしょう。短期的にはそうだったかもしれないが、現状を見れば、長期的には大失敗だったと言えます。


その後、日本政府は天皇陛下の訪中という更なる外交ミスを犯し、先進国の対中制裁をなし崩しにしてしまった。そして中国は飛躍的な経済発展を遂げ、今の日本がどれだけ苦境に立たされているかはご存知のとおり。
この当時の中国への融和姿勢は世界史に残る外交的失敗事例であり、恐らくかつての英国首相チェンバレンのナチスへの融和政策に匹敵すると思う。
どうか次は同じミスを繰り返さないでほしい。


現在の中国には脅威でしかない。
他国と協力して、包囲網を形成すべきだと思う。


日本は大きな間違いをしでかしていたと言うことですね。過去を含めて日本の指導者たちは大事な時に大きな間違いを行ってきたと言うことです。


大きな間違いというがそれは我々国民がした選択でもある。
当然ながら政府にいる大臣は議員だ。
その議員を選択してるのは国民だ。


当時の日本政府による実に恥ずかしい行為だ。
図に乗った中国共産党は益々、世界中に毒を撒く組織に変わっていった。「毒を巻き侵略するためには軍を強くするしかない」、この悪の政策が今に繋がっているかもしれない。
過去のこの恥ずべき行為を今の日本政府は反省し、中共に行動による強硬姿勢を示してほしい。


この時の日本政府の世界で一番の肩入れが、
中国の今日の姿に繋がる。
未だにその思考から抜け出せない二階などの親中議員。
経済を取ったばかりに、余りに多くのことを失った。
人権問題とか関心ない当時の与野党。
天安門を契機に体制が変われば、
もしかしたら、コロナ禍もなかった可能性もある


アメリカは過去を省みて強行路線に変更しつつあるけど日本の政治家は与野党問わず変わらないなぁ。よほど利権が大きいのね。気をつけないと世界に取り残されるよ。


このころの自民党は田中角栄のころからの脈々とした中国貢外交の真っただ中、今更こんなこと聞かされても別に何とも思わないね。隣国として中国をのさばらせたツケは日本が、日本人が払わされることになるんだと思う。日本は豊かになった中国からどれだけのモノを奪われることになるか。
戦後、アメリカが作った「日本国憲法」を大事に大事に、戦力を放棄した結果だよ。
戦争ってのは誰だってしたくない、でも国を、領土を奪われそうになった時どうやって戦うんだと言いたい。
早く憲法改正して中国と対峙する力を得てほしい。早くしないとダメ。他国の民主主義も自国の民主主義だって守れなくなる。








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