リニア妨害の川勝知事「水問題が解決してしまいそうなので”今度は生態系”」 コメント「屁理屈」「この知事の行動は沖縄の基地建設反対と同じ動きなんじゃないかと」「JRも強気に出たらいいと思う」


Photo 山梨実験線で試験走行を行う改良型L0系950番台 (2020年8月29日 笛吹市にて) - Saruno Hirobano / wikipedia

もはやまともな会話ができない…リニア妨害の川勝知事「水問題が解決してしまいそうなので”今度は生態系”」静岡が泣いてる
5/3(水) 9:10配信 MINKABU Yahoo!ニュース

静岡県・川勝知事の「二枚舌」…脱公共事業を掲げながらハコモノ量産

 静岡県の川勝平太知事を支持しない有権者が過半数を突破した。4月11日公開された静岡市の有権者を対象にした朝日新聞と静岡朝日テレビの出口調査で判明した。なお、同調査内では、リニア中央新幹線の着工については59%の人が賛成、32%の反対を大きく上まっている。


 「川勝知事を支持しない」と答えた人は、51%だった。


 川勝知事は、2009年7月に静岡県知事に初当選した際「コンクリートから人へ」という脱公共事業の公約を掲げたものの、展望施設「日本平夢テラス」(静岡市)、富士山世界遺産センター(富士宮市)や静岡空港ターミナルビル(県有化して増改築、牧之原市)、ふじのくに茶の都ミュージアム(島田市)など、積極的にハコモノを量産してきた。このほど、必要とは到底思えない「浜松市西区の野球場」建設も進めている。展望施設「日本平夢テラス」の開館式典では「この施設を造ることが大きな夢だった」と涙ながらに、川勝氏自身の「コンクリート」政策を喜んだ。


 その場、その場で、いい加減なことをくり返し、静岡県政は迷走の一途をたどっている。全国を見渡しても、県知事の不支持率が過半数を超える事態は珍しく、静岡県政は異常事態に陥っている。


(中略)


注目を集める静岡新聞の新人事

 静岡新聞による言説で、かろうじて正しい部分があるとすれば「『静岡県がリニア工事を妨害し、孤立している』との印象操作がはびこる>の部分かもしれない。静岡新聞が、静岡新聞以外の全メディアを「誤報」と叫び、必死になって川勝知事の屁理屈を支えているのである。たしかに、静岡県だけが孤立をしているわけではない。川勝知事と静岡新聞が孤立しているのである。


 静岡新聞は、過去の事例から考えると、例年8月1日付(紙面での発表は7月中旬)で大きな人事が行われているようだ。この中島忠男論説委員長が出世をするのかどうかで、静岡新聞の報道姿勢が大きく変わることも予想されるので、筆者としては注目していきたいところだ。中島忠男論説委員長は、2022年10月9日の静岡新聞で「リーダーのあり方」について論じていて、「リーダーの行動様式が業績に密接との仮説が有力」としている。


川勝知事と一緒になって、JR東海を叩き続けてる行動様式

 今、静岡新聞は、デジタルが伸び悩み、夕刊を廃止するなど、業績面での苦戦が囁(ささや)かれている。『週刊金曜日』2023年1月27日号によれば、「(静岡新聞の)新しいデジタルサービスはあくまで『紙の購読者』への付加サービスだという。デジタルに徹したサービスでない点は中途半端に見える」と酷評されている。中島忠男論説委員の「リーダーの行動様式が業績に密接との仮説が有力」という持論も、なるほど、県内の駅に停車する新幹線の本数が(JR東海の「温情」によって)リニア開通後に増えるというのに、川勝知事と一緒になって、JR東海を叩き続ける行動様式をとっていては、たしかに業績は悪化するだろうと妙に納得してしまった。静岡県の経済や県民の利便性のことなど、どうでもいいのだろうか。


 もし、この中島忠男論説委員の「リーダーの行動様式が業績に密接との仮説が有力」というものが、自分自身をより出世させれば、業績が上がるのだということを経営陣に伝えるためのものだとすれば、非常にしたたかな人なのだということであろう。


 話を戻そう。現在の状況である。


リニア開業はどんなに早くても2030年

 どんなにおかしな主張であっても、民主主義の手続きによって選ばれた川勝知事の「水を一滴も譲れない」という妄念に、JR東海は必死で解を探している。その一つの解が「田代ダム」の活用である。


 「大井川の水の量は減らない」という解析結果が出ているものの、静岡県内のトンネル湧水が山梨県側に流れてしまう一定期間において、東京電力RP(リニューアブルパワー)が大井川の上流部にある「田代ダム」(水力発電のために、ダムから取水した水を山梨県内の富士川水系に放水している)で同量の取水抑制をすることで、実質的に大井川に水を戻すというものだ。場合によっては、大井川の水量は増えてしまうのではないかという指摘もあるが……。


 流域市町も含めて、この田代ダムの取水抑制案については賛成の声が相次いでいるが、川勝知事は「全量戻しにはならない」「(田代ダムの活用案は)JR東海の地域貢献だ」などとの発言をしており、見通しは不透明だ。


 このように、大井川の水の問題は実態としてはほとんど解決しているのだが、川勝知事がリニア着工の許可を出すことは、まだまだ無さそうだ。2020年6月に当時のJR東海社長と川勝知事が面会した際、JR東海社長は「(2027年のリニア開業に向けて)6月中にもトンネル掘削に先立つヤード整備に着手する必要がある」と言及した。あれから3年が経つ。2027年開業に必要なヤード整備ができてないということは、リニア開業はどんなに早くても2030年ということになろう。川勝知事がごねればごねるほど、リニア開業は遅れる。リニア開業に伴って、静岡県内の新幹線駅に停車する「ひかり」と「こだま」の数を増やすという、静岡県民にとってかなりメリットのある話も、先送りになった。名古屋開業後、大阪までリニア中央新幹線が開通する日も、さらに後ろ倒しになっていく。


川勝知事は、新しい難クセを考え出した

 最近になって、川勝知事は、新しい難クセをはじめつつある。先ほどの記者に解説をしてもらおう。


「JR東海が『水問題』を解決しつつあるので、このままでは川勝知事はリニア工事の許可をしなくてはならなくなってしまいます。何の政治的成果もあげられないまま、引き下がるわけにもいかないと考えたのでしょう。今度は…


小倉健一

全文は以下(MINKABU)
https://mag.minkabu.jp/politics-economy/17085/

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コメント

静岡側とはまともな交渉が成り立たないけど、かと言って静岡諦めてルート変更にもさらなる工期と費用がかかるから現実的ではないし、JR東海側が現状の計画の静岡ルートしかないとわかっていて嫌がらせだよね。
そもそも、「大井川の水が!」とか「生態系が!」とかほんとにそれを懸念して静岡側が批判してるの?知事個人の感情に基づいて屁理屈こねてるようにしか思えない。


民営のJR東海は静岡県内の東海道線の不採算区間を3セクに、東海道新幹線はこだまは三島~名古屋で編成を短縮、ひかりをインバウンドと在来枝線目線で東京~熱海の各駅、新富士、豊橋、名古屋~新大阪の各駅で停車駅を統一する
豊橋でこだまと連絡し、新富士では一度降りて後続で連絡する
三島から東京方面は、熱海まで近いのでここまで在来線で乗り換え。
これで東京駅の忙しさは、こだまが来なくなり緩和され、
車両全体の走行距離も減らせ、収益は良くなり、これをリニアの費用に還元並行してリニア着工済みの所を極力生かし、少しカーブが増えても静岡を避けて作ってしまう。新幹線不通時の代替は十分に生かせる。
速達の時間の数字よりもリニアを早く運用することを優先しても良いのでは?
言われてる対策の工事費用、物価高騰も含めた完成遅延の損失費用を考えればこれが最速策では?さっさと方針転換を決め前進してほしい


もうね、JRも強気に出たらいいと思う。
静岡県に対して
・「科学的根拠や田代ダムの現状を示した上でリニアを許可するよう求め」代償として「リニアが全線開通した暁にはのぞみを静岡か浜松には停める」
か、
・「リニアは静岡県内を一切経由しない」かわりに「東海道新幹線と静岡県内の在来線は今後完全に利益を重視し県民の利便性は二の次にする」
か突きつけたらいいと思う。
いつまでも川勝知事の機嫌に付き合ってられない。
日本のためにはそれもありかもしれない。


この記事のとおりだとするなら(その判断は自分にはできないけど)、たとえば全国放送のニュース等でこの問題を取り上げていくことによって、静岡県民に認識を変えてもらい、県政を動かすというのが常道だと思います。メディアが他社メディアを中立的・客観的に批判できるかどうかという重大な問題をも孕んでいる。
たしかに、川勝知事は教育分野でも、全国学力学習状況調査の結果について、成績下位の学校長名公表を主張したり、かなり極端な発言をしていた方。なるほど符合するところがあると感じました。


大昔、丹那トンネルのおかげで水が枯れたのは知ってるけど、大井川の水が枯れることなんてあるのだろうか。
それに生態系の心配があるなら、あらゆる開発はできないね。 
既に開通している新東名高速道路だってトンネルで山を貫いているので生態系に多大な影響あるよね。
それはいいんだ。
 ↑
 丹那トンネルで井戸が枯れたってのは井戸の水源だった水が他のところ
 に流れるようになっちゃったってだけで、水が消えてなくなったわけで
 はもちろん無いからね。
 今回も基本的には同じことで、要は出た水を適切にコントロールできる
 かどうかが課題で、工事後についてはすでに解決策が提示されてるけ
 ど、工事中のことについて100%コントロールできるとJRが証明して
 いない、ってところに川勝知事は噛みついてたわけ。
 一言で言えば「いちゃもん」。


あれだけこだわりにこだわってた水問題が解決しそうで肝心の流域自治体すらその席につこうとしてるのに、それを差し置いてまだ何か言ってる静岡県は本気で理解できません。
世界初の超電導リニア開業を妨害したい以外に何か理由があるんでしょうか
記事にもある通り流域自治体は席につこうとしてるので静岡県そのものというより静岡県庁の、主に知事の問題ですね。
少し前にも脈絡なく神奈川県や山梨県を貶すような発言してましたがあの人


県民の民意にそぐわない首長なら、確か、リコールをして解職できたかと思う。
逆に、リコールの話もでなければ、川勝知事は自分の姿勢が県民に支持されていると考えるかもしれないし、そう思っていい、ということになるかも。
県民がきちんと民主主義的に態度を示すことが大事じゃないかな、と感じた。


根拠はないが個人的推測として、この知事の行動は沖縄の基地建設反対と同じ動きなんじゃないかと思う。
要は中止を前提にいかに時間稼ぎをするかであって、なぜこういう行動になるかと言えば最終的なバックには中国がいるんだろう。
まだ技術的に差はあると思うが、新幹線で派遣を取れたとは言えない中国が今度はリニアでの世界覇権を狙っているのは間違いのない事実だからね。


今から25年程前、当時の石川よしひろ知事(静岡県)が主催する100億以上の企業の支店長の会というのがありました。私も何回か出席しました。豪華な立食パーティーでどこからそのお金がでているのか不思議でした。その席で石川知事が力説していたのは、静岡空港の成功に向けて空港新駅の新設が不可欠という話でした。その石川知事が後継に見込んだのが、今の川勝知事です。川勝知事にしてみれば、当時の石川知事との新駅をつくるという約束をごり押ししているだけです。ともかくJR東海が空港新駅をつくるというまで、反対し続けるのは明白です。静岡県民の皆さんはいい加減目をさまされたらいかがでしょうか?
そういえば、当時の石川知事は、新幹線が静岡県を通るのだから、通行税をとると言ってヒンシュクをかったものでした。その時からJR東海に対して持っていた石川知事の怨念が、川勝知事に取り付いているんでしょうね。


川勝さんは、政治家になる前は学者でしたよね。同じケースでは、熊本県知事の蒲島さんがそうですが、蒲島さんは見事な手腕を発揮している一方で、川勝さんのご乱心は目に余りますね。
方法は一つしかありません。
有力な対抗馬を立てて次の選挙で落とすことです。JR東海をはじめとするリニア建設推進派は、本気でそのことを考えた方がいいと思います。
リニアは採算が取れるのかという話がありますが、料金を高くして、富裕層や外国人観光客の利用を優先すれば、採算は取れると思います。金持ちはリニア、一般庶民は新幹線、貧乏人はバスを利用するというのは、資本主義の理に適った行動原理だと思います。


リニアの経路が静岡がメインではなく、山梨になったことへの嫌がらせにしか思えない
水問題はこじ付けに思える
そもそも日本経済のことを考えるとリニアは山梨ルートではなく静岡ルートにすべきだったと思う
しかし、今それを言っても遅いと言える
JRももっと強気で交渉すべきだ
新幹線駅は静岡には6つもある
他県は、ほとんど1〜3駅レベルだ
JR東海は、熱海、三島、新富士、静岡、掛川、浜松の6つのうち4つは廃止と発表すればいい
はっきり言って無駄な駅が多いと思う
静岡と浜松の2つで新幹線駅は充分だと思う


次期知事選挙
残念ながらこの先もまともな対話を望むのは難しいでしょう。となると最長でも任期満了の2年後まで待って、その時に建設推進派が立候補して有権者の支持を得て当選するまで難しいですかね。
大手航空2社が黒字化して航空需要の回復が顕著になって、この先また東海道進化年の飽和が近づくでしょうから早期開通が望まれる気運が高まるでしょうね。
むしろ早期にリニア新幹線が開通するほうが現行東海道新幹線の停車駅数を増やせる気がしますが、いかがなものでしょう


https://news.yahoo.co.jp/articles/83ed92e60a12deebfe21e12366b9c1ab38633792/comments

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