「一帯一路」高速鉄道、タイ部分は大幅遅れ 対中深入りへの警戒も コメント「債務の罠に気づいたか」「一帯一路、当該国が潤うことは少ない」「日ごろのやり方を見れば深入りはあり得ない話」


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「一帯一路」高速鉄道、タイ部分は大幅遅れ 対中深入りへの警戒も
4/23(日) 8:02配信 JIJI.COM AFP BB NEWS Yahoo!ニュース

【AFP=時事】タイの首都バンコクからラオスを縦断し中国・雲南(Yunnan)省昆明(Kunming)市まで結ぶ高速鉄道計画のタイ国内部分の工事が、大幅に遅れている。中国の「一帯一路(Belt and Road)」構想の一部を成すものだが、歴史的建造物が壊されることへの批判や、完成すれば対中関係が強まりすぎるのではないかとの警戒感も広がっている。

(一部抜粋)

 バンコクから車で1時間半、普通列車で5時間かかるナコンラチャシマ(Nakhon Ratchasima)には、解体予定の古い駅の一つがある。

 ラマ5世(King Rama V)により1900年に開設された駅は老朽化し、古ぼけた木製ベンチの下に犬が寝そべっていた。壁には、高速鉄道での素晴らしい旅をうたうカラフルなポスターが貼られている。

 タイ国有鉄道(SRT)はこの駅を取り壊した後、ガラスと鋼鉄製の16倍の規模の駅舎に建て替える予定だ。

 歴史ある、王室ゆかりの建物を解体することには地元から反対の声も上がっている。

 タイ建築家協会(ASA)のイサーン地域担当者、ウィーラポン・ジョンジャルーンジャイ(Werapol Chongjareonjai)氏はAFPに対し、「高速鉄道計画に反対しているわけではなく、古いものと新しいものとの共存を願っている」と話した。

 ウィーラポン氏は、現在の駅舎を数メートル移動させ、観光スポットにすることを提案している。新しい駅と並び建つ形になる。駅舎の解体工事は今年初めに始まる予定だったが、ウィーラポン氏ら活動家は、何とか延期させることに成功した。

■「タイ政府が乗り気ではない表れ」
 タイ政府が2010年にプロジェクトを発表して以降、計画は何度も遅れている。

 軍政を敷くプラユット首相は中国との関係強化を推し進めており、米中両国の間でバランスを取る外交方針を撤回するのではないかとの懸念が広がっていた。

 プラユット氏は最終的に、プロジェクト費用についてはタイ側が全額負担し、技術に関しては中国側のアドバイスを受け入れることを決めた。

 タイと米中との関係についての著作があるベンジャミン・ザワッキ(Benjamin Zawacki)氏は、高速鉄道計画の相次ぐ遅れは、タイ政府が「一帯一路」構想への深入りを警戒していることを示していると指摘する。

「ここまで時間がかかっているのは、タイ政府が高速鉄道計画にそれほど乗り気ではないことの表れだ」

全文は以下(AFP BB NEWS)
https://www.afpbb.com/articles/-/3459761


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KOKUMINnoKOEjp 一帯一路関連

コメント

一帯一路で得をするのは中国だけ
今から気づいても手遅れの国は多いだろう、ロシアと同じで他国乗っ取りもありえる
中国がみんなで幸せになろうなんて考えはしない


中国の対外援助は巨額なため、そこに短絡的に乗っかりたい国は多いです。
しかし、建設に関する援助は地元に金が落ちず、中国本国から労働者が来て、地元民は日雇いとして使われる程度です。
完成後も、中国利権が生きるよう巨額債務がのしかかり、あたかも植民地のようになってしまいます。
スリランカの港は有名ですが、アフリカ諸国でも問題になりつつあります。
タイも、最初は短絡的に中国の援助申し出に飛びついたのでしょう。ここらあたりで、ちゃんと気づいて方向転換すべきと思います。
さもなくば、国内のあちこちに、中国の租界を作られてしまいますよ。


完成すれば、中国からの商品が大量にタイ国内に氾濫し、タイの経済はますます困窮する!となればより中国に依存しなくてはならなくなり、まさに中国の植民地と化す!これが中国が目指す一帯一路政策の正体ですね!


>プロジェクト費用についてはタイ側が全額負担し、技術に関しては中国側のアドバイスを受け入れることを決めた。
計画当初、中国側は資金や技術どころか資材も労務者まで一切を提供し、タイの高速鉄道を支配下に置こうとしたらしい。さすがにタイ政府は断ったようだ。技術的な面でも、タイの建設企業は長年日本や西側企業の技術を蓄積をしたので、中国側のアドバイスはほとんどいらない。(だいたい中国の高速鉄道技術自体が・・・)
また、タイの財閥には王室が深く関わっており、そこには建設や資材会社も含まれる。国家事業に王室御用達企業の出番がなく、中国が牛耳るのは一種の”不敬罪”に当たるとタイ政府は判断したのかもしれないな。


「一帯一路」は途上国の開発に貢献したように見えるが、実際には「一帯一路」プロジェクトを請け負う企業は中国企業であり資材も中国、人材も中国。つまり当該国が潤うことは少ない。そして必ず計画より高騰する費用。対費用効果は低く、大抵は赤字。これが「一帯一路」。中国が儲かり当該国が中国に従属する構造を作り出す。


タイも落ちぶれましたね。この調子で行くと第二のスリランカになるのも時間の問題かな。
強襲揚陸艦も中国に発注してるありさま。フリゲートは前から中国製だったが。軽空母としての機能まで持つ大事な船を中国製にするとはね。
完全に中国の属国になった。
かつての親日国なんて、もはや過去の幻想。日本はマレーシアやフィリピンなどと協力していくべきです。


タイはアジアでは稀有な植民地にはなったことのない国。一帯一路で中国の経済的な植民地にならない道を選んでほしいと思う。


中国高速鉄道は採算度外視の拡大経営で今や利払いが莫大で不動産セクターと並んでバブル崩壊の双璧。日ごろの中国のやり方を見ていれば深入りはあり得ない話です。


スリランカを間近で見ていて債務の罠に気づいたのかな。タイ賢い。
ただ大量な中国人観光客で経済が潤うタイとしてはあからさまな裏切りはできない。誤魔化しながら距離をとる作戦しかないか


まともな政府やリーダーなら、言わば反社組織のような中国に深入りはさせないでしょうが、世界には私腹を肥やしたいようなリーダーもいますからねえ。


スリランカは中国の借金漬けで、財政破綻した。タイもミャンマーやカンボジアの鉄路で借金を抱えて、習近平の言う一帯一路は資本主義の植民地化と同じだ。共産党の中国の習近平の野望は世界制覇である。ロシアの極東も中国人が入って、農産物を生産しているが、もう領土は中国に浸食されている。ロシアは兵器はあっても国力がない国。産業もないけど、資源国というだけ。戦争する力もない国だ。プーチンロシアは潰れて、国力がなくなれば、各民族の小国が誕生するだろう。


https://news.yahoo.co.jp/articles/782222e453e06bd3a57814cfdc33cdda0addc08e/comments

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