中国気球、軍の戦略支援部隊が関与か…「内モンゴルの基地から打ち上げ」情報も コメント「こんなもん民間で打ち上げるわけない」「小型化なら見過ごされてしまう危険性」「お決まりの『やってない、捏造だ、言いがかりだ』はもう通用せず」


Image 2023年の中国気球の軌跡を示す地図 By M.Bitton - Own work - wikipedia

中国気球、軍の戦略支援部隊が関与か…「内モンゴルの基地から打ち上げ」情報も
2/5(日) 22:20配信 読売新聞 Yahoo!ニュース

 【北京=大木聖馬】米軍に撃墜された中国の偵察用気球について、中国軍で宇宙やサイバー、電子戦などを担当する戦略支援部隊が背後で運用に関与しているとの見方が出ている。同部隊は、製造コストが低く、撃墜されても人的被害のない偵察用気球を、衛星による偵察を補完する装備品として活用しているとみられる。

 撃墜された気球は、同部隊が中国内モンゴル自治区で管理する衛星発射基地から打ち上げられたとの情報がある。同部隊は、戦略に関わる情報の収集を役割の一つとし、偵察衛星を運用して米軍の核兵器施設などの監視を行っているとされる。

 ただ、衛星による偵察は…

全文は以下(読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230205-OYT1T50103/

関連




独立系空軍アナリスト He Yuan Ming氏
「北京はおそらく、『関係を改善したい一方で、必要なあらゆる手段を使って持続的な競争を行う用意がある』というメッセージをワシントンに伝えようとしているのだろう」


中国の専門家 Benjamin Ho氏
「彼らは、アメリカのインフラや、彼らが入手したい情報をスパイする他の手段を持っています。気球は、アメリカ人に信号を送って、アメリカ人がどのように反応するかを見ることでした」


カーネギー国際問題倫理評議会 Arthur Holland Michel氏
「発見されたことがすべてのポイントである可能性があります。中国は気球を使用して、深刻なエスカレーションの危険を冒さずに米国の空域に侵入する高度な技術的能力を持っていることを実証している可能性があります。この点で、気球は非常に理想的な選択肢です」


2023/02/04 BBC NEWS(英語版)
https://www.bbc.com/news/world-asia-china-64508086





米国の気象専門会社ウェザードットコムは米国立気象庁(NWS)が使用する気象観測用気球と撃墜された気球を比較すると3つの点が異なると4日、伝えた。

まず気象観測用は上空に飛ばすと幅が6メートル程度まで膨張するが、中国の気球は約36メートル(スクールバス3台分の大きさ)だった。また気象観測用は約2時間・最大200キロほど飛行するが、中国の気球は8日以上・1万3000キロを飛行した。また、気象観測用は温度・気圧・湿度などを測定するために電波を利用する気象観測機器ラジオゾンデを搭載するが、中国の気球には高解像度カメラやソーラーパネルなどがあった。

2023/02/06 中央日報






コメント

そもそも中国が民間企業に他国侵入する恐れのある気球を許すはずも無く、またもや隠蔽癖のある中国政府のやり方ですね。
気象観測であれば、データ公開できるであろう。
また、他の国でも進路を変えれる装置が気球に必要なのか?
意図的に進路を変える理由があるはず。
日本の場合は、軍事施設より民間企業の施設が危ない。
中国も調査の上で動いている。
今回の中国の動きと発言で、台湾有事は確実に発生する根拠になりかねない。
アメリカの姿勢は。正しい
日本の時は気にもせず放置した代償は必ずくる。


これで例えば軍の関与が疑われる形跡が見つかれば、中国当局の発表する民間気象観測の手違いというのは一気に主張の信ぴょう性が崩れる。
米が中国軍の関与をでっち上げる利点はメリットってなんだろう。
正体不明な飛来物を自国領空内で撃墜するなんてごく普通なことであろう。それに中国があまりに過剰に反応しているのも納得感が薄い。中国側に人的被害が出ているならいざ知らず、同じこと自国で起こったら有無を言わさず撃ち落とすだろうに。


大きな気球だから発見できるが、これが小型化されて1メーターくらいの気球になったら見過ごされてしまう危険がある。
小型の高性能機材で撮影、通信等されないようにするには、やっぱりハイテク産業に多用されるコンピューターチップ等を中国で生産できないようにする必要があるな。
アメリカが日本やオランダに協力依頼するのは当然だな。中国もそれを知っているので日本にゴマを擦って来るが、金儲けにしか目が無い親中議員が多いから不安だ。


こんなもん民間で打ち上げるわけないでしょ。
民間で打ち上げるなら、世界中に告知して打ち上げますよ。協力を得なければ世界中の空に行けません。それにばかデカ過ぎる、墜落したらどうすんのかって話です。
明らかに中国政府の運用です。バレなきゃ何でもやる中国、バレても平気で言い訳する中国ならではの行動です。
収集目的は電波の収集、衛生では軌道を割り出されてるので通過時に電波を出さなければ収集不可能です。
気球でしれっと入り、拾える電波を収集するのが目的なのでしょう。万が一逆に中国がやられたら時のために撃墜方法の告知までしています。
ようは、中国にそんなことしたら撃ち落とすよと発表済みで、世界にしれっと偵察用気球を飛ばしてたのがバレただけです。
以前は今回ほど大胆にアメリカの主要施設に近づいて無かったのかもしれないが、民間人に目撃されすぎたのと、長期に渡り滞在したので撃ち落とすとの結論になった。


高度2万mに、長さが30m近くもあって重さ数トン、その吊り下げた機器が細く小さく見えるくらい気球もデカいとなりゃ、地上に被害が出んよう海上に移動してからF22でミサイル使って落とすわな。
例え中国が主張する気象観測用であったとしても、こんな巨大なモノを勝手に幾つも飛ばしておいて、記者からの質問に「確認中」としか言えず、他国でそんなでかいものが何らかのアクシデントで住宅地に落下したらどないなるか、それを考えたらやれ強烈な不満じゃ抗議じゃ対抗措置じゃなどとよく言えたもんだ。
米国が言うように、無責任が過ぎる


しかし何にも考えずに飛ばしたね。いずれバレるとは思わなかったのか、バレたら大問題になると思わなかったのか。或いは自分がやってる事を大した事じゃ無いと思っているのか。他国に勝手に警察を置くあたりを考えると、そもそも国際法とか、他国の主権とか領空領海とかに関心がなく、素で何も考えてない、何も分かってないのかも知れない。


もともと人民解放軍で偵察衛星や長距離偵察ドローンを運用していたのは総参謀部第二部(情報部)だったが、習近平の軍改革で戦略支援部隊の航天系統部に移管されたといわれる。おそらく偵察気球もこの部門が飛ばしているのだろう。
米国務長官の訪中直前の暴挙だったわけだが、人民解放軍はいちいち外交部に諮ったりせずに偵察を行っている可能性もある。


気球を投入して定点監視ができる態勢を整えようとしているってさすがに無理筋じゃない…?
だって肉眼でも見える気球だよ?
そんなもので定点監視しようなんて、何かのトラップとしか考えようがないけど。。。
それとも、お天気バルーンとでも言えばアメリカが見逃してくれると本気で考えてたのかな?
そんな言い訳が通じるのは日本くらいでしょう。


お決まりの独裁国家、共産国家の「やってない、捏造だ、言いがかりだ」はもう通用しないよ。ロシアはどうあっても今後まともな国際国家には復帰など出来ないよ、中国が今後まともに国際国家間(借金過カタにやりたい放題する間でなくな)でまともな国としていきたいなら、素直に謝罪と賠償をするべき、それが出来ないしやる気も無いからバカにされる。世界の国で西側についてる国ばかりでないと言うバカもいるけど、それは中露あってのこと。ロシアが負ければ一気に変わる、中国も変わる世の中を見ないとロシアと一蓮托生になるかも。


https://news.yahoo.co.jp/articles/94832611a65e4e723984a3dfc8d204f872d76f9e/comments

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