「偽情報」自撮りで撃退、ウクライナ「心守る戦い」 コメント「当時デマに大統領が率先し情報を発信、戦う姿には感動」「勇敢な指導者」「その決意を国民に伝えたことで国民一人一人の愛国心を呼び覚ました」「あらゆる情報戦が発揮されている」


Photo by Andrew Guan on Unsplash 

「偽情報」自撮りで撃退、ウクライナ「心守る戦い」[世界秩序の行方]第2部 侵略1年<3>
2/28(火) 5:03配信 読売新聞 Yahoo!ニュース

 偽情報を流して敵の思考を混乱させ、情勢分析を誤らせて有利な状況を作り出そうとする「認知戦」。ロシアのウクライナ侵略によって、その戦いの一端が明るみに出た。

 昨年2月24日、ロシア軍が迫る首都キーウ近郊など各地に多数のドローン(無人機)が飛来した。兵士や住民のスマートフォンは、次々とメッセージを受信した。

 〈大統領は国外に出た。武器を捨て、家に帰れ〉

 ロシア軍がドローンを送信機に使って偽情報をばらまいたと、中立国オーストリア軍参謀本部でウクライナ情勢を分析するマルクス・ライスナー大佐(44)は語る。戦わずして敵の戦意を喪失させる狙いだ。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアが拡散した偽情報に即応した。翌25日夜にキーウの大統領府外で、政権幹部5人そろって自撮りした動画をネットに投稿した。「首相も大統領も、ここにいる。我々は独立と国を守る」と訴えた。

 デジタル技術の普及で戦火の情報が瞬時に世界を駆けめぐる時代。情報で人々の心理に影響を与える認知をめぐる攻防は、戦局にも影響を与えている。

全文は以下(読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230227-OYT1T50225/

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コメント

ゼレンスキー氏はキーウを強襲された時、アメリカからも一旦逃げろと言われていたがそれを断って戦場となった首都に残り応戦した。
アメリカの傀儡がそんなことするものかよ。
ウクライナは確かに自分の意志で侵略に抵抗している。


ウクライナ国民は、ロシア国内への攻撃がしたいだろうと思いますが、よく我慢しています。
ゼレンスキー大統領は、西側支援が無ければ、ウクライナは無いと理解しているのだろう。
ロシア国内への攻撃が出来たら、ロシアの攻勢は半分以下になると思います。
今は、防衛に兵力を使わないでいいので派兵が出来るし、ロシア国民は無頓着で居れるのだと思います。
不公平だと思います!
ウクライナ頑張れ。

ロシア国内に侵攻したらまさに泥沼です。
もちろん核の脅威が具体化するし、先の大戦でもソ連は人的損害省みることなく祖国防衛戦を戦いました。
そこだけはNATOもウクライナもわかっていることではないか?
願わくばロシア国民が目覚めてこの侵攻を止めて欲しい。


当時デマに対して大統領が率先して情報を発信し、戦う姿には感動した。
自撮りについても感動、感銘より驚きが勝った。ゼレンスキー大統領の支持基盤があまり強くないと聞いていたので、逃げてもおかしくは無いとさえ思っていた。
間違いなくこの行為はウクライナ人を勇気づけて、リーダーの元で結束するきっかけになったと思う。


ゼレンスキー氏はたしかに勇敢な指導者だと思う。
そして頭も良く、役者らしく演出も上手い。
記事の写真はほんとにタイムリーで強烈な印象を与えた。
誰もがキーウの早期陥落を予想する中「私たちはここにいる」とすぐに発信したのは絶大な効果だった。これで国民の心を一つにまとめた感すらある。
是非はともかく、国家のトップにはこれぐらいの推進力が欲しいよね。


『キーウの大統領府外で、政権幹部5人そろって自撮りした動画をネットに投稿した』。
この投稿がなかったら、ウクライナは露に侵略されていたかもしれない。ここで、大統領自身が大統領府の前で、自分たちは最後まで戦うと腹を決め、その決意を国民に伝えたことで国民一人一人の愛国心を呼び覚ました。
そして、今は民主主義を守る為にも戦っている。どの国も国内に問題があると思うが、絶対に露に勝たせないように、ウクライナを応援すべきだ。


あらゆる情報戦が今回の戦いの中で発揮されているということであろう。偽情報を流し、人々の戦意をくじく戦術を取ろうとしたときにゼレンスキー大統領の即座の大統領府外での「自撮り」を拡散させる機転を利かせたのは素晴らしいと思う。戦うためには心を守ることが大切なのだと示してくれたと思う。ウクライナの国を守るためにも心を強くして一体となり戦ってほしい。


不本意ながら、欧米は、心の奥底ではゼレンスキー大統領に国外退去して欲しかったんだと憶測する。で、あれば、大人しくウクライナがロシアによる傀儡政権が樹立され、ここまで戦争による惨禍は、避けられただろうから。
でも、ゼレンスキー大統領は、残って抵抗する姿勢を見せ、国民の愛国心を焚きつけた。本来、国のトップは、そうあるべきであろうと思う。
アフガニスタンとは、逆だな。


あり得ないはずの突然の侵攻にも動じず、人々に冷静になるようにとのゼレンスキー大統領のメッセージはウクライナの結束に重大な役割を果たし続けている。
あらかじめアメリカとの軍事協力があったとは言え、大統領その人がキーウから、軍のTシャツで呼びかける姿は国民からは心強かったと思う。
軍事侵攻前のゼレンスキーの指示率は20数%だったというが、侵攻後は80%以上に登り、今も硬く持続している。発信の仕方もますます強固になって来たと思う。
他国に戦争参加は促さない。前線に立って戦うのはあくまで自分達で、欧米諸国はその為の武器を調達して欲しい。というメッセージ通りに、国民も全土奪還に向けて徹底抗戦の意思を固めている。
彼らの願いは曖昧だったドイツからもレオパルド供与を引き出した。ウクライナの願い実現に向けて動かなければ、国際社会の正義は示せないと思う。


偽情報と言えば侵攻が始まった頃、プーチンに対して癌を患っているとかパーキンソン病だとかネットに出回っていたが、最近のメディア映像では、いたって健康そのもの頑強さを更に増しているようにも見える。
ウクライナの情報戦はアメリカの支援を受けているようだが、まずはロシアの統率を崩すことが肝心なように思う。


この記事にも書かれてあるように台湾有事の際に認知戦が行われるだろう。しかし既に台湾に対して認知戦は仕掛けられており中国の思うように事が進んでいる。例えば台湾有事の際に米国は軍事介入しないとする認知戦が仕掛けられ台湾社会で不安が高まっている。
同じようなことは日米両国にも仕掛けられるだろう。台湾有事の際に日米が介入すれば第三次世界大戦あるいは核戦争になると恫喝し両国の国内の世論を反戦にして軍事介入させないことを企むだろう。現時点でも米国内の世論調査で台湾有事に軍事介入に賛成する意見は少数派だ。よって一般的には中国が日米を軍事攻撃せず認知戦を仕掛ければ軍事介入しない可能性が高い。
しかし興味深いのは記事に書いてあるように戦争前はウクライナの場合国のために戦わない世論は相当だったが戦争になると大多数の国民は国のために戦っている。よってこの種の世論調査も当てにならない。どうなるかは状況次第だ。


ロシアがウクライナに侵攻してから1年が経過しようとしていますが、その間に、ロシアが発する情報とウクライナや西側諸国が発する情報とは、常に180度異なっている、つまり、ロシア側が発する「偽情報が多い」と言っても過言ではありません。
また、ウクライナ軍の兵士には「愛する家族や領土は自らが守る」という使命感がありますが、かたや国連憲章に反してまでウクライナへ一方的に侵攻しているロシア軍兵士には、大義名分すら無いと言えるのではないでしょうか。それは、侵攻当初に捕虜となったロシア軍の兵士の「軍事演習でウクライナに入れば歓迎されると思った」という言葉がすべてを物語っています。
いずれにしても、ウクライナ国民は、偽情報などに惑わされることなく、自分たちの「尊厳や家族を守る」ために、一丸となってロシアに抵抗していることは明らかだと思います。
ウクライナ国民の「アイデンティティ」を消滅させないためにも。


日本において鈴木宗男以外にも未だにロシアの肩を持つ人間が一定数いる。
この戦争(あえてそう呼ぶ)を回避できなかった責任がウクライナにもあるのは否定しないが、その後の非道は圧倒的にロシアにある。
そしてウクライナがナチ化しているとか、ロシアを守るための戦いだとか虚偽の宣伝をしているのを見てもロシアの方が断然信用に値しない。


https://news.yahoo.co.jp/articles/cf2d54cb291a716478f33bfa7265f6e833f1fb17/comments

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