静岡リニア「人を呪わば穴二つ」川勝知事の慢心 新幹線の県内停車頻度に関し首相に面会求める コメント「日本の技術力を世界へ向け発信出来る機会を奪った」「進展ないどころか後退」「どれだけ国策を妨害しているのか理解しているのか」


Photo  静岡県庁舎 - Akahito Yamabe/wikipedia

静岡リニア「人を呪わば穴二つ」川勝知事の慢心 新幹線の県内停車頻度に関し首相に面会求める
1/18(水) 4:31配信 東洋経済ONLINE Yahoo!ニュース

 静岡県の川勝平太知事は2023年1月11日の会見で、「夏までにリニア開業後の東海道新幹線の停車頻度増加をシミュレーションさせる」という岸田首相の発言を逆手に取り、近く、官邸に意見書を送ることを明らかにした。岸田首相に直接、説明するために面会を求める意向も示した。

 川勝知事にかかれば、相手を挑発させて「リニア議論」を長引かせるための意見書となり、リニア開業に向けてさらなるダメージを与えることになる。

 官邸だけでなく、国土交通省、JR東海へ送り続けている膨大な数の意見書を見れば、「公益」に反してリニア計画を遅らせる傲岸不遜な川勝知事の正体がわかるはずだ。その現状を理解したうえで、岸田首相は行動に出るべきだった。

 川勝知事に対抗できるのは、選良による「政治の力」しかないのだが――。

■川勝知事に機会を与えただけ

 岸田首相は1月4日の会見で、リニアの全線開業に向けて大きな一歩を踏み出す年にしたいと、未着工の静岡工区に触れて、地元との調整、国の有識者会議の議論を進めるとともに、東海道新幹線の停車頻度の増加についてシミュレーションの結果を8月頃までに示したいと発言した。

 ほかの沿線県のような新駅設置計画がない静岡県にメリットを示すのが官邸の狙いなのだろうが、「反リニア」に邁進する川勝知事にまんまと絶好の機会を与えただけである。

 川勝知事は「シミュレーションは2つ別にわけて考えるべき。品川―大阪間だけでなく、まずは品川―名古屋間が開業したときをシミュレーションする必要がある」などと述べて、品川―名古屋間の開業では、現在ののぞみ号の機能がリニアに移らないという説明をとうとうとした。

 2027年品川―名古屋間が開業した後、2037年が品川―大阪間の全線開業であれば、その10年間はリニアに乗り換える人が増えない理由について、のぞみ号ならば東京駅で乗車できるが、リニアの場合、東京駅から品川駅まで移動する時間的、肉体的な負担が大きく、大阪に向かうための名古屋駅での乗り換えでも同様の負担があるという。また、リニア運賃は新幹線に比べて2倍以上になるなどと説明した。

 さらに、長期債務残高を基にしたJR東海の経営状態をシミュレーションすべきだとした。2037年の品川―大阪間の開業まで経営状態が万全かについてきちんと調査すべきという。2037年以降の話であれば、社会情勢が変わっているので前提条件が難しいことをシミュレーションにちゃんと盛り込めというのだ。

 実際のシミュレーション作業を担う水嶋智・国土交通審議官、上原淳・鉄道局長に対して「岸田首相らに恥を欠かせぬよう、もし、(川勝知事の意見書に沿った)シミュレーションができないならば責任を取れ」とまで述べている。

 まるで脅しである。これではせっかく官邸が乗り出してきたのに、藪蛇となってしまう。

 小手先のひかり号、こだま号の増発シミュレーションではまったく意味をなさない。これまでに静岡県が国交省、JR東海へ送った意見書の内容を見れば、川勝知事がリニア問題を解決する意思がまったくないどころか、「反リニア」の姿勢を貫いていることを官邸は正確に把握したうえで、静岡県への対応策を考えるべきだった。

 川勝知事がリニア中央新幹線建設促進期成同盟会に加入したのは、リニア計画推進に舵を切り替えたわけではないのだ。

■「えせ科学」のような意見書を送り続ける

 静岡県は2019年6月に水資源の確保などに関する中間意見書をJR東海に送ったのを皮切りに、同年9月に47項目の意見書を送り、その解決策をJR東海に求めている。

 47項目と言っても、実際には県専門部会委員による“似非(えせ)科学”としかいえないような、屋上屋を架す意見がずらりと並んでいるにすぎない。それだけでなく、県専門部会を開催するごとに、新たにトンデモない意見書をJR東海、国交省へ送り続けている。

 約2年をかけた大井川下流域の水資源に影響がないと国の有識者会議が結論を出した後、県は専門部会の開催後に、新たな意見書をJR東海に送り、64項目もの課題について回答するよう求めている。

 2022年10月31日の県専門部会では「静岡県内の湧水に影響が出ないよう、山梨県内の掘削工事をどこで止めるのか」という議論を強く求めた。もともとは、「水一滴も県外流出を許可しない」「静岡県の湧水は静岡県のもの」という川勝知事の無理筋の主張を踏まえたものである。

 続いて、12月4日開催の県地質構造・水資源専門部会ではいつの間にか、山梨県内の掘削工事を止める議論を正当化させてしまった。

 さらに高速長尺先進ボーリングについて、「先行探査が役割であり、地層を確認しながら行うので、大量出水はありえない」とJR東海がいくら説明しても、県当局、県専門部会委員は聞く耳を持たない。

全文は以下(東洋経済ONLINE)
https://toyokeizai.net/articles/-/646451

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リニアの夢を砕く~川勝平太静岡県知事は ズブズブ親中派【白川 司】 - WiLLOnline
https://web-willmagazine.com/international/fROSr
環境活動家のような知事
 サイエンスライターの河崎貴一氏は、静岡県が大井川上流の田代ダムから毎秒4.99トンの水を山梨県側の発電所に送って、富士川に放流させるのを認めていることを指摘している(ITmediaビジネスオンライン2019年10月1日)。

2020/02/14
リニアを阻む「水問題」 専門家の指摘で分かった“静岡県のもっともらしいウソ” - ITmediaビジネスONLINE
しかし、トンネル内の湧水は、本当に静岡県の資源なのだろうか。

 これについても、山田教授(中央大学理工学部、都市環境学科 河川・水文研究室)は異論を唱える。

 「リニア中央新幹線の問題をきっかけに、私は、山梨県と静岡県との境の地形について調べました。表面を見ると、南アルプスの稜線が県境になっています。川勝知事は、静岡県内に降った雨や雪が真下にしみ込んで地下水となり、その地下水がトンネルの傾斜に沿って、山梨県側に流れてしまうと心配しているのだと推測します。

 ところが、あの辺りの地層は、山梨県側から斜めに静岡県側に入っています。山梨県側に降った雨や雪が、県境を越えて、静岡県側に地下水として入っているところなのです。地下水の流れというのは複雑です。そして、その水の動きというものも地表の形からだけで一概に語ることはできません。

 『一滴』という言葉を本当に使われているのだとすると、それは科学的にも不可能であり、ナンセンスです。双方の県が良いとこ取りをできるような方法を考えていくことを、県民も国民も期待しているのではないでしょうか。

 また、地層が斜めに入っているところとしては、神奈川県と静岡県の境も同様だと思います。神奈川県の山間部に降った雨の多くは、地下水として静岡県側に入っているだろうと推測されます」

2016/04/27
川勝知事 オスプレイ試乗拒否 「自衛官が安全性確認を」 - 毎日新聞
 静岡県の川勝平太知事は26日の定例会見で、米軍から新型輸送機オスプレイへの体験搭乗を招待されたが、断ることを明らかにした。川勝知事は以前からオスプレイの安全性に懸念を示しており、「(搭乗は)できる相談ではない」と述べた。

 川勝知事は、歴代防衛相がオスプレイに試乗して安全宣言していることについて、「操縦の知識や技術のない大臣が試乗したことで安全だというのは説得力に欠ける」と批判。

川勝平太 - wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E5%8B%9D%E5%B9%B3%E5%A4%AA

コメント

その癖にソーラーで山を削ろうとしている!


全くどうしようも無い知事だ。
地図を見てみ。
静岡北部の角の部分を数キロかすめるだけでだ。一級河川の大井川が減るとかあり得ないんだよね。井戸や温泉じゃ無いんだよ。
沢山の川が集まって出来てる大河。
試掘調査も妨害して只工期を遅らせて妨害してるし。
この知事は知識の乏しい県民を煽り、あたかも川が干上がるとか扇動してほんと悪質なんだよね。騙される方も幼稚だと思うがね。
伊豆の土砂崩れも責任取らず逃げただけ。今度は首相に会ってJR相手みたいに恫喝して、またまた政治アピールかい?
いい加減にしろよと言いたい。


開業予定の沿線に一人立ち塞がる知事のせいで、遅遅として進まぬリニア事業。この人は自分がどれだけ国策を妨害しているのか理解しているのだろうか?こういう人が平然と当選し続けるのも、これも有る意味で民主主義の弊害なのかもしれません。
ですが、この人の主義主張が県民の絶対の声でもないのも事実な一方で、確かに地下水の問題は解決しないとならないのも事実だとは思います。



昔、静岡県民だったが、牧之原台地の森林を大規模開拓して湧き水が枯れた静岡空港や、同じくトンネルを掘りまくった新名神には一切文句が出なかった
「水が〜」って言ってる県民は、何もわかってないジジババだけの印象


もし新幹線停車駅を増やせれたとしても、一時的なものかもしれないとは考えないのか?
もし一部のぞみを静岡や浜松に停めたら、秒単位で計算されている新幹線ダイヤを大きく狂わせ、1時間あたりで走らせられる本数が減るので東京大阪間を利用する人には不便になる。
なので本数増やしたとしても利用者の利便性や経営的な面ですぐにダイヤ改正して減らせることはあり得る話。
知事のしていることは大局を見たら、静岡県のためにならないことを自覚した方がいい。


東海道新幹線の停車本数増を求めるのであれば、リニア建設を容認しなければならない。東京、名古屋、大阪の高速輸送をリニアにシフトさせることができるからだ。
また水が大切だという主張を続けたいのであれば、東海道新幹線増発などいらぬ心配をしている場合ではない。リニアが全通が無ければ、東海道新幹線には静岡の需要へ現状以上に構う余裕そのものがないからだ。
川勝知事はどこに向かいたいのかが本人にも分かっていないんじゃないかと思えてならない。


JR東海の債務残高とかをどう言う正当な理由から静岡県に提示する必要があるのかがわからない。
この人が、リニアに対してやってることは根拠をでっち上げたり重箱の隅をつついたりただの因縁だと思う。少子高齢化やリモートワークが進んでいる中で、リニアの必要性を議論するべきだとは思うけどそれにしても川勝知事はそう言うことでもなさそう。


静岡県民は未だに自分たちの代弁者とか味方とか思っているのかもしれないが、ある意味国の一大事業といえるリニアの開業にこの人が立ちはだかり障害となったことは紛れもない事実である。当の本人も自分を県民の代弁者とか味方とか思っているのかもしれないが、これ以上開業に支障を来すことはあってはならない。最近の記事ではソーラーパネルの敷設に関し物議をかもしている記事も見た。この人がこのまま君臨し続けてよいのだろうか。


静岡県民が困っているのは、東海道線が全部普通で快速が無いこととら聞いたことがある。だから、静岡市から浜松市、静岡市から豊橋市迄はこだまを使わないといけないが、本数は少ないし特別料金もかかると。そちらを解決した方が静岡県民には有益なのでは、ないか?


こうやってリニアの開通を遅らせれば遅らせるほど、せっかく日本が世界に先駆けて開発したリニアの技術が宝の持ち腐れになるし、日本は何10兆円以上にものぼる世界へのビジネスチャンスを失う。さらには時間稼ぎをされればされるほどリニアの技術が某国に盗まれる危険性が高まる。いや間違いなく盗まれてしまうだろう。某国は喉から手が出るほど日本の技術がほしいはずだから、どんな手段を使っても手に入れようとするだろう。本当にこの妨害が日本にもたらしたマイナス効果はとんでもなく大きい。


静岡県民の皆様。
次期知事選は川勝さんを知事にしないようにお願いします。
たった1人の知事のためにリニア開通が遅れて、いや止まっています。
日本経済振興のために川勝さんを次の知事選では通さないで下さい。
川勝さんを知事選で通さない事が、リニアを通す事になります。


正直この人の件で個人的にも静岡に対するイメージは最悪だ
日本経済発展と何より日本の技術力を世界へ向け発信出来る機会を奪った
どんな解決策が出ようと川勝は絶対に認めないだろう!
真の理由は他にあるから。


地元に利益をって事なんだろうがもはや単なる嫌がらせだろう。ぎりぎりまで話を長引かせようという腹でしょう。
何故もっと前に議論してこなかったのか。こういう人がいるから話が前に進まないんだよ。
リニアがいつか開業した時に工事をいたずらに遅らせた暗愚な人という汚名は残りそうだな。


日本の競争力が下がってるのはこういう人間が発展の足を引っ張っているからていうのもあるね


進展ないどころか後退しているのが恐ろしい。。。
毎回同じこと書いてるけど、
「静岡県は」というワードが使われるたびに、
静岡県民のイメージが悪くなっているのがかわいそう。。
リニアも中国に負けたら、後はロボットくらいか。。
きついなぁ、日本の将来戦略


川勝知事がどんなにジタバタしても、いつかリニアはできる。遅れる分だけ、国民が税金と経済的な損失を負うことになるだけである。


川勝さんはリニアに関しては意地になっておられる。みっともない。


国内にいて、国策事業の足を引っ張りどこかの国に味方する知事。
県民の皆さん、考えて知事を選びましょうね。


https://news.yahoo.co.jp/articles/66c922c486c202d9a7f9637282cb2876f528669d/comments

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