自衛隊と台湾軍が連絡ルート構築 中国の軍事圧力に対抗 コメント「台湾との連携は必要不可欠」「どんどん進めてほしい」


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自衛隊と台湾軍が連絡ルート構築 中国の軍事圧力に対抗
1/1(日) 6:00配信 毎日新聞 Yahoo!ニュース

 日本の自衛隊と台湾軍が直接の連絡ルートを構築していることが判明した。日本政府高官が明らかにした。1972年に国交を断った日本と台湾の両政府は、直接的な対話や協議を避け、防衛当局間のルートも存在しないとされてきた。

 中国の習近平指導部は台湾統一に強い意欲を示しており「武力行使の放棄を約束しない」と表明している。中国人民解放軍は、2022年8月にペロシ米下院議長が訪台したことに猛反発し、台湾周辺の海域で大規模な軍事演習を実施。発射した弾道ミサイルのうち5発が日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾したことで、日本政府内の緊張が一気に高まった。

 中国はその後も台湾周辺で軍事活動を激化させている。台湾では普段どおりの生活が続くが、不安を感じる市民が徐々に増えている。

全文は以下(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20221231/k00/00m/010/203000c

コメント

まだまだ足りない。
駐在武官ぐらいを派遣し合わないと、有事勃発の時に「邦人保護」も出来ない。日本国民の生命・身体・財産と、日本国の主権を守ることが仕事なら、有事勃発時に速やかに台湾にいる邦人を安全な所に避難させる様々な事前の備えは必要。その時になって「何も準備していませんでした」では話にならない。
最低限、日本人の避難訓練くらいはして欲しい。
台湾人については、避難を求めるのなら、希望するなら、避難場所を提供するぐらいの準備をする必要はあると思っている。
沖縄有事となった場合に、台湾に避難する可能性もあることを考えると、当然の準備だと思っている。


どんどん台湾との連携を進めてほしい!
民主主義や平和、人権など価値観を共にする台湾とは経済面でも軍事防衛面でも手を携えあって支え合っていかなければいけないと思う。
台湾は東日本大震災の時には日本人では考えられないほど支援をしてくれた。台湾に行ったことがあるが親日でもあり、そして人も良く本当に信頼できる国だ。
日本は大変なときに台湾に助けてもらっておいて、台湾が大変な時に見捨てるなどという様な事は決してしてはいけない。そして、何より台湾が中国のモノになればダイレクトに日本の安全に影響があり、他人事では決してない。
日本もしっかり台湾を守るべきだし、台湾を守ることは日本を守ることだ。
日本は台湾との連携をもっと進め、共に手を取り合い平和、人権、民主主義を守っていかなければいけないと思う。


中国の動向を踏まえると日本の安全保障を考える上で日米のみならず多くの関係国等と連携していく事は重要であり、その意味では台湾との連携も必要だと思う。
しかし、日台の防衛面での連携が図られるとなれば当然中国の反発は避けて通れない。
外交交渉と言うことが適切か否かは別にして、こう言う交渉、協議は秘密裏に行われ、その結果を必ずしも公表しなければならないものではないと思う。
この政府高官とされる人の意図は分からないが起こり得る中国の反発、台湾周辺及び東シナ海での中国との緊張にどう対応していくのか?
この件を明らかにする事について政府内、台湾との事前調整がないままにリークされたとすれば一政府高官の発言として片付けられる問題ではないと思う。


ある有名な方が、戦争確率というのがあると仰っていました。
まず、相手が民主主義国家か非民主主義国家か。
次に同盟国があるかないか。
3つ目に軍事格差があるか。
ウクライナがロシアと戦争になったのはこの3つがすべて当てはまるからだそうです。
これを台湾に当てはめると、中国に対して残念だけどどれも当てはまる状況。
アメリカは台湾に対して支援はしているが同盟国ではないです。
そして日本はどうか。
まわりには3つも非民主主義国家がある。
2つ目の同盟国はある。
3つ目は特に中国に対して格差が拡がっている状況。
3つ目については格差を埋めるように防衛費を増やす努力をしているが、まだ足りないよねと仰っていました(増税は別問題として)。


台湾との連携は必要不可欠と思う。
中国が攻撃に出た時、台湾だけではなく隣接している与那国なども被害が出る可能性が非常に高い。
日本だって軍事費を増額するにしても無尽蔵に費用を捻出できない。今後は台湾や米だけでなく、他の国とも連携をしていくことで、中国に圧力をかけていくのは然るべき対応と思う。


このルート構築で、現実にどの程度日台の連携が進むのかは分かりませんが、中国への意思表示としては極めて重要な動きです。最近の関係変化を象徴するような出来事ですね。
 日中国交回復から半世紀。昔の日本は台湾との長い関係を切り捨てて、しゃにむに中国市場へ進出して荒稼ぎしました。が、向こうがGDPが上がるやいなや「韜光養晦」路線をかなぐり捨てて本性を現し、東アジアの平和を壊し始めた以上、こちらも路線を修正しつつ、受けて立つのは仕方のないことです。
 習近平さんは確かに中国の経済・軍事力を大きく伸ばしましたが、やることなすことに焦りが感じられます。いずれ大きな反動が来そうですね。


いつから構築されているのか、今のように緊張が高まっていない時期からなのか。中国の台湾侵攻に関しては、相当の損害が中国にも生じるだろう、それに準備段階から秘匿も難しいほどの大作戦になるはずだ、地上軍が上陸して戦闘制圧する必要があるから。その前に情報戦やレーダー網・中枢機能などを無力化する攻撃もはじまっているだろう。日本は情報収集機能の充実はもちろんだけど、どの段階からどれだけの先制的な関わりをするか覚悟も出来てないだろ。


習近平は台湾併合の為には武力行使も辞さないと言っています。
独裁者となった彼の任期は2027年まで。
中国は非核保有国に核兵器称する事は無い。
ただ、日本は例外だ。
台湾問題に日本が関わるなら、日本への攻撃はあり得る。
と言っています。
台湾有事の際にまず沖縄が攻撃されると言う学者もいます。
東日本大震災の折に台湾から多大な募金が集まった事は記憶に新しいですが、元々台湾と日本は強い親交が有ります。
台湾有事の際、台湾から支援要請があった場合、これを無視する事は出来ません。
もし、不介入として台湾が今のウクライナの様に蹂躙されれば、日本は歴史と世界中の笑いものになるでしょう。
確かに日本はかつての経済力は無く、厳しい状態で余力は無いかも知れません。
しかし、これまでも日本人は決して外からの圧力に戦わずして屈することなど無かった筈です。


毛沢東に並びたい。それが習近平の夢であり私欲だ。その習近平は覇権志向と好戦性がこれまでの中共指導者の中では際立っている。2期8年の禁を破り3期目を強かに手繰り寄せ鄧小平超えを果たした習近平が、終身独裁を確実にするための最後のピースが台湾だ。
台湾有事はアメリカ有事だ。それは「台湾有事は日本有事」と同義でもあり、思想信条の問題ではなく、日本を巻き込む現実的な問題だ。
言うまでもなく台湾との意思疎通を緊密にすることは有事への対処の前提だ。
いずれにせよ、習近平の夢を現実化させてはならないのだ。


https://news.yahoo.co.jp/articles/ef43b281042f77436f24fe9967fdb3db667d1aaf/comments

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