パチンコホールの倒産が過去10年で最多、大淘汰時代に突入か コメント「大手であっても倒産の可能性」「趣味の多様化」「テレビの衰退と似た話」「今後益々厳しい状況に」


※画像はイメージです。 PhotoAC

パチンコホールの倒産が過去10年で最多、大淘汰時代に突入か
1/21(土) 7:41配信 TSR Yahoo!ニュース

 2022年はパチンコホールの倒産が前年の2.1倍増の39件に急増した。過去10年間で最多を記録した背景には、長引くコロナ禍や5号機の完全撤去、6号機への入替え負担が重くのしかかった。2022年11月には起爆剤と期待されたスマートパチスロ(スマスロ)が導入され、未導入店との差別化を図っているが、新規客は目論見通りに増えていない。

 4月にはスパートパチンコ(スマパチ)も発売される。スマスロ、スマパチ導入はライバル店との競合で避けて通れない道だ。だが、サーバーやユニット交換、工事など多額の投資が必要で、資金力の乏しいパチンコホールの脱落がこれから本格化するとみられる。その後には、生き残った資金力のあるホール同士の熾烈な競争による大淘汰時代が始まりそうだ。

パチンコホールは第3次大淘汰時代へ

 パチンコホールの倒産は、CR機の規制が入った1997年に106件と急増した。大量獲得できるパチスロなどの射幸性が問題となった2001年も105件に達し、第1次淘汰の幕開けとなった。
 その後、淘汰は小康状態が続いたが、2006年にパチスロ4号機の撤去が始まると、資金力の乏しい小・零細ホールは遊技台の入替が難しくなった。警察庁「全国遊技場店舗数」によると、2007年の店舗数は前年比8.0%減の1万3,585件と急減。同年の倒産は1989年以降で最多の144件に急増し、第2次淘汰の嵐に突入した。

 以降、人気機種の導入などで店舗数の減少は抑えられたが、2011年3月の東日本大震災で遊技人口が急減し、店舗数も減少が続いた。
 2020年以降、新型コロナ感染が広がると、全国のパチンコホールは休業を要請された。そうしたなか、2022年1月末に5号機が完全撤去され、射幸性の低い6号機の稼働率低迷や遊技台の入替負担などで小・零細規模のホールの体力は次第に低下していった。
 店舗数の減少率は、2018年から高まり、倒産も2022年は過去10年間で最多の39件が発生。2010年の39件以来、12年ぶりの高水準となった。

 パチンコホールの倒産は、CR機の規制が入った1997年に106件と急増した。大量獲得できるパチスロなどの射幸性が問題となった2001年も105件に達し、第1次淘汰の幕開けとなった。
 その後、淘汰は小康状態が続いたが、2006年にパチスロ4号機の撤去が始まると、資金力の乏しい小・零細ホールは遊技台の入替が難しくなった。警察庁「全国遊技場店舗数」によると、2007年の店舗数は前年比8.0%減の1万3,585件と急減。同年の倒産は1989年以降で最多の144件に急増し、第2次淘汰の嵐に突入した。

 以降、人気機種の導入などで店舗数の減少は抑えられたが、2011年3月の東日本大震災で遊技人口が急減し、店舗数も減少が続いた。
 2020年以降、新型コロナ感染が広がると、全国のパチンコホールは休業を要請された。そうしたなか、2022年1月末に5号機が完全撤去され、射幸性の低い6号機の稼働率低迷や遊技台の入替負担などで小・零細規模のホールの体力は次第に低下していった。
 店舗数の減少率は、2018年から高まり、倒産も2022年は過去10年間で最多の39件が発生。2010年の39件以来、12年ぶりの高水準となった。

全文は以下(TSR)
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20230121_01.html

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コメント

遊技しているのは中高年ばかり。感覚的には5割は高齢者。若い人はスロットに多いが、今後、主流となるスマスロが微妙なら、若い人も離れて遊戯人口の減少に拍車がかかるのでは?レートも1円、5スロ以下が主流となっているし、かと言って遊戯人口の減少で売り上げの伸長も難しい。さらに、機材や光熱費の高騰を考えると、少ない客を奪い合って共倒れ的に潰れるかもしれない。だから大手であっても倒産の可能性は十分あると思う。


新台入れ替えの回転率が激しすぎて、誰もついていけない状態が何年も続いている。
昔の台は今より遥かに安く、何年も設置されていた。店の資金力はあったしイベントで還元もでき賑わっていた。資金力が無い店は珍しい台を設置してあったので、探す楽しみもあった。
今はどの店も同じ台が多いか少ないだけ。出ないことに変わり無い。


パチンコにしてもスロットにしてもいらんデコレーション、イルミネーションを付けまくって台そのものの価格が高すぎ。
店の投資金額が嵩み、それを回収するのは結局客から。
ここ何年もこのスパイラルと打ち手に有利とも思えない規制のおかけで客も相当離れ、余計店は生き残る為回収…。
一見客いそうと思っても有名どころの大型ホールもほぼ閑古鳥状態。
去年奇跡的にそこそこ勝負になったけど、たまたまだったんだなと思う。
楽しい台もあったけど、投資もそれなりに必要な時もある。やっとの思いで当たっても通常ならカスみたいな出玉の台も多い。
今後益々厳しい状況になるのは確実ですね。


運用サイド?業界?が等価分岐や11割分岐の営業を提供しだして自ら辛い環境をつくり、遊べない競争時代に突入したと思います。
本来は楽しませる目的の事業なのに何時からか楽しませる事から、ただ搾取するだけで長く楽しめる遊びを提供できない体質になったのでしょうか。
40玉や42玉個交換だったら分岐スタートを高めて楽しませれると思うのです。
楽しませる気が無い店舗は低スタートを見透かされ自然淘汰されるから問題ないです。
本来の目的からそれた営業を強いられる今の時代から脱却しないと業界再生は厳しいと思います。


スロットを趣味として、もう30年以上、原則休みの土曜日だけ行っています。始めた頃は、基本的に負けましたが、年に数回10万以上勝つことがあり、その射幸性が魅力だったかもしれません。確かに中毒になる人も多かったので、何らかの規制も必要だったかもしれません。
6号機から1回に出るメダルの2,400枚上限になってからは、ゲームのだらだら感が増しただけで、負けやすく勝ちにくい状況が明らかで顧客が離れたと思います。
ホールとしても機種の入れ替えに費用がかかり、ユーザーへの還元が難しかったのでしょう。スマスロもはじめのうちは多少出ましたが、今は回収モードになっています。競馬や競輪の方が楽しめるかもしれません。


4〜5号機を楽しませてもらった立場からすると寂しい面もありますが、これまでは繁盛し過ぎてたと思います。
一等地でボロボロで殆どお客さん入ってないような店でも、潰れずに営業してましたから、やむを得ないのではと思う。
最近はそのような店がなくなってきて、スッキリ感もあります。
個人的には、楽しいパチンコライフを送れた時代があったことに感謝してます。
液晶で演出の幅が広がり、山佐、アルゼ、サミーに加え、アリストやネットがヒットを飛ばす。
あの頃は楽しいし、小遣い稼ぎも出来るし、最高でした。
ただ、イベントに合わせて会社休むとか、良台が空きやすい時間帯にパチ屋に行けないとソワソワしちゃうとか、ちょっと依存度が高過ぎた。
懐かしいし、戻りたい気もしますが、想い出で十分かな。


ホール側が苦しいなら打ち手側の取り分も少なくなるのが道理。一度衰退に流れていったなら活気を取り戻すのは無理だと思う。
締め付けるだけ締め付けておいて、経営を継続したいなら設備投資せよというのは、ホール側にも打ち手側にも負担にしかならない。
業界の淘汰がある程度落ち着かないと、打つ気にはならないなぁ。


パチンコもそうだけど、演出が派手になったけど、だらだら感が多い。期待持たせな演出が増え鉄板のようなレア演出が限定的になり、昔のように楽しめなくなった気がする。リーチからだらだら演出しては外れることが増えると面白みが減少して結局つまらない。そして、しばらく間隔を開けてホールに行くとその台を理解することからはじめないといけない等めんどくさい。やたらボタン演出等増え、さらに今では禁煙席ばかり。ますますパチンコ離れは加速すると思う。


今のパチスロは金が掛かる。
ハイリスクハイリターン、ローリスクローリターンならまだしもハイリスクローリターンの機種が大半を占める。
昔のパチスロはまだ大学生のアルバイト代でも勝負できる機種が多かったが、今は…
本来のパチスロの王道であるノーマルタイプの規制は全然改善されないのに、金が掛かるATタイプの機種の規制は緩くなっている。
緩くなった=勝ちやすいではないので若いライトユーザーは直ぐに諦めてしまう。
若い人には技術介入が出来る機種の方が入りやすいと思う。
ボーナスの獲得枚数の引き上げ、期待値方式の再導入を望みます。


結局は趣味の多様化なんじゃないのかな?
昔はあまり娯楽がなくて、パチンコも選択肢としてあったけど、いまはコンシューマーゲームもゲームセンターのような画質で遊べるし、オンライン対戦もできる
スマホもできてスマホゲームも遊べる
自宅では大画面でサブスクで映画が楽しめる
自宅にいながら、かなり充実した趣味が楽しめる
競馬や競艇なんかも、いまはスマホでリアルタイムでどのレースも感染できてスマホから直接賭けることができる
パチンコもゲームセンターも映画館も直接お店に出向いて、その場で楽しんで帰る娯楽
それにはそれでいい点もあると思うが、ほかの趣味に人が流れているのは確実
趣味の多様化が原因
昔みたいに、家でテレビとラジオとファミコンしかない時代ではなくなった
出かけることが少なくなり、交通網も充実して車の所有も減ってる
パチンコの人気低迷もそれが原因だと思う


結局、出玉率の問題ではないかと思う。
パチンコがギャンブルである以上、「儲からなければやらない」のは当たり前。プロ並みの腕前がないなら、長期間やればやるほど当然負ける率は高まる。店の利益は客の損なのだから。
ギャンブルで儲けられなければ、やり続けるのは利益をさほど考えないパチンコ好きと儲けられるプロばかりになってしまう。たぶん若い人を中心にパチンコ以外にお金をかけずに楽しめるゲーム等に流れていくのは必然。いくらパチンコ台に工夫を凝らしてみても、複雑で攻略に頭を使うゲームに敵うわけもない。
ゲーム性に限界がある以上、出玉率を上げることができなければ、パチンコホールが減少していくのは当然でしかないと思う。


パチンコ店資金力低下もあるけれど、個人資金力低下も近年加速している。
働かない、働けない国民の増加であらゆる産業の低下は止む終えない。
けれど、店舗が淘汰されて店舗数が減った方が個人的な勝敗や収支も良くなるのでは。出さない出せない店舗がいつまでも残っても業界的にも悪循環でしょうから。店側客側からしても。


何というか、テレビの衰退と似た話になっている気がする。
テレビの場合は「視聴率が落ちているなら、もっと面白い番組を作れば」という追及そのものが殻の中の議論でしかなく、私も含めて去った人々の中には「雰囲気そのものが無理なのに、さらに強度を上げ戻りたくないように議論の方向が進んでいる」という風に見えている人も少なからずいる。
今回のパチンコの記事はスマスロの話になっているが、元々「そういった鉄火場を忌避したい」という意思が強くなっていて(そう思わない人は、そんな界隈にいるから分からない)、小手先でどうにかなるものではない。

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