ロシアが核ミサイル演習 ウクライナと米欧を威嚇 コメント「核兵器使用なら完全に孤立」「追い詰められている証拠」「過度に騒ぐ必要もない」「どのような事態が起こってもおかしくないと認識を」

Photo 大陸間弾道ミサイル「ヤルス」  Yars (SS-27 Mod 2) - Dmitry Stefanovich@KomissarWhipla / Twitter

Photo 潜水艦発射型弾道ミサイル「シネワ」 Sineva (SS-N-23 mod. 2) SLBM - Dmitry Stefanovich@KomissarWhipla / Twitter

ロシアが核ミサイル演習　ウクライナと米欧を威嚇
10/26(水) 22:37配信 産経新聞 Yahoo!ニュース

ロシアは２６日、プーチン大統領の監督の下、核戦力を運用する陸海空軍部隊による核弾頭搭載可能なミサイルの発射演習を行った。露大統領府が発表した。ロシアは核兵器の運用能力を誇示し、侵略を続けるウクライナや同国を支援する米欧諸国を威圧する思惑だとみられる。１７日から核抑止演習を開始した北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）に対抗する狙いもあるもようだ。

演習の目的について、ショイグ露国防相はプーチン氏に「敵からの核攻撃に対する反撃の訓練だ」と報告した。タス通信が伝えた。

全文は以下（産経新聞）
https://www.sankei.com/article/20221026-AWZCSZCWVBN5LBSIH6ON6JHLNQ/

関連

And another video of Yars (SS-27 Mod 2) road-mobile ICBM launch from Plesetsk today.

Credit where credit is due, MoD learned to produce awesome ICBM launch footage. pic.twitter.com/23kBa7Jv3G

— Dmitry Stefanovich (@KomissarWhipla) October 26, 2022

2022/10/26
ロシア、核演習実施を通知　米は不測の動き注視 - JIJI.COM
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022102600210
　【ワシントン時事】米国防総省のライダー報道官は２５日の記者会見で、ロシアから核戦力の演習を実施するとの通知を受けたと明らかにした。ロシアのプーチン大統領がウクライナへの核兵器使用を示唆する中、米国などは不測の動きがないか注視している。

2022/10/27
招集されたロシア兵が国防省に苦情…｢指揮官がおらず、弾薬もなく、何をしているのかすら分からない｣ - BUSINESS INSIDER
https://www.businessinsider.jp/post-261002

コメント

これは何の脅しにもならない。ロシアが演習をしようがしまいが何も変わらない。平和時には米欧やNATOも演習をしている。ロシア一国が戦時下に核を発射すれば、米欧もNATOもそれを黙って見ていることはない。マニュアルに従って必要な攻撃地点に向けて各国が一斉にロシアに向けて発射するだけのこと・・。その場合、一致団結している国々と孤立している国とでは被害が大きいのはどちらであるかを考えれば、現在ロシアが出来ることは脅しだけであり、反撃の恐怖から実際に実行することは出来ない。もし、実行すればその時点でロシアだけは多大な被害を受けるだけでは済まず、何もかも無くすことになるだけだから・・


核ミサイルの発射演習というが、まさにウクライナや欧米に対するあからさまな威嚇である。いつでも核を使える準備があるのだということを示しているのだろう。ロシアの情勢の不利の中で「自分たちにはまだこれだけ力がある」という誇示をしているというところだろうか。
ロシアは決して核兵器を使ってはいけないということを自覚しているだろうか。欧米、NATOはすでにもしロシアが核を使ったら、ロシア艦隊を殲滅させるという大きな報復の予告をしている。核兵器をウクライナに対して使ったら最後、ロシア軍が壊滅するほどの大きなダメージを受けるということである。
ウクライナ4州で特に南部の重要拠点であるヘルソン州においてウクライナ軍が領土を順次奪還していっている。今後も欧米、NATOが主になっているが、その他日本を含めた世界各国もウクライナへの継続的な支援を行っていくことが重要だと思う。


ロシアが核兵器を使った場合、これまでロシア寄りの国も距離を置くだろうから国際社会から完全に孤立する。ロシアにいる外資企業もさらに徹底加速し、戦費や徴兵動員もかさみ経済悪化も加速する。
天然ガスで依存している欧州もステージが変わってロシア離れが進む。中国とインドがロシアの天然資源を買う限り、ロシアの経済破綻はすぐには起きないだろうが、戦争が長引けば、ロシア国内でも戦争強硬派と反戦派の対立が先鋭化してくるかもしれず、暴動や内戦に近い状態になれば高等教育を受けたロシア人や若者は隣国に逃げる。これはロシア弱体化の第一章になりうる。
日本はどうすべきか？西側と歩調を合わせつつ、中立条約破ってロシアが北方4島を不正占拠している状態を解消し千載一遇のチャンスに取り返してほしい。
　

米国曰く通常通りの演習との事なので過度に騒ぐ必要もないだろう
戦争中に海外に配慮すればロシア国内の強硬派が屈服したと騒ぐのでプーチン氏には中止・延期するという選択肢は元よりなかったはずだ
ただ威嚇は理性的な外交を展開している国がやるから恐ろしいのであって常日頃より核を連呼する国がやっても周辺国は恐怖するばかりかいざという時はどう報復するかの検討を進めるだけではなかろうか
ロシアはまず外交を真っ当に正常化する作業を進めるべきだろう
さもなければ北朝鮮のようにミサイルで外交を進めたくとも
周辺国が聞く耳を持たないという状況に陥る事になるだろう


もうロシア単独ではロシアに事態を好転させる可能性は少なそうですね。
時間が経てばロシア有利にもならなさそうですし。
怖いのは多国間同士の争いになることです。イラン・トルコなどがロシア側につけば状況は複雑になりそうです。
アメリカ中間選挙後何か動きがあるのかもしれません。経済的にも大きなポイントですね。


万が一、核兵器を使う事実があるならば、ロシアは全世界を敵に回すことになる。友好国といわれる「中国」や「インド」も看過できないでしょう。ミサイルの精度や飛距離にもよるが、万が一でも狙いが外れたら、友好国の地域内に落下する可能性もある。現状の「国連決議」では意味を持たないので、欧米は、ロシアからの輸入に頼らない方法、電力・ガス等の安定供給先を探したほうが良い。日本も、制裁を科している関係で、「非友好国」になっている。対岸の火事では済まない。


ニュースでは、アメリカに対して通知した演習は通常通りのものだということらしいが。とはいえ、その通常通りやるかは分からないし、ロシアとしては核の恐れをアピールしたいのかもしれないが。
使えば最後なのはロシアも重々承知だろうし、使わずに脅すのが1番効果的だ。
しかし、脅していても功を奏さない現段階を見る限り、核という脅しも通用しなくなったらどうするのかは興味がある。


実際に発射した日にはロシアの現国家は跡形も無い位にNATOからの報復が行われてしまうので現実的には無いと思う。
しかしプーチンが正常な判断が出来る状態というのが前提なので、正常な判断が出来ない健康状態なら指示を出すかも知れない。
周りの人間に止められる人がいれば良いけど、あまりそういう人がいるという話しも聞かないし、五分五分な感じですね。
どうせ後戻り出来ないなら僅かな可能性に掛けて、なんて有り得るかもね。
そうなったら戦火は他の国へも飛び火するだろうから日本も安全ではないですね。


勘違いしているコメントも多いですが、基本的に核は先に撃つ方が優位です。
カウンターなど、想定さえしていれば反撃能力を奪うまでにはならず、結果的に撃ち合いになるわけですが、
こうなると必ず後手になる西側諸国が圧倒的に不利です。
なぜならば、市民への被害は基本的に平和ボケしている西側諸国の方が多くなるからです。
多くのコメントがまるで他人事のように語ってますが、
明日東京を始め各主要都市に核が落とされるという状況を想定し発言している人間がどれだけ居るでしょうか。
確かに日本は東西の最前線、緩衝地帯であるが故に、何気に安全なエリアではあります。
が、どのような事態が起こってもおかしくないと認識し、外交的アンテナを最高のレベルまで引き上げ対処しなくてはなりません。


核保有国が核非保有国の脅しに使うのは、世界平和なんでしょうか？
核がある国はこんな事ができて良いなと思う国が増えてもおかしくないでしょう。
ゲームの様なお話ですが、
どこの国にも影響されない、世界から集まった国連とは違う組織が公海上に核を持ち、核攻撃をした場合に無条件に核が発射されるシステムが有れば、攻撃しなくなるのかなと思う。


16日のNHK日曜日討論会で、共産党とれいわ新選は、日本は武力に頼らず、外交で全てを解決すべきと主張していた。しかも共産党は日米安保を破棄すべきと党の基本方針である網領に記す。この党がいかに世界の現実を無視しているかがよく分かる。プーチンロシアのウクライナ侵攻では、核を脅しに使いながら、ウクライナの人々の殺戮を繰り返す。明日は我が身となる可能性がある。憲法9条で日本の防衛を縛り続けることの無意味をロシアが教えている。


威嚇を威嚇と思わなければ何の効果もない。北朝鮮のミサイル発射も騒ぐから調子に乗って続ける。ロシアの場合も同様だ。
実際にロシアの場合、核など使える場所がない。ウクライナに使えば自国の兵士の犠牲はもとより自国領土内にも深刻な影響を及ぼす。またウクライナは元より、NATO、アメリカも相応の報復をするだろうし、核の使用はまさに自殺行為である。
演習での威嚇は、追い詰められている証拠でもある。
しかしだからと言って知らん顔をしていると、「まさか」ということもある。ここはできるだけ「怖がるふり」をしておくほうがいい。「怖がるふり」をしながらウクライナでは徹底的に戦うという戦略だ。ウクライナは必ず勝つ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9c8dfff78e863b2cb4cb32d86c8e41192fd11700/comments