元米国家情報長官 日本のサイバー防衛「マイナーリーグ並み」と酷評 真っ先に狙われるのは… コメント「重要インフラなどが狙われることは明白」「予算面と人材面の両面で国が支援することが重要」「防衛力の高さが相手からの進行を抑止する」


Photo by Sajad Nori on Unsplash

「サイバー敗戦」マイナーリーグ並みと酷評、日本の防衛力 真っ先に狙われるのは沖縄電力、平時に備えなければ台湾有事に対応できない
8/29(月) 17:00配信 夕刊フジ Yahoo!ニュース

【令和の国難】

今年5月、デニス・ブレア元米国家情報長官が訪日し、日本のサイバー防衛について自民党本部で講演した。ブレア氏は、日本のサイバー防衛は「マイナーリーグ」だと酷評した。元米太平洋軍司令官でもあるブレア氏である。耳は痛かったが、切迫しつつある「台湾有事」を念頭に、衷心からの忠告であった。

現在進行中のウクライナ戦争では、ウクライナ軍がロシアのサイバー攻撃を見事にはね返した。1週間で首都キーウを落とすはずだったウラジーミル・プーチン大統領のもくろみは外れた。ウクライナの通信も、電気も落ちなかった。ハイブリッド戦争どころか、ロシアは今も、大量の重火器と歩兵の投入によって第一次世界大戦のような戦いを強いられている。

ウクライナに比べて、日本政府のサイバー能力不足は深刻である。今年3月、鳴り物入りで強化された「自衛隊サイバー防衛隊」だが、いまだに小さすぎる。数千から数万のハッカーを抱えるのが普通のサイバー軍であるが、国際標準からは1桁も2桁も小さい。

全文は以下(zakzak by 夕刊フジ)
https://www.zakzak.co.jp/article/20220826-BBDL3OSQV5KNFIPPIYX42N7JSM/

コメント

戦争は二度としないという崇高な心持ちは大事だが、戦争しないのと防衛しないのは別なことである。
最近の政治家や国民は戦争しないということによる平和ボケが著しく、戦争と防衛がごちゃまぜになっている。
必要な防衛能力は何が何でも予算も人もモノも確保するべきだよ。
日本人は水と安全は無料だと思っている節があるがそんなことはない。
防衛能力を維持することが税金の無駄使いと思ってる人もいるようだが、防衛力の高さが相手からの進行を抑止するということだ。


サイバーもそうだが基本的に自衛隊の装備は最新スペックとは言えないものが大半を占めている露のウクライナ侵攻で連日生の戦況が報じられた訳だが米の最新兵器がロシアに痛手を負わせ監視衛星や通信傍受などの技術がいかに重要かは軍事に明るくない一般人もこの半年間で痛感したはず。
ロシアによる暴挙を目の前にしても防衛費増額反対派も多いが日本が今この状況で露・中・北からの軍事的圧力を外交だけで解消するなら相手国に対し相当に有利な譲歩を強いられるだろう、で譲歩したところで旨味がが無くなればちゃぶ台返しで侵攻しない保証など無い、それは過去の露・中・北の動向を見れば明らかでしょ。


台湾有事の際にサイバー攻撃で重要インフラなどが狙われ日本中大混乱に陥ることは明白だ。サイバー攻撃だけでなく台湾有事の際に台湾海峡やバシー海峡など台湾周辺を海上封鎖され台湾からの先端半導体の輸入が途絶えることや海運も遠回りを強いられ輸送費や保険料が高騰し日本経済は破滅するだろう。だから台湾有事は日本有事なのだ。この海上封鎖は与那国島などの先島諸島も含まれると考えられ国民保護の課題が存在する。
このような大惨事を政府は想定できているのだろうか?日本は今回の第四次台湾海峡危機で主体的に対応しなかった。米国はほぼ毎月1回米海軍艦船が台湾海峡を通過しており今回は2隻の巡洋艦が通過した。これは中国が台湾海峡は国際水域ではないというデタラメな主張をし更に海上封鎖するような演習を実施し航行の自由を脅かしているので航行の自由の重要性を訴えるため実施していることだ。本来なら日本も実施する必要がある。


憲法の通信の秘密問題だ。
憲法改正しなくても、法律で自衛隊と警察に権限を与えるだけで良い。憲法改正すればなお良い。
当然、権力側の権限の悪用が想定されるため、外国及び国内在住の外国人及び外国勢力と通じていると懸念される日本人に対してのみネット空間における攻撃(アタック)や破壊(クラック)を許可する。
ネット上の盗聴は憲法の通信の秘密には相当しないと法律で定める。
恐らくはこれでかなりフットワークが軽くなるはずである。
後は、沖縄電力もそうだが、少なくとも敵の攻撃が予想される施設などのサイバーセキュリティレベルを国際的にも最高レベルに引き上げるべく、予算面と人材面の両面で国が支援することが重要だ。


危機管理に疎い、平和ボケをしてしまい、頼るのはアメリカを主力とした海外の軍隊。何をやってるんでしょうか。空手や柔道、合気道などの武道は、先制攻撃はしなくとも身を護ることには長けています。護る術すら持たないのは、何なのか。
正論ばかりを述べていて、敵は見逃してくれるのだろうか。力があるから正論が通る。
大切な人を守るためにも、力を付けるべきではないでしょうか。残念ながら、未だに世界は昔と変わらないことをやってるんですから。


台湾有事になっても、結局米国頼み、日本は何もできないのだろう。
平和ボケしている場合ではない。自分も含めて、有事に備えるということをほとんどしてこなかった。沖縄の基地建設反対運動も、密かに中国共産党の息のかかった人間が入っているというし、ウクライナのように戦えないのは明らかで、台湾有事になっても、日本共産党は自衛隊は違憲などという主張を繰り返すのだろうか?


>自衛隊に「不正アクセス禁止法」がかけられており、サイバー空間で敵を監視できない仕組みになっている
さらに言えば、日本が受けたサイバー攻撃の発信源を特定し(アトリビューション)し、そこに対して「警告メッセージの送信」「逆にマルウェアを送って機能停止させる」等のいわゆる反撃もできない(法的にできないし、金もないのでその能力もない)。というのが実態でしょう。自衛隊にさせないのであれば、他の機関が担っても良いが、どこにもその機能はないと思います


不正アクセスに等しいアクセス行為は、日本国内でもあちこちで行われていて、先日も某大学に問い合わせメールを入れた。そしたらなんらかのリストにIPが載っていたらしく、それで監視リストに加えたという説明だったが、本当のところはわからない。
自衛隊のサイバー部隊は他国と協力していると思うので、戦力になるのはこれからでしょう。


法整備等もありますけど、高い技術力を要求するのに、それに給与が見合わないという部分もこれから出てくるんじゃないですか。水準以上の技術を持っている人なら、簡単に民間とか外国から引き抜かれそうです。


https://news.yahoo.co.jp/articles/e22508dec8615a3309fe10c52eba57d35864ab99/comments

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