南シナ海の中国権益に日本異議 大陸棚委 日米声明「不法盛る」 コメント「ガンガン言わないと中国近海から公海が消滅」「九段線自体が中国の妄想から、しかも勝手に人工島を作り続けている」「強圧的な姿勢を許してはならない」

Photo 南沙諸島(Spratlys Islands)by Phan Hoang Phe on Unsplash

<独自>南シナ海の中国権益に日本異議 大陸棚委 日米声明「不法盛る」
6/18(土) 23:04配信 産経新聞 Yahoo!ニュース

日本政府が国連海洋法条約に基づく大陸棚限界委員会(CLCS)で、中国政府が南シナ海に外国船舶の無害通航権を認めない「内水」を設定する動きをみせていることに異議を唱えていたことが18日、分かった。日本が南シナ海で中国の違法性を主張したのは初めて。「自由で開かれたインド太平洋」に向けた取り組みの一環として、南シナ海の領有権を中国と争う東南アジア諸国や欧米諸国と足並みをそろえた形だ。

中国が南シナ海で主張する内水のイメージ

日本が中国の主張に異議を唱えたのは、昨年1月19日付の同委宛て書簡。中国が領有権を主張するスプラトリー(中国名・南沙)諸島などをめぐり、国連海洋法条約では群島国家のみに認められている基線設定で一帯を中国の内水とするかのような主張に対し、「中国の立場を拒否する」と主張した。

その後、中国は8月16日付の書簡で、基線設定が国連海洋法条約ではなく一般国際法で規定されると表明。基線の内側にあたる内水は外側の領海と異なり、外国船舶の無害通航権が認められないため、中国側の主張を認めれば南シナ海支配が強まる恐れがある。

全文は以下(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20220618-BGVMUGVFTRL6VG4JVTJIJSUEG4/

コメント

これまで何を言われてもヘラヘラしてきたから、北方領土問題、拉致問題、尖閣問題、竹島問題が一ミリも動かなかった。逆に、北朝鮮は核保有国になり、ロシアの実効支配が益々強まり、事実上尖閣は立ち入り禁止領域になってしまった。日常生活でも同じだけど、中立なんてきれいごとを言っている人は、結局めんどくさい人になる。日本はずっと米国の核の傘に守られてきたから、平和だった。その現実から目をそらし憲法9条が国を守ってきたなんていうのはどうかしている。相手国から見たら日本は軍事大国だったんや。でもそれはもう過去形。自分の考えを相手に伝えることで、対話が始まり、自然と利害が調整されていく。何考えているかわからない相手とは交渉にならない。賃金もそうだけど、労働者が行動で示さないと、企業は空前の好決算を連発しているのに、賃金が上がらないという状況になる。中国と非正規で稼いできた経営者。我慢にも限界があるっていうよね


経済力で周辺国にモノを言えなくし、政府要人を骨抜きにする策略。軍事力で実行支配して自国の都合の良い様に現状変更。国内法はいつでも独裁者のよって変更可能。国際法には従わない。独裁者の意に沿わない者は徹底的に弾圧する、人権何て存在しない。恐ろしい国になってしまいましたね。平和が最優先と考える民主主義の国からすると有り得ない事ばかり。民主主義国家の尺度で推し測る事など出来ない。まさか、ウソでしょと思う様な事を本当に実行してしまう国がある事を先ずは認識しないとならない。日本も法整備を急ぎ、企業もチャイナリスクを真剣に考える必要がある。


このまま中国のいいように南シナ海を横行させてはならないということだと思う。今までおとなしく何も言わなかった日本がここにきて声を上げたのはいい傾向である。これからは相手国の思い通りにさせておくという論法は通らない世界に来ているのだと思う。武力や実効支配などで強引に法を無視して「やった勝ち」が通るような世界であってはならないと思う。国として海の領土をしっかりと守り、そして正しい位置での権利を堂々と主張していくことが必要である。


”国連海洋法条約では群島国家のみに認められている基線設定”・・・「一時的にスプラトリー諸島などをまとめて群島国家として分離独立させて内水設定してから本国に吸収合併する」という荒業が理屈の上で成立しそうな気がしました。それを認める国がどの程度あるのかにもよると思いますし、吸収合併後に再度認められない可能性もありますが。
内水設定に対しては米国も本気で阻止すると思いますからむつかしいのではと思います。


別の記事によれば、中国が日中境界線の中国側海域で、構造物を建築していることに、日本側が遺憾の意を表したとありました。しかし、今や中国に対して「遺憾の意」や「受け入れられない」などと表明することは「中国の行為を容認する」と同義語ではないでしょうか。つまり、日本政府が日本の権益を害されると考えるならば、日本も日本側の海域で石油やガスなどの採掘を着手すれば良いのではありませんか。
いずれにしても、これまでの政府の中国に忖度する姿勢が、より一層中国を増長させ、日本の利益を損ねてきたことは否めません。言い変えれば、強大な軍事力と経済力とを背景とした中国の強圧的な姿勢を許してはなりません。
いずれにしても、岸田首相は、国民民主党の玉木代表が主張する原子力潜水艦の保有や核武装をも検討するとともに、防衛力を強化する必要があると思います。
それは、尖閣諸島周辺に居座り続ける海警を見れば明らかです。


中国のこの動き酷いです。昨日土曜日、夕方6時からだったと思うが、米軍の沖縄基地についての特集があった。たしかに、問題点はあるし、改善しないといけないこともある。だが、このような、中国の日本近海でのあからさまな侵害、浸食、尖閣諸島等々の動きは一切報道しない。かなり違和感を感じた。報道は、公平でないといけない。一方的ではいけない。何も知らないでこの放送だけを見てると、明らかに、一般国民の判断間違う。大変な問題です。メディアの公平性という点で。


これはガンガン言わないと、中国近海から「公海」というものが消滅してしまいます。中国の島とその周辺海域に関する法的権利は、単に中国の国内法だけで決めたもので、いわば「お手盛りルール」。それを根拠に軍事基地化して他国の艦船航行を制限するのは、無法としか言いようがないです。しかし継続的に抗議しない限り、中国の実効支配によって既成事実化してしまいます。
 これは遠い元ロシア衛星国の話ではありません。日本の目の前の、核心的利益がかかった現実です。「日本も単独で防衛できるように核武装が必要」とか、今の日米関係を放置する限り出来もしないようなことを言っていても、屁の役にも立ちません。


〉アメリカの「自由で開かれたインド太平洋」戦略が、東アジアに緊張をもたらしている
白鳥教授のような、この考え方こそ、長い目で見れば、むしろ、危険である。ロシアや中国のような覇権国家は、こちらが大人しくしていると、弱腰と判断して、益々、横暴に振る舞ってくる。
ウクライナ戦争が始まる前、「米国は軍隊を派遣しない」などと言う必要はなかった。「ロシアが侵略戦争を始めた場所、NATOはあらゆる手段を用いて対処する」と言っておけばよかった。抑止とはそういうものである。
白鳥教授のような考え方は、むしろ戦争の危険が高まる、ということに気づいて欲しい。


外務省幹部は「変な人が委員に入っていると、認めるべきではない主張を認める場合がある。しっかりした人を送り込めてよかった」と語る。
中国寄りの日本学術会議の一部及びそのご一派のことですか?
話は変わりますが、軍備の圧倒的な増強に余念がない独裁国家の体制には大甘に甘くて、日本の産軍協力や正当な防衛力増強を増強を阻むことに余念がない・・・それでは本当に日本のためになりません。駄目だと思います。
今や推薦制に成り下がった偏った傾向が顕著な日本学術会議は日本の自由な研究の発展を妨げている。一刻も早く解散すべきだと思います。


もともと九段線自体がまったく中国の妄想から始まり、既に国際裁判所からも否定された海でしかも勝手に人工島を作り続けている。こんな無法な事中国以外に見たこともないし、既成事実を積み上げさらに違法行為を止めていかないと将来悔やむ事になる。
日本も海軍艦艇を増やして、米軍と共に自由作戦を実施するべき。
米軍だけに任せてはいけない。
日本の権益が大きい地域である。
ベトナムかマレーシアかフィリピンからもクアッドの参加してもらうべきである。


この記事に対してコメント欄で白鳥氏が見解を述べているが、こういう人がいるから中国が増長してくるのだと思う。「お互いの主張を理解しあいながら、しっかりと良い解決策を求めていくことが必要だろう」って、中国は軍事力を背景に力で押してくるから、主張を理解し合うことなど鼻から考えもしないでしょう。彼が大陸棚委員会の委員でなくて本当によかった。


日本企業は今でも中国に投資や企業が何も無かったかのように活動している。ロシア軍のウクライナ侵攻は「まさか無いだろう」と思われていたが現実に起こった。中国政府の香港支配も起こった。まさか無いだろうと言われている台湾侵攻も中国はやろうとしている。そんなの事が現実になったら日本企業は撤退してもロシアのように企業ごと乗っ取られる。独裁国家が考える事、やる事は皆同じだ。今からでも一気は無理なら少しづつでも撤退していくべき。あのロシアのやり方を見たら解るでしょ!他人事、他力本願で考えている日本企業や日本政府に危機感は無いのか?


ヤバくないか…
ウクライナ情勢の影にかくれてどんどん策謀が進められている。
空母も3隻目だし、どんどん沖縄や津軽海峡にさえ押し寄せてくる。
これからの時代は中国ロシア北朝鮮といつ不測の戦闘に巻き込まれるか分かったもんではない。
必ず犠牲者が自衛隊に生じる。
その時に改憲を騒ぐようではますますつけ込まれるだろう。
日本は改憲を待たずに、中国ロシアに対抗してせめていずも型中型空母を増産配備していった方が良さそうだ。


コメ主に同意。しかし、日本では国内でのスパイ活動が合法化されているので、優先順位としてはスパイ防止法からだと思う。
また、防衛次官人事でも防衛強化を主張する方が岸田氏の指示で退任することとなった。
外側の強化は当然だが、国内の強化を進めないと本当にマズい。


中国からの輸入を徹底的に減らす努力が先。
何をやったって輸入品止めららたら干上がるから
直ぐに妥協しなきゃいけなくなる。
まずは、国内利権を徹底的に淘汰し、
輸入を激減させるように変える必要がある。
国内の土地所有もやめさせ、日本国を護る対応が必要。

https://news.yahoo.co.jp/articles/030b03411f5080e15e698085d085b67b217f3add/comments

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