プーチン大統領、核使用を警告 軍事支援強化の欧米けん制 コメント「屈してはいけない一線」「焦りの裏返し」「最早プーチンにまともな理屈は通用せず」


Photo 「イスカンデルM」ミサイルを搭載した輸送起立発射機 MZKT-7930 - Vitaly V. Kuzmin / wikipedia 

プーチン大統領、核使用を警告 軍事支援強化の欧米けん制
4/28(木) 0:02配信 KYODO Yahoo!ニュース

 ロシアのプーチン大統領は27日、侵攻したウクライナでの軍事作戦に関し、第三国がロシアに戦略的脅威を与えようとした場合は「電撃的で素早い対抗措置を取る」と述べて核兵器の使用を辞さない姿勢を示し、ウクライナへの軍事支援を強化する欧米に警告した。ロシア北西部サンクトペテルブルクでの議会関係者との会合で演説した。

全文は以下
https://news.yahoo.co.jp/articles/11dff9aefcb0a8081f54e8e86a3cbfaef0def732

KYODO
https://nordot.app/892063794466717696

関連

ロシア「核恫喝からのエスカレーション」を止める唯一の方法――核をめぐる安全保障課題と日本の対応 - Foresight

https://www.fsight.jp/articles/-/48698
緊張緩和最優先では止められない
危機において、政治指導者や国民が「状況がエスカレートすることは、なんとしても避けなければならない」という心構えを持つことは、一見すると常識的に映る。しかし、ここには大きな落とし穴が潜んでいる。緊張緩和やエスカレーション回避が最優先されるべき政治目標ならば、相手の要求を受け入れればよい。しかしこれを突き詰めていくと、そもそも対立する争点を巡って相手と外交交渉をする意味がなくなってしまい、外交を下支えする軍事力も必要ないという結論に陥ってしまう。エスカレーション抑止という戦略は、まさにこうした心理を逆手にとったものなのである。





コメント

「核を使用する」と脅すことは、もはやテロリズムと同じだと思う。それに一度屈してしまえば、相手はことあるごとに脅迫し、自分の主張を通すことになるだろう。国として、核兵器を使用されることは脅威であり、避けなければならないことだと思うが、脅威そのものは残り続けるし、一度屈すれば、世界で核兵器による脅しが有効であることを示してしまう。難しいことだと思うが、断固として屈してはいけない一線だと思う。


プーチン、焦りの裏返しですね。
ですがもし、ロシアが常任理事国として、そして核保有国として、自由にならない他国に対して威嚇をする目的でこの発言をし、更に本当に核を使用すれば、それはもう現国連機構の破壊であり、ロシア無き世界秩序を構築する事になるでしょう。
それは現国連体制の上に胡座をかいてきたロシアの完全な権威と権力の失墜であり、今後数百年間は、世界から無視し続けられる存在となるはず。
これはロシアへの警告であり、心あるロシアの権力者達は、自国民と世界を狂人プーチンと自爆させるという、愚かな選択をしないよう、今こそ良心に従って正しい行動を取るよう、自らの責任を果たしてもらいたい。


プーチンは5/9の戦勝記念日まで飛躍的な軍事効果が得られないと予想されたとき、脅威を誇示するため小型の戦略核を使用する可能性が出てきました。
この2か月のロシアの行動や報道を見ても西側諸国の常識では予測できない部分があります。
核を実戦使用した経験があるアメリカのほうが安心できますが、ロシアは核を使用するというハードルが低いように感じます。
もともとプーチンは西側諸国をなめてかかって、この戦争を始めました。
そろそろプーチンが核を使用したときの具体的な対抗措置をバイデンが警告するべきでしょう。


侵略戦争を止めさせて破壊と市民虐殺を阻止する為の行動をとる欧米アジア諸国に対して核攻撃の脅しをかけるのは、もはやテロ行為以外の何者でもないと思う。自由と民主主義を守る欧米アジア諸国は、国際社会の根幹を揺るがす一連の行為に断固として臨むべきであり、武器供与を含むウクライナ支援と経済制裁を一層強化して対抗していくことが必要ではないだろうか。


とうとう追い詰められたな。これは単なる脅迫ではなく、事実上、世界に対して宣戦布告を行ったと理解されても文句は言わないだろう。
核を使用すると言うのは、少なからずロシアの国民も核の被害を被るという事だ。誰が悪いとか、誰の責任とかではない。確実なのは例えウクライナ領内に限定的に核が使用されても、死の灰は西向きの風に流されてロシアを襲う。
それ以上にウクライナに存在しない筈の核兵器が、ロシア領内の都市を襲うことも有りえる。果たしてロシア国民は理解し、享受するだろうか。
恐らく脅しの背景としては、ウクライナ国内への核使用ならば西側は反撃のスイッチを押さないと思っているのだろうが、たぶん戦術核がウクライナ国内に持ち込まれているよ。
さぁ、それでも撃ったとしたら、ロシア国民はどう行動するだろうか。


核は相手の国に対する抑止力としての力しかないと思います。核は脅しには使えても、実際に使われる事はないです。プーチンが核を使用しようとしたときは、プーチンの失脚の時です。
バイデン大統領は、このような脅しに屈せず、核の使用があれば、西側諸国も核で報復するという意志を明確に公表するべきです。
脅しには、脅しで対抗し、逆にロシアの国民に、ロシアに対して核が使われるかもしれないという恐怖感を与え、ロシア国民を、プーチン打倒に動かせるべきです。
バイデン大統領の弱気な態度や公的発言が、ウクライナで犠牲者が増えている原因になっています。
こんな脅しに負けずに。西側諸国は、戦闘機や戦車などのウクライナが求めている武器を提供し、早く戦争を終わらせるべきです。


核の脅迫には、万一こちらに対して使ったら、必ず核の報復がありますよ、と示すことが一番。
米国の核の傘にいるだけでは、不十分。
米国が自国の安全の確保と引き換えに、反撃しないかもしれないし、密約結ばないとも限らない。
自前を持つべきだと思う。
軍事力って、使わないために備えるもの。
自衛隊だって、訓練だけして実務的な活動しないのが、ベスト。有事はもちろん、災害派遣だって、ないに越したことはない。
非核も9条も、もはや舟に刻む。


核兵器は使う物ではなく、持っている事に意義があるもの。
だから北朝鮮やパキスタンでも、持っていることを喧伝しています。
一度使えば報復の連鎖が止まらない。
もし最初に使用したなら、世界中から糾弾されて孤立してしまう。
と、いうのがこれまでの世界的に普遍的な考え方だったのでしょう。
今回の様な恫喝には、他の核保有国からもカウンターの声明を出す必要があると思います。
ロシアは他国との同盟を持たない非核保有国へ対し、核を使用した時の国際的なリアクションを図っているのかもしれません。
そして「いける」と思えばやるのでしょう。
これまでの米国の態度を見ているとやはり不安になります。
以前なら「やれるものならやってみろ」と言わんばかりに実働部隊を派遣したりして、本気だと思わせたことでしょう。
最も冷戦時代から米ソが直接対決した事は無かったので今回のケースは初ですが。
正直、今のプーチンは読めません。


一方的な侵略でも既に世界が止めるべき事態なのに更に核をチラつかせて領土を奪おうとする姿勢そのものが893とどう違うのでしょう。
落とし所なんて言葉も聞きますが人の命は帰ってこないし住む場所も無くなった人は多い。
喪失感と悲しみに包まれた状態で集結を目指せるだろうか。ロシア国内への直接的な被害も近くなったと考えるべき。そうならないためにもロシア国民は兵力を減らせるよう両親や友人が説得して欲しい。駒になるだけだし核をチラつかせるなら巻き添えをくらうのはロシア兵も同じ。


核は事実上使えない兵器なのはまともな頭をしていたら分かる。安全保障と言っているが、核を使用すれば本格的に戦争になるのは必至で、安全保障もへったくれもない。戦争になればロシアの民間人もただでは済まない。
にも拘わらずこういうことを言ってしまうのは、相当追い込まれているということだろう。軍事侵攻がうまくいっていない証拠だ。 
力に正義を求めたが、自分で思うほどの力を有してなかったということだ。
最早プーチンにまともな理屈は通用しない。戦争忌避をいつまでも言っていたら先制で被害を出すだけだ。 
もはややくざの抗争と同じで、そろそろ相手の玉取りに行く覚悟を決めるべきなんじゃないのだろうか。でなきゃこっちが取られるぞ。


第三国がロシアに戦略的脅威を与えようと意図した場合は「電撃的で素早い対抗措置を取る」と述べ、核兵器の使用を辞さない姿勢を示した。
↑いくつかに解釈できる内容だと思う。
核とは言ってないし、第三国がという文言もまた色々想定できる。
おそらく第三国によってロシアに決定的に不利な状況を生み出した場合。に限るのだろう。
それは現状考えにくい。
アメリカやNATOもそこは介入しないし、
武器の提供が主。
これは旧ソ連とアメリカの冷戦の構図によく似ていて、実際ロシアも核を使用するとどうなるか理解している。
化学兵器使用の噂に関しても、禁止されてる化学兵器ではなくそれ以外のものを使った可能性が指摘されていて、ロシア側もかなり慎重になっていると思わせる。
お互いの駆け引き上での発言だろう。


かつて朝鮮戦争時文民統制とホワイトハウスの不拡大方針を無視し 仁川を越え原爆攻撃を準備したマッカーサーはトルーマンに電報一本で罷免されたが今回はトルーマンの地位にいるのがマッカーサーで抑制が働かない
プーチンはNATOとその盟主アメリカが一番恐れていることを見抜いて足元を見ているわけだが 冷戦期に開発していたスーツケース大の核や核地雷程度の小型戦術核は使用する恐れがあるし “プレ核兵器” としてNBCのうち生物・化学兵器を試験的に使用して揺さぶりを掛けてくる可能性はあるだろう
今のバイデンじゃ期待薄だが キューバ危機の時ケネディは核戦争も辞さずとして対決姿勢を取って国力に差のあるソ連を引き下がらせたが そうした度胸が今の西側に有るだろうか
かつてフィンランド侵略でソ連は国際連盟を除名されたが 今の国連でもまずそうすべきだろう


すでに現在のロシアの戦力はアメリカの分析機関にかなり正確に分析されていると思われる。確かにいくらかの戦略核は使えるかもしれないが、使った場合、猛烈な反撃が予想される。まさに、モスクワへの集中爆撃など。それにしても、アメリカの分析機関はどう見てるのだろう。武器を坦々と提供してるということは、かなりロシアの戦力が低下してることは確かかも。問題は、とれだけのクラスター核ミサイルを打てるかだけど、これはわからない。とにかく、徹底的にロシア軍のパワーダウンを図った上で、戦術核などを使用した場合で、ロシアがそれ以上の核ミサイルを打てる状態じゃないと判断したとき、あるいは、そのミサイル防衛ができると判断したとき、反撃するのかも。


https://news.yahoo.co.jp/articles/11dff9aefcb0a8081f54e8e86a3cbfaef0def732/comments

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