日印首脳、力による現状変更許さず ウクライナ念頭「深刻な懸念」 コメント「モディ首相の立場は理解」「日本独自の外交戦略として評価」


Photo 合意文書の調印式を終えた岸田文雄首相(左)とインドのモディ首相=19日、インド・ニューデリー(ロイター時事)

日印首脳、力による現状変更許さず ウクライナ念頭「深刻な懸念」 共同声明、ロシア批判避ける
3/19(土) 23:55配信 JIJI.COM Yahoo!ニュース

 【ニューデリー時事】岸田文雄首相は19日午後(日本時間同日夜)、訪問先のインド・ニューデリーでモディ首相と会談した。

 両首脳はロシアの侵攻が続くウクライナ情勢について「力による一方的な現状変更はいかなる地域でも許してはならない」との認識で一致。会談後発表した共同声明では、ウクライナの紛争と人道危機に「深刻な懸念」を明記したが、ロシアを直接名指しして批判することは避けた。

 岸田氏は会談でモディ氏に対し、「ロシアによる侵略には毅然(きぜん)と対応することが必要だ」と指摘。「プーチン大統領に対する働き掛けを含め、さらに協力してほしい」と要請した。

全文は以下
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8db6780b05f01fe7006e5ed8af52ef63e8dc2a1

JIJI.COM
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031900355

コメント

インドはある指数において世界第4位の軍事大国でもある。日本はインドに対し今回のロシアの一方的なウクライナ侵攻への曖昧な姿勢にいち早く日本が釘を刺しに行った点で評価できると思う。クアッドを確立するためにも、アジアの平和はアメリカ、イギリスと並んで日本が責任をもって担うという姿勢と決意を中国やミャンマー、タイ等に示すことにもなった。これは今後の安定したアジア諸国との交易にも寄与する。そのためにも、日本を守り抜く為の国防予算を確実に付け、国民の外敵に対する防衛意識を育成し高めなくてはならない。この地球における現代は、残念ながら全体平和を獲得するためにはまだまだ努力が必要だ。それには長く辛い年月と、学習と、莫大な費用がかかる。


アメリカの影響力が急速に弱まるアジアにおいて、今回速やかに日本の首脳が、中立戦略を取ろうとするインドに釘を差しに赴いたことは、日本独自の外交戦略として、特に中国への牽制として評価できるのではないでしょうか。
ウクライナ戦争の和平実現に向けて日本が果たすべき役割を理解し、国際社会を導く外交力を培うことは急務です。
ここは安倍路線を継承し、欧米に対して民主主義を重んじるアジアの盟主として日本が立ち振る舞い、外交的地位を確立することを期待したいです。


これからのインドは経済的にも軍事的にも、地政学的にも非常に重要な存在になってくる。
西側諸国でインド経済を動かし、安全保障分野でも西側へと引き込むことが重要。
インドの立場からしたら、現段階ではまだロシアを非難できるような状態ではないだろう。
モディ首相の立場は理解できる。
中国の影響力拡大に深刻な懸念を抱かれている中、中国を脱出した企業の移転先としても重要で、西側諸国で一致団結して推進させるべき。
西側諸国によってもっと明確に経済が成長して、安全保障面でもQUADによって、深化していけるだろう。
インドを西側へと引き込みQUADも有効活用すれば、地政学的にQUADの真ん中に位置するASEANの取り込みにも役立つ。
日本の課題は明確。
憲法改正によって、安全保障面QUADやASEAN等ともっと連携が取れるようになる事。
それが西側諸国の信頼を得る事に繋がる。


印は半分以上ロシア製兵器を所有、ロシアと対峙すると部品供与を受けられなくなり戦闘機運用に支障が出ます。東側の最新戦闘機、兵器を導入した国家と同盟を結ぶリスクが今回のウクライナ侵攻にさえハッキリと物申す事が出来ないのが良い証拠です。印はアメリカ、フランスから戦闘機を導入しています。この様な国は何か政治的障害があった場合西側東側どちらかを切捨てられる事が可能です。また印と西側の共同演習等に於いて培った軍事情報を東側にリークされる可能性が付き纏います。
岸田首相は日本主導のクワッドで印を引き留める為、今回の訪問で5兆円規模の大規模投資、殆どが印のインフラ整備に当てられ、今後日本が投資に見合った強い関係を築けるのかはロシアに対する印の態度を見ても疑問です。
アメリカ、欧州はロシア戦闘機情報入手と兵器輸出で巨額な国家利益を得ています。
残念ながら世界常識で、日本は良い財布国家です。


日本は鋭意努力して国際秩序の安定と戦争による現状変更に対抗しているが、それでも実質の効果は期待無く、薄氷を踏むだけになるかもしれない。クアッドやアジアの協力も必要だが、外交の力は合意文書では成果にならない。
外交の力は軍事力の国力で有る事が現実。
つまり国の主張が尊重される為には、国力がなければ本意を理解して貰えない。
インドはロシアから格安で原油輸入するだろうし、インドはインドの立場で国際秩序の安定をはかるのが自然。


5兆円の投資がなければ評価出来たけど
これまでと同じで莫大な投資を餌に外交成果を買ったようなもので5兆円との引き換えとしてはどうなのだろうか
日本は外交カードに投資や経済援助を使い外交成果を上げようとしてきたけど、中国韓国には利用され、ロシアには北方領土交渉を反故にされ
いい加減に外交の仕方を変えるべきだと思う
海外に投資するより国内産業に投資して活性化させるべきじゃないかな


印度に5兆円ぶらさげて会談してきたんですか?他の国からは日本はいいお財布、会談をして交渉する為には多額のお金を出す国と思われてるんでしょうか。他の国と連係じゃなく他の国に頼って守ってもらって、その代償としてお金を差し出す。いざ日本に攻め込まれて来た時にどれだけその差し出したお金が意味するのか。他の国々と連係したり外交とかも大切なのは分かるが日本ってそんな弱々しい国なんですか?平和ももちろん大切ですが、他の大国の後ろに隠れて叫ぶばかりじゃなく日本の国民は日本の政府が守る、もちろん他の国々にも手助けや支援はしてもらいながらも自国で守り抜くとは言えないんですかね。戦争や争いは避けれるものなら避けるに越した事はないとは思いますが、守る者があればそれを守る為に戦う事も時には大切だと思うんですが。他の国とかに支援のお金は別として、それ以外のお金は日本の防衛とか自衛隊の方々の装備などに使って欲しいです。


日本は国防のために、インドを最重要視している。それ以上に非同盟のインドはウクライナ戦争にショックを受けている。BBCやCNNとは違った非同盟の国の小さなメディアには、恐怖が満ちている。
彼らが言うに、NATOとロシアなど勝手にやってろ、それより新しい安全保障の枠組みを、だと。現実的ではないにせよ、彼らの声に耳を傾けられないのなら、結局は彼らはそっぽを向き、上海合作組織のようなところに活路を求めることになる。独裁者にすり寄れば、侵略を受けないで済むのが現実なのだ。
日本の国防と彼らの求める安全保障の枠組みには、すれ違いがある。彼らを説得するための論理は何か、日本は分かっているはずなのに、違う道を進んではいないか?
「国際社会の法治」の達成こそ、日本の世界戦略として全会一致の国会決議ができないものだろうか。他国への非難決議などたいした意味も無いが、自国への決議は民主主義国家として最強だ。


インドはロシアのウクライナ侵攻に対しては国連決議にて棄権しており、ロシアとの繋がりは深い分どうなるかは分からないが、クアッドの連携がどうしても必要不可欠。中国はロシアには支援はしないと言っていたが、SWIFTからの排除対策として、中国中央銀行と手を組んだ。中国も独自の決済、CHIPSを導入しているので、SWIFT対策にもなってしまいます。抜け道があるとしても制裁の穴は塞いでいかないといけません。この点で中国はロシアに加担したともいえる。インドはあくまでもロシアに対しては支援などはしないと信じたい。


ウクライナ問題を見て感じたのは明らかなアメリカの求心力の低下。
更に言えば、経済成長=アメリカの求心力低下という事。
軍事力=発言力と思っている方も多いが、実際は経済力=発言力。
中国や韓国が日本に強気になったのも経済成長で日本の必要性が低下した為。
そして、ロシアの非難決議ではBRICS全てが棄権・反対した。
嫌な言い方をすれば、ロシアが行動したのが今で良かった・・・。
今の調子でBRICSが成長すれば、10年後には経済制裁の意味はなくなる。
そして、もう一つ良かったのは、中国とインドの関係。
中国とインドが仲良しであれば、西側諸国の経済力を超えるのも直ぐ。
今後の世界経済の在り方についても考えていく必要が出てきたと思う。


国連が機能しない現状のシステムでは、このように各国首脳が個別に対話し、暴力(武力、脅しなど)による他国の侵略を否定する決議をひとつでも多く表明する必要があると思う。
当事国のロシア、ウクライナはどちらも自国にとって都合の良い主張をする。
これではどちらかが限界に達するまで悲惨な状況がつづく……
戦争による一番の被害者は各国の市民であること。
世界は2回の世界大戦を経験値しても発展したのは科学、技術、経済だけで物質的豊かさを得たが、心は貧しい原始の時代と変わらないと感じてしまう……


会談内容を見る限り岸田総理の一方的な主張を伝えただけに終わった様で残念
モディ首相とプーチンとの関係は経済的な結び付きもあり強そうだ
インド側からすれば一応日本側の話を聞いたという事実がアピールとして発信になりインドからすればこの会談は成功だったろう
インドに対してロシアへの制裁を具体的に取り付けられなかった事に日本の国家としての求心力の衰えを付くずく感じてしまう
ロシアに対して経済制裁を加える為にはインド、中国が足並み揃えなければ効き目は希少だろう


クアッドでは一致してるインドも、ロシア侵攻は他国と同じに同義上許すことはできないだろう。中国国境での緊張で国土の安全には敏感になっている現状もある。
ロシアとの関係悪化は国情的に歓迎はできない。だが、制裁の影響で、いずれロシアが弱体化し、メリットを感じられなくなれば、あっさりとロシア外交に見切りをつけるのも体質的にあるのがインドだ。
国連での意志表示も保留しているのなら、これからの国際情勢とウクライナでの戦闘の行方を見極めてから、というインドペースで方針を決めていくのだと思います。


対中共では一致しているものの、対ロシアではインドはどうしてもロシアと距離を置くのは難しそうですね。
インドを西側に引き込みロシアから引き離すには、西側の武器供与やエネルギー食糧供給等、ロシアよりも西側に依存出来る状況を用意する必要がありそうです。
ロシアが持っている飴より甘い飴を、ロシアより多く与えると言う事です。


インドがロシアとの経済関係を重視し、ウクライナに対する軍事侵略について西側諸国と足並みを揃えなくても、中国が尖閣諸島へ軍事侵略を行う場合には日本の安全保障に協力する、と理解しました。
ウクライナへの軍事侵略に対する経済制裁の抜け穴になる懸念は強く残りますが、これ以上協調姿勢はインドから引き出せない、と日本政府として判断したと理解しました。


日本国民として今回の戦争を通じ一番大切だな事は、何かを突き詰めて日本をどう守るべきか、日本はどのような防衛をするべきか深く考えるべき時代になったんだと痛感した。
難しい事は分からない〜じゃなく、わかる範囲から考えるのが大切だなと。
法律や世界情勢が分からなくても、何かあった時に自分は何処に逃げれば良いの?あれ?よく考えたら東京って逃げても生き延びれる場所すらないじゃん。
じゃぁ日本はどうするべきか、そんなことを真剣に議論できる日本になればいいですね。


https://news.yahoo.co.jp/articles/c8db6780b05f01fe7006e5ed8af52ef63e8dc2a1/comments

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