総務省、携帯「6G」開放へ指針 中国の寡占化を警戒 ネット「国防面でも良い事」「予算規模が全然足らないように思える」「今からでも遅くは無い」


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<独自>総務省、携帯「6G」開放へ指針 中国の寡占化を警戒
1/3(月) 19:52配信 産経新聞 Yahoo!ニュース

総務省が、次世代高速通信網の第6世代(6G)移動通信システムについて、特定メーカーの技術に依存しない開かれた基地局整備を推進するための国際会議を立ち上げることが3日、分かった。現在最新の5Gの基地局は、中国の華為技術(ファーウェイ)が高いシェアを獲得し安全保障上の懸念も指摘されている。このため、6Gでは欧米とも連携してオープンな通信網整備のガイドライン(指針)を策定。特定企業による寡占化を防ぐ狙いだ。

今回の国際会議で議論するのは、さまざまなメーカーの基地局向け機器を自由に組み合わせることができる「Open RAN(オープンラン)」と呼ばれる通信環境。オープンランの促進は、昨年開かれた日米豪印4カ国の連携枠組み「QUAD(クアッド)」の首脳会談の合意事項の一つで、同会議はその具体策にも位置づけられる。

全文は以下
https://news.yahoo.co.jp/articles/649307ae87fddb8447c279015c2d5e7a8591bc23

産経新聞
https://www.sankei.com/article/20220103-OXQ522Q4ORLZDEUYEHHTCXVE5Y/

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2022/1/4
6G実現に不可欠な暗号技術 兵庫県立大グループ、開発に世界初成功 - 神戸新聞NEXT
2030年ごろの実用化が見込まれる次世代の移動通信システム「6G」の実現に不可欠な高速・大容量の暗号技術を開発することに、兵庫県立大大学院情報科学研究科の五十部孝典准教授らとKDDI総合研究所のグループが世界で初めて成功した。

コメント

今まで国際標準化して恩恵を受けてきたのは、一部のパテント企業と安い機器を提供し続けた中国メーカーだった。今回6Gで中国外しをやるのであれば、かの国の安価な製品を買わずに日米欧の高価な機材を導入する必要がある。それでもやる!という覚悟で進めてもらいたい。


一向に進まない5G。
このまますっ飛ばして6Gに移行できればそれもいい、設備投資に無駄が減って性能が上がる。中国にも負けない技術を持つのは国防面でも良い事だ。


確か日本は中国主体となってしまっている5Gをすっ飛ばして更に先の6Gに力を注ぐという話しはこの話しが出る以前から噂されていたと思う


以前ワンセグがあった時、南米で日本の規格が標準となったがそれに対応した携帯電話を売ったのはサムスンとLGだった。
「日本人は職人、中国人は商売人」とよく言われるが、技術で勝ったとしてもビジネスに繋がるように欲しいと思う。


6Gの前に、そもそも、先進国なら導入が当たり前の電波オークションくらい、いい加減に実施すべきでは?大手テレビ局をはじめとする一部の特権階級の企業だけが電波を牛耳り、先進国ではあり得ないような寡占市場を長らく維持してきました。
既得権を維持したい連中は、「電波オークションを導入したら外資に乗っ取られる危険がある」とか言って国防を盾にして正当化してきましたが、そんなものは別途、規制すればいいだけであり、彼らが官僚と癒着して維持してきた巨大利権を許していい理由にはなりません。だいたい、既に今の日本のマスコミが国防に害を与えるような報道ばかりやってきてるのに一体どの面下げて国防を理由にしてるんだか。


情報なら、とっくの昔に中国共産党に漏れていると思います。ファーウェイ製の無線基地局多いでしょ?、「造船所では、Wimaxがよく使われている」という話だし海上自衛隊の艦船の図面とか既に漏洩してそう。
 右翼はすぐに、スパイ防止法とか憲法改正とか、声高に主張しますが、その前に、こういう地道な漏洩防止策が打たれていないことに、すごく違和感を持ち続けていました。
 ドコモとの癒着とか、間違だらけの総務省が珍しく正論を展開したとは思いますが、あと10年早く行動に移すべきだったと思います。


「総務省が立ち上げる」と主語が総務省になっているが、何かの間違いということはないのだろうか?
立ち上げるものは国際会議だが、日本が主導するそんな力があるのだろうか?
日本は半導体でも移動体通信でも、最早世界をリードしている国ではない。
それにかかわらず、国際会議を主導できるリーダーシップがあるのなら、大変嬉しいことだが。
期待して良いのだろうか。


インテリジェンスを考えたら中国抜きのプラットフォームの開発は喫緊です。
でも、日本は国策の遅れと油断によって半導体技術では後塵を拝している。
ここは米欧印、台湾と緊密な連携を行い、脱中国のスタンダードをぜひ作り上げていただきたいところです。
その為には予算規模が全然足らないように思えます。
日本主導で動くためには、基礎研究からデバイスまでカネと技術を総動員する必要があり、国策として6G、さらにはその先の素地の開発をするべきです。
残念だけど日本はデジタル後進国。
教育の場からも人材の育成を図り、他国に先んじなければ、資源の乏しい日本が生きていく道はないと考えます。


5Gは通信速度は高いが到達距離が短い。到達距離が短いPHS同様に基地局の数が多くなる。そのために普及が進みにくいのは当然だ。むしろ会社の内線とか工場敷地内の運送ロボットのリモートコントロールとか、公衆回線と接続する必要が無い分野のローカル5Gの普及を目指して欲しい。この分野では国内メーカーも善戦している。基地局設備だけでなく内線用専用端末とかデュアルSIMで内外線兼用端末の販売も見込める。のらりくらりと5Gの最盛期をやりすごし、4Gの次は6G化を図るくらいの戦略は持って欲しい。


4Gから5Gになれば、通信速度は圧倒的に早くなるというのは、理論上は正しい。
一方で、到達距離は短くなり、その為、通信拠点・アンテナ数を格段に増やさなければならず、設備投資が掛かることと、アンテナ設置場所の確保が容易に進まない。
加えて、アンテナと受信機の距離、間の遮蔽物の影響を強く受けて、理論的な通信速度が保証される場所は実際には限られてくる。
実際に、各自持っているスマホで、色々な場所で通信速度を測定してみてほしい。
如何に、場所によって通信速度が違うか、おそらく驚くだろうと思う。
4G、5G、6Gとどんどんその傾向は大きくなる。
家庭で、光回線、或いはLAN回線で、Wifi5、6での通信のような安定性は望めない。
最近の5G化は、そういうメリット、デメリット、速度分布の説明なしに勧められていて、消費者に対して公正な情報を伝えているとは思えない。


日本企業は、生き残る為に中国へ生産拠点を移した事が大きな間違いであった。
その結果、中国を太らせ豊かにした事が中国の横暴化に繋がり、国際社会を混乱させている元凶だ。
その責任は、中国に頼った国々にある。
今からでも遅くは無いと思うが、中国に頼った経済ビジネスは、早く撤退有りきで臨むべきである。

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