習近平に恥をかかせた…欧州の「中国離れ」のきっかけとなった小国リトアニアの勇敢な行動 ネット「盛大な拍手を送りたい」「つまり中共の目論見は然程成功していない」「日本も依存度を下げるべき」
Photo by Vitalijs Barilo on Unsplash
習近平に恥をかかせた…欧州の「中国離れ」のきっかけとなった小国リトアニアの勇敢な行動
12/28(火) 19:16配信 PRESIDENT Online Yahoo!ニュース
欧州で存在感を増していた中国が、想定外の逆風にあえいでいる。きっかけは、小国・リトアニアが中国との経済協力関係を解消し、台湾に接近したことだ。筑波大学の東野篤子准教授は「激怒した中国政府はリトアニアに圧力をかけ、苦境に陥れた。だが、この報復行為に近隣諸国が強く反発。これまで良好だった欧州と中国の関係に隙間風が吹き込んでいる」という――。
■リトアニアと中国との関係はさほど険悪ではなかった
近年、欧州の小国リトアニアが注目を集めている。同国は中国との関係に見切りを付け、台湾との関係構築を大胆に進めているのだが、これに中国が猛然と反発し、あらゆる手段を用いてリトアニアへの圧力を強めている。
それでも台湾への接近をやめようとしないリトアニアの大胆さと、なりふり構わず同国へのけん制と報復に走る中国という構図に、国際社会の関心が集まっているというわけだ。
なぜこのようなことになったのか、経緯を簡単に振り返っておきたい。もともと、リトアニアと中国との関係はさほど険悪ではなかった。
2012年に中国と中・東欧や西バルカンの16カ国との経済協力枠組みである「16+1」が創設された際には、リトアニアはむしろ中国との関係強化に期待を寄せていたとみられる(なお、同枠組みは2009年にギリシャが参加した際に「17+1」と改称されたが、後述するようにリトアニアの離脱によって「16+1」へと逆戻りすることになる。また、本稿では混乱を防ぐため、時期的には「17+1」とすべきところもすべて「16+1」と記述する)。
■中国による「途上国扱い」に不満
発足から数年後、リトアニアだけでなく「16+1」諸国の多くは、同枠組みに不満を抱くようになった。
「16+1」で約束された中国による原発や高速道路の建設などの大型インフラ投資案件には、計画倒れに終わったものが少なくなかった。
実施されても計画が大幅に遅れ、予算が当初予定の何倍にも膨れ上がったものもある。
このため、中国主導のインフラ投資計画に大きな疑問符がつくようになったのである。
また、そもそも中国は「16+1」を、中国による「途上国支援」としてとらえていた側面がある。経済危機や不況に苦しむ中・東欧諸国や西バルカン諸国に対し、中国がインフラ投資を携えて手を差し伸べる――。これが中国の描いていた「16+1」のイメージであった。
しかし、「16+1」の加盟国には、欧州を代表するIT先進国のエストニアやリトアニアから、経済不況にあえぎ、支援を渇望する旧ユーゴ諸国まで、実にさまざまな国が存在していた。こうした国々を十把一絡げに「途上国」扱いしてきたことに、「16+1」の根本的な問題が存在していたのである。
全文は以下
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce73530979d2f13b7c4a71451466ee6ec9533b0a
PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/53311
コメント
日本も資金を引き上げて依存度を下げるべきです。国内での生産消費に力をいれてほしい。
貿易(輸出+輸入)の約25%が中国関連で、2020年には日本企業がコロナ禍においても約1兆円を中国に投資したほどの「中国経済依存体質」の日本は、とてもではないですがリトニアの真似はできないでしょうねぇ。
中国によるリトアニア製品への直接&間接的な圧力や嫌がらせは、WTO案件だと思うのですが…WTOの紛争解決機関が機能停止中の現在では、やりたい放題ですね。
結局 中国に頼らなければ経済が成り立たない なんて事は幻想、杞憂って事
中国に弱みを握られてる連中の言い訳、ごまかしに過ぎないって事だよ。
中国がたまたま一国で巨大市場だから不安に思うだけ。
手間ひまはかかるかもしれないけど、中韓以外の国を育てれば穴埋めは出来るでしょ。
TVメディアもこういう中国の側面をキチンと伝える姿勢が必要だよ
>「環球時報」
小国のリトアニアは米国の歓心を買いたいがため中国に歯向かい、台湾に接近しているというのが、その主な論調だ。
中国共産党の強引で傲慢なやり方に不満を持つ多くの国々の中で、勇気を持って筋を通した行動をとったいうだけのことだろう。そして歴史のゴミ箱に叩き込むという露骨な表現と「見せしめ」にするような態度をとる中国政府。
中国政府は米国が世界の分断をはかっていると言うが、そもそもこのような論調や態度自体が世界の分断を招いているのだ。別に台湾問題に限った話ではない。全てにおいてそうなのだ。最近は自らを太々しく正義と強弁しているが、要は中国共産党は自分に協力的もしくは言いなりになるか、そうでないかで、世界を見ているだけのことだ。
中国は脅迫的外交はしないと言っているが、対リトアニアはまさに脅迫である。日本もこうならないためには、今が重要。自民党の半分と公明党は、媚中の動きに要注意。
リトアニアに盛大な拍手を送りたいです!
来年、台北市にリトアニアの立派な大使館が完成することを期待しています!
日本は リトアニアの製品・商品・農産物の購買運動を始めましょう!
取り敢えずリトアニアに倣って台湾を承認したらいいんじゃないですか。日本は台湾との関わりはどこよりも強いんですから堂々とやっていけばいいんです。確かに中国との経済関係は強いけれどだからと言って卑屈になるのは間違いです。
ニカラグアの一件とか中共の計略が成功したケースもあれば、リトアニアのように中共から離れるケースも出て来ている。つまり中共の目論見は然程成功していない。ましてや今の中共の態度を観れば、例え政府が中共寄りでも民心は離れて行く。ソロモン諸島などは端的な例。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce73530979d2f13b7c4a71451466ee6ec9533b0a
コメント
コメントを投稿