岸防衛相、越えてはならない一線引く 尖閣諸島巡る中国との争い ネット「よくぞ言っていただいた」「台湾有事=日本有事」「防衛力の整備は中国の既成事実化に対抗する意味でも必須」「しっかり装備を整え対峙して欲しい」


Photo 魚釣島(尖閣諸島)出典:内閣官房ホームページ

岸防衛相、越えてはならない一線引く 尖閣諸島巡る中国との争い
9/16(木) 16:45配信 CNN Yahoo!ニュース

東京(CNN) 日本は中国も領有権を主張する尖閣諸島で、越えてはならない一線を引きつつある。中国側の徐々に攻撃性を増す軍事姿勢を押しのけ、地域の2大大国の間で起きる可能性のある対決に備えを進めている。

岸信夫防衛相はCNNとの単独インタビューで、尖閣諸島(中国名・釣魚島)が日本の領土であることは議論の余地がなく、領土として防衛されると語った。日本は尖閣諸島への中国の脅威に船には船で対抗し、必要があればそれを超えた対応をしようとしている。

日本は自衛隊の増強を進めている。最新鋭のF35戦闘機を加え、同機を搭載可能な空母にする艦船の改修も行っている。さらに新たな駆逐艦や潜水艦、ミサイルも製造している。それでも中国の増大する軍事費と比べればはるかに防衛関係費は低い。

岸氏は東シナ海における尖閣諸島周辺での中国の行動に対して「海警船にはまずは海上保安庁が対処して、海警船の船舶よりも多い数でしっかりと尖閣諸島を守っていく姿を中国に見せていく」と述べ、「尖閣諸島の領有権についての国際問題は存在しない」とも強調した。


(中略)


岸氏は「台湾で起こることは直接的な問題として考えている」と述べ、「エネルギーのライフライン」が台湾の周辺海域を通っていると言及。「90%のエネルギーはこのエリアを通して輸入されている」と指摘した。

(中略)

岸氏は「台湾で発生したことは日本の問題になってくる可能性が高いと考えている。その意味で我々は対処していかないといけない」と述べつつ、中台間の緊張は暴力ではなく対話を通じて解決されるべきだと強調した。 日本政府はその主張を言葉だけで裏打ちしようとしていない。軍事力を増強し、ミサイルや部隊を与那国島に配備し、近い将来石垣島でも配備を予定している。 岸氏は「我々がこの南西地域に対する防衛をしっかり固めていくという意思の表れだ」と語る。

全文は以下
https://news.yahoo.co.jp/articles/3593a4dd49178564c37e42a7fa68e24736f01a5a

CNN
https://www.cnn.co.jp/world/35176806.html


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コメント

良いインタビュー記事でした。
尖閣と台湾について、日本からの見方がよくまとまっている。
とりわけ、岸大臣の以下の指摘は重要。
>「台湾で起こることは直接的な問題として考えている」と述べ、「エネルギーのライフライン」が台湾の周辺海域を通っていると言及
台湾が中共の手に落ちれば、南シナ海もバシー海峡も同じく中共の支配下となる。
となれば、日本のシーレーンは容易に封鎖されるということ。
つまり、「台湾有事=日本有事」である。
日本国民はこの認識を持ち、備えることが重要。
ただし、一箇所だけ誤解を招きかねない点があるので指摘しておく。
>領有権の主張は数百年前にさかのぼる
少なくとも、中共の領有権主張は1970年代から。ここは表現を直して貰いたい。


どさくさに紛れて上陸などさせないよう、しっかり装備を整え対峙して欲しい。。国土国益を守るには武力行使の覚悟も必要!!


岸大臣の言は一本筋が通っている。
これは多分日本国民の大多数の意見であり希望であると思う。
そして自国は自国で守るという当たり前の事を政治主導でやっていけば岸さんの評価も必然と上がるだろう。
彼は恐らく次の次の次あたりを狙っている。


岸さんいいね。
さすが安倍さんの弟だ。
次期政権でもぜひ防衛相となってほしいものだ。


10年ほど前の尖閣諸島中国漁船衝突事件でも明らかなように、中国は自国に不利な事があると、荒唐無稽な罪をでっち上げて民間人を逮捕し人質として利用する。民主党政権は中国政府に対し卑屈な態度で接したが、岸防衛相には断固たる姿勢で臨んで頂きたいと思う。


防衛力の整備は、実際の力だけではなく、中国が狙う既成事実化に対抗する意味でも必須です。
同盟国であるアメリカでもこうして報じられることもプラスになると思います。


とはいえ、やはりアメリカ頼みな面が大きいことは否めない。
こと有事となれば、日本政府や自衛隊がどれだけ主体的に動けるかが大切になります。
そして人的被害が出ることになってもたじろがない不退転の決意を持ち続けることができるか。
一部のマスコミや野党勢力が批判しようとも、この姿勢を貫くことが後の世代にも繋がることでしょう。


珍しく筋の通った考えを表明している。遺憾砲だけでなく実効性を伴った施策を期待したい。南・東シナ海はシーレーンとしての重要性だけでなく、台湾には世界最大の半導体工場もある。もしも中国の支配下に置かれれば、世界の産業にも重大な危機となる。


できるだけ早急に、尖閣に海上保安庁の補給基地並びに、灯台等の設置を強く望みます。将来的には自衛隊及び米軍の補給基地としての能力を持たせたものにしていただきたい。


いくらご立派な平和憲法があっても国は守れません。
現実、いつの世も世界は弱肉強食です
最低限の抑止力としての軍事力は持つべきです
総軍事力でかなわなければ核保有も必要かと思います
中共は日本の弱腰を見透かし、岩礁の島の為に米は自国の若者の血を流す訳が無いと踏んでいる
きちんと法整備をして確固たる領土死守という気概を日本は見せないと米も動きません
こちらからは戦争は臨みませんが80年代に英がアルゼンチンに見せたフォークランド紛争位の気概が最終的には必要です
中共は尖閣諸島を先に実効支配としたくさびを打って米の出方を見てからの台湾統一と考えてるでしょうね
台湾統一は中国の悲願だからです
最終的には沖縄も侵略支配してアジアを中共化して覇権 を握る事を目指しています
今のままの遺憾砲だけでは旧日本が大東亜共栄圏を唱えアジア侵攻したようにな、飴とムチを使い徐々にレッド化していきます


一つだけ。「領有権の主張は数百年前にさかのぼる」
中国が尖閣列島の領有権を主張し出したのは1971年12月から。台湾に続いて。
中国の明の時代から と言うのも後付け。


中国では、「日本が台湾問題に介入すれば容赦なく先制核攻撃を行う」という考え方が堂々と流布されており、これが中国共産党の真意だとすれば、我が国は中国の核攻撃に対する明確な報復プランを持たなければならない。これを正面から議論しようとしている自民党総裁候補は高市議員だけである。


極当たり前のことを、よくぞ言っていただいた。これまでの大臣が言いたくても言ってくれなかった。嬉しい限りですが、外交は軍事力、ロシアも中国も力で物事を決めて言って来る、核を使うことも辞さないとまで脅して来る。やはり憲法改正を実現してほしいものです。今回のコロナにしても、非常事態宣言下においての法整備は必要不可欠なものです。岸さん頑張ってください。それと日本のマスコミについても何とかしてほしいものです。特にNHKについては税金を使わないでほしいです。


何十年も前に出た「防衛費の目安を国内総生産(GDP)の1%以内」の時代とは、中国の拡大政策と韓国や北朝鮮の敵視政策によって、嘗てないほど日本を取り巻く周辺環境が悪化しているのが、理解できない人間が居るのが問題。
今後の日本を守るためには、GDPの1%以内とか言ってないで、せめて3%位まで上げで、有事に備える必要な時代が来ている。
日本人や日本領土を守る。ということを先頭に立って実現できるリーダーを日本国民は、求めている。


https://news.yahoo.co.jp/articles/3593a4dd49178564c37e42a7fa68e24736f01a5a/comments

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