ネット中傷対策、侮辱罪に懲役刑導入へ ネット「批判と誹謗中傷の区別、しっかり線引きを」「イジメという名を借りた犯罪の厳罰化も進めるべき」「中傷を煽る記事にも規制を」


Photo by freestocks on Unsplash 

【独自】ネット中傷対策、侮辱罪に懲役刑導入へ…テラハ事件では科料わずか9千円
8/30(月) 5:00配信 読売新聞オンライン Yahoo!ニュース

 インターネット上での誹謗(ひぼう)中傷対策を強化するため、法務省は刑法の侮辱罪を厳罰化し、懲役刑を導入する方針を固めた。来月中旬に開かれる法制審議会(法相の諮問機関)で同法改正を諮問する。罰則の引き上げに伴い、公訴時効も1年から3年に延びる。ネット上の投稿は加害者の特定に時間がかかり、摘発できないケースもあるが、法改正により、抑止効果や泣き寝入りの防止につながるとみられる。

 侮辱罪は、公然と人を侮辱した行為に適用される。具体的事例を示して人の社会的評価をおとしめる名誉毀損(きそん)罪に対し、事例を示さずに悪口を言っただけでも成立する。

 ただ罰則は、名誉毀損罪が3年以下の懲役か禁錮、または50万円以下の罰金なのに対し、侮辱罪は拘留(30日未満)か科料(1万円未満)と規定。刑の重さで原則決められている公訴時効も、名誉毀損罪が3年なのに対し、侮辱罪は1年と短い。

全文は以下
https://news.yahoo.co.jp/articles/5656139692928ad6d307e0620613f709c6e185b4

読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210829-OYT1T50260/

関連

「ネットいじめ」対策のカギは保護者の知識アップ、マイクロソフトが調査結果を発表 生徒・教師・保護者の声をもとにオンラインセーフティの現状をレポート - INTERNET Watch

https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1344346.html
 日本マイクロソフト株式会社は8月10日、同社が中高生および教師、保護者に対して行ったオンラインでのハラスメントやいじめに関するアンケート調査の結果を発表した。あわせて、同社のブログ「Microsoft News Center」にて、オンラインセーフティにおける保護者や教師の役割について提言と情報提供を行った。

ネットの誹謗中傷対策 ヤフコメ技術を他社へ - 産経新聞
https://www.sankei.com/article/20210821-MIBJU47PIJIBHFM5RWPEFRK36U/
 対策が迫られるなか、「ヤフコメ」と呼ばれるニュース配信サービス大手「ヤフーニュース」のコメント欄は、1日平均32万件超の投稿のうち約2万件が連日削除されている。複数のAI(人工知能)と人力を駆使し、不適切投稿のパトロールとともに、論理的な投稿を上位に表示することで健全化を目指し、技術は同業他社にも無償提供されている。

コメント

甘く見られていたネットでの誹謗中傷が厳罰化されるのはとても喜ばしいことです。
しかし、芸能人の影響力は大きいですね。
今までネットの誹謗中傷によって亡くなった方は多くいたでしょうし、
ネットの誹謗中傷は激化すると防弁護士騒動みたいに手に負えなくなったりもします。
もっと早い段階で法改正できなかったのかと思うところでもあります。
それと同時に、近年よく見られる特定の弁護士と財力を持ったインフルエンサー、政治家によるスラップ訴訟についても対策をしていただきたいですね。アレがまかり通っているようようでは司法を信用することができません。


批判と誹謗中傷の区別を、批判しているつもりの側も、批判されてる側も、しっかり線引きするべき。
刑法として制定されるなら、ともなって「何が批判」で「何が犯罪行為」かを教育や周知が必要。
まあ基本的には認知が歪んでる人がやるので、やる人間は逮捕されるまでやるんだろうけど、子供たちや知識のない人がリテラシーを獲得する必要はあると思う。


技術の進化に法律が追いついていないところで起きた事件。厳罰化はある程度必要であると思うし実際飲酒運転などは厳罰化で相当の抑止にも繋がった。ただ裁判で争った時にSNS上の文言と、本人の受け取り方だけで争った時に、裁判官が名誉毀損罪並みに判断できるかは疑問であるが、抑止効果は出ると思うので、ある程度のネット中傷防止は効いて来ると思う。問題はいざ訴えを起こした時に、SNSが拡散する中でどこから誹謗中傷に変化していったのかの線引きだ。


たまにヤフコメでも見かけるのが、誹謗中傷を糾弾するようなコメントをしておいて、その方の過去のコメントを見てみると特定の芸能人への誹謗中傷を行っているケースがある。
自分が誹謗中傷していることに気づいていないのか、これくらいなら大丈夫と思っているのか、まさか「自分は特別だ」なんて考えてはいないと思うが。
不思議でならない。
上のケースなどを考えると、厳罰化は賛成だが、刑が少し厳しくなるからと言ってネットの誹謗中傷が激減するとは考えにくい。


政治家や一部権力者の批判封じ、言論統制に使われなければいいがね
普通にその通りだと思われる目的通りに使用されることを期待する


と同時に少年法含めてイジメという名を借りた犯罪の厳罰化もどんどん進めていくべき。
成人に対してはもちろんだけど未成年に対しての扱いがあまりにも甘すぎる。
最近では記憶に新しい旭川の中学生の集団犯罪行為、あんな冷酷な事して何の罪も問えないでいる。それどころか加害者当人そしてその親は未だに加害意識ないまま今日までいる。被害者が亡くなったことに対しても他人事。
こんな加害者が逃げ得できるような社会は絶対間違ってると思う。


これに関しては、年齢で区別しないで欲しい。
SNSの被害が大きいのは、青少年だし、10代から教育で、誹謗中傷はダメだと教育してほしいです。


匿名性が高いところで、誹謗中傷し人の人生を変えてしまう事はあってはならないこと。
最近は自分のことは棚にあげ、他人に対して攻撃する事が多々みられる。
日頃面と向かって言えることを書いてるのか。自分がやられたら傷付くことをやってないか。
当たり前のことをやるだけなんだけどね。


これで、個人に対する「意見・批判」と「誹謗中傷」の線引きが少しでも意識する機会が増えるといい。
個人の意見を非難しているつもりが、個人その人の人格を否定していることがよく見受けられるので。わたしもたまに例に漏れずですので、今後より一層気をつけていきたいです。


もちろん不当なネット中傷に対策としては賛成するべき点はあるけども
不祥事を起こした国会議員がいてネットで批判などの意見が多数上がったときも運用されそう
個人情報保護法だって都合のいいように使われて情報公開を阻害されてきた実績あるしね


ネットでの誹謗中傷への厳罰化もだけど、ネットを利用した詐欺にも厳罰して欲しい。
コロナ禍や、老後の不安を煽った、稼げもしない迷惑メールの多い事、多い事。
輩は大胆にも顔出しの動画で儲かる事を謳い、最終的には数万から数十万の金を使わせる。
こいつらは、消費者生活センターが何もしてこない事を良いことにやりたい放題してる悪党の現状を関係省庁や警察はもっと認識すべき。


これを機にくだらない芸能記事が減ればいいと思う。芸能人の一般人である家族を追いかけたりするのなんて、普通の人は興味が無いし、むしろドロドロの嫉妬心を持った人間の感情を無駄に揺さぶるだけ。
中傷を「煽る」記事にも規制を。


これは、政治批判も含まれるんじゃないでしょうか。例えば、「首相は能力が・・・」などの記載を侮辱ととられた場合、罪に問われるのでしょう?もちろん法の趣旨は疑いませんが、運用側の都合によって解釈されてしまうと、一層言いたいことも言えない社会が出来上がります。戦前の言論統制に近いことを為政者はできるんじゃないでしょうか。運用は慎重にお願いしたいものです。


重要な問題は誹謗中傷も犯罪となる線引きが出来ないことだ
その当事者に対してのネガティブな意見すべてを取り締まることなど出来はしないし、するべきでもない
これは絶対にアウトだと思うコメントは誰が見ても分かるが、グレーゾーンの線引きがハッキリしていないし、取り締まることが出来ないならトーンを抑えた誹謗中傷は蔓延する


https://news.yahoo.co.jp/articles/5656139692928ad6d307e0620613f709c6e185b4/comments

コメント

人気ブログランキング

クリックのご協力をお願いいたします。

このブログの人気の投稿

中国 東シナ海のガス田で掘削開始か 日本政府は抗議 コメント「合意違反」「一回抗議し状況を悪化させてくるならもう協調関係は無理」「今一度原点に戻り資源調査等行うべき」

宇宙ごみと人工衛星の衝突、「高リスク」過去最多268件に…政府は「交通ルール」策定へ コメント「宇宙ゴミの除去は宇宙開発に不可欠な技術」「国籍も目的も不明な衛星が多い」「誰が処理して誰が払うのか」

「車検ステッカー」貼る位置が7月3日から変更に 指定の位置に貼っていないと違反になる?運輸局にたずねると… コメント「安全確認の邪魔に」「場所を変えて解消するような問題ではない」「誰目線の制度改革なのか」