日本企業はなぜ中国と手を切らないのか ネット「撤収しておけばゼロ、しなかったら莫大なマイナス」「ステルスで着実に」「国防の意識を持ってビジネスすべき」


写真:現代ビジネス

日本企業はなぜ中国と手を切らないのか―やがて身ぐるみ剥がれるのに
ユニクロの稚拙な対応は象徴的だ
5/31(月) 6:02配信 現代ビジネス Yahoo!ニュース

夜逃げしない日本企業は立派だが……

 拙著「韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか」は、2008年の北京オリンピック華やかりし頃に発刊された。当時の共産主義中国は、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いと世間には思われていたから、この本に対して「いったい何をバカなことを言っているんだ」という反応も多かった。


 しかし、中国が「いずれはタイタニック号のように沈没する」という理由を説明したのが本書であり、3月29日公開の「『金の卵を産むガチョウ』を絞め殺す習近平政権に未来は無い」や朝香豊氏の「中国経済いよいよ崩壊寸前…!  習近平が今度こそ本当にその引き金をひく」のように、まさにタイタニック号の前に氷山が迫っている状況だ。


 前記の著書発刊当時、驚くべき数の韓国企業が共産主義中国から夜逃げしていた。なぜ夜逃げをしたのかと言えば、中国は「行きはよいよい帰りは怖いシステム」を採用しているからだ。


 どのようなことかというと、当時外資系企業の誘致に熱心であった中国共産党は、数々の外資系優遇措置をちらつかせ、また白酒(ぱいちゅう、中国酒)宴会で肩を組んで「我々は友達だ」と仲間に引き入れる。


 ところが、進出してみて「話が違う」と感じて撤退しようとすると、鬼のような形相になり手のひらを反す。詳しくは拙著を参照していただきたいが、要するに「身ぐるみをはがされて裸で追い出される」のだ。また、撤退を表明した外資系企業の社長をはじめとする経営幹部の監禁事件もしばしば起こっている。


 結局、韓国企業の行動は褒められたものではないが、闇金のえげつない取り立てから逃れるための「夜逃げ」程度には同情できる。日本でも「夜逃げ屋本舗」という夜逃げの助っ人を肯定的に描くテレビドラマや映画があった。


 しかし、忍耐強く誠実な日本企業はそのような過酷な環境でも、歯を食いしばって耐え忍んできた。


 また、一般論で言えば、2月28日「1400年の歴史、世界最古の会社が日本に存在している…!」で述べた、「継続性」が日本繁栄の基盤だ。


 しかし、共産主義中国がそのような日本人の誠意が通じる相手でないことは確かである。例えば、鄧小平に請われ改革・開放という現在の中国繁栄の基礎作りに多大な貢献をしたパナソニックを始めとする日本企業が、現在どのような扱いを受けているのか見れば分かる。


 また、前記記事で述べたように、日本には1400年の歴史と共に「式年遷宮」という素晴らしい革新の知恵もある。


 日本人の行動は遅いように見えても、ある瞬間から爆速になり、全体を通して見れば欧米と変わらない。


 そして、日本の中国ビジネスは「爆速で社を建て替える時期」に入りつつあるから、もたもたして、その流れに乗り遅れるべきではないといえよう。

全文は以下
https://news.yahoo.co.jp/articles/73010bd1063a3ea3ae13569d5935b4b1025d9a18

現代ビジネス
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83580

コメント

60歳を越える年となると人生を振り返り
「あの人と会えて良かった」人と
「あいつにさえ会わなければ・・」の
二種類の人が思い浮かびます。
中国は後者だと思います。


>重要なのは「世界の流れが変わった」=「ゲームチェンジ」したことである。
米欧の潮流は「天上の無いアウシュビッツ」(ウイグル)を許さない、人権問題を許さないという流れは確定しつつある。
チベットは見過ごされた感があったが、ウイグル問題は解決するまで中国包囲網は続くということだ。
(そして、ウイグル問題が解決すれば、チベットや内モンゴルにも波及するだろう。)
現在の中国を擁護する日本企業、親中政治家、日本メディアはジェノサイドの共犯者と後に糾弾されることになるから行動を正すべきだと思う。


「忍耐強く誠実な日本企業はそのような過酷な環境でも、歯を食いしばって耐え忍んできた」
現地駐在員の努力もあり、多くの日本企業が好決算を達成しているのも事実。即座のデカップリングは出来ないだろう。
ただ、中国からフェードアウトするシナリオは現時点で持っておくべきだと思う。電子人民元など中国のインフラストラクチャに日本企業のサプライチェーンが組み込まれる事だけは「超えてはいけない壁」として認識してほしい。


日本の歴史を見ると、大陸諸国との関係にのめり込んでうまくいった試しは一度もない。それは地政学的な立場が異なるからだ。
大陸の文化は重厚だが、引かれるのは当人の勝手だ。明治以来、中国に心酔した人は何人も出た。しかし母国が島国であることを忘れると、戦前、ドイツとの関係に深入りし過ぎた失敗を、また
繰り返すことになる。
日本と相性がいいのは同じ島国の海洋型国家で、イギリス・台湾・東南アジア諸国。
相性が悪いのは重厚長大型の大陸国家で、中国・
ロシア・ドイツ。「同じアジア」というスローガンにだまされてはいけない。
戦前の日本軍が中国大陸に軍事的にのめり込んだのも、現代の日本企業が中国に深入りし過ぎているのも、後世の歴史家たちから見れば、本質的に同じことだと判定するかもしれない。歴史から学ぶべき教訓とは「日中友好」ではない。「大陸諸国との関係に深入りするな」ということだ。


甘い言葉と優遇策で巧みに企業誘致して、、
さて進出すると、その技術やノウハウを盗みまくられて挙句は
ポイ捨て、、それが現実です。
その典型的な例として、新幹線技術の盗用があげられますね。
今では自分で独自開発したなどとぬかして、東南アジアに売りまくっているのです。


まずは、「身ぐるみ剥がされる」だよね。
「剥がれる」では、自分から剥がれること
になります。
共産中国は、気に入らないことがあれば、無理やり屁理屈を付けて、資産没収など平気でやるだろう。
いま、共産中国の台湾への嫌がらせに対して、日本の官民は台湾側に立った行動を取っているから、「江戸の仇を長崎で」と考えて、日本企業に難癖を付けて、罰金を課したり、資産凍結や没収をするかも知れない。
横暴に振る舞うことが、「大国の証」と考えているようだから。


確かダイキンも数年前は中国進出のために工場を建てたが、その時自分たちの最新技術を明け渡さざる得なかった。しかし数年前その中国の工場を畳む決断した。それぐらいの覚悟は必要だったのだろう。今は反対に米国の空調会社を買収して、技術センターまで立ち上げた。


先日、中国・大連にあるパナソニックとトヨタのバッテリー合弁会社の生産を増強するみたいな話もありました。
トヨタは相変わらず中国べったりだし、パナソニックもあんだけ業績が悪化してリストラしているのに、目先の利益だけで中国だとか、まさに東芝の二の舞のような気がしてならない。
経団連の中国前のめりの姿勢があまりにも危険すぎ、のちのち日本経済経に相当打撃があろうかと気になる。


しかしそんな道理を説いても株主には通用せんからな。株主てのはまさに「目先の利益」が目的だから後のことなんか知ったこっちゃない。
動きたい、動くべき、それが解っていても完全に手遅れになって「仕方ない」状況にならないと動けない。そこら辺の問題だ。
「性善説」とかの話じゃない。
欧米でも似たような状況の企業は多い。
中国もそれを見抜いた上での「やり方」なんだろうし。想像以上に難しい問題なんだと思うよ。国レベルでどうにかせんとどうにもならんだろう。


中国と言う市場に目がくらみ、性善説も重なり日本企業はどっぷり浸かってしまったのではないでしょうか?
性善説は、教育などによってもそれが殺されてしまう事が多々あります。
何故アメリカが中国から企業を撤退させるようにしていたかの意味をしらないといけないと思います。
それは自国に産業を取り戻すだけでなく、中国との長き戦いになる事を想定していたのかもしれません。
日本も目先の利益に振り回されると、後でとんでもない事が起きるかもしれません。


中国からなかなか抜けられないのは、自転車操業している倒産寸前の企業と同じ理屈だと思う。
中国から撤収したら成り立たないから。だが、撤収しておけばゼロで済んだとしても、しなかったら莫大なマイナスで終わることになるだろう。
自分の代で何事もなく儲けるだけ儲けたら、あとは野となれ山となれと思ってる経営者や、投機目的の株主が企業のガンである。こいつらと無能な媚中政治屋が日本をダメにし、中国の魔の手を放置する元凶ではないかと思う。


日本は、日本の企業は平和ボケ。
今、南シナ海にアメリカの軍艦はもとより、仏英独の軍艦が航行日本にも寄港している。
今までは、これ程仏英独の軍艦が連続で来ることは無く対中国レベルが上がっている。
中国現地の日本企業は、家族ごと中国に行っている社員の家族を今すぐ日本に戻すべきだと思う。


目先の利得しか考えない大局観が欠けた経営者が増えたということでしょう。
政府肝煎りの中国への新幹線の技術供与に断固反対したJR東海の葛西名誉会長のような経営者がもっといれば中国ビジネスに今ほどに入り込む事はなかったでしょうね。


完全に手を切るには、中国からの利益を別のところから確保しなければならない。
また、中国企業への委託制限、中国人労働者の制限も必要。
今の日本の経済状況を考えると、なかなか難しい。
だからと言って見て見ぬ振りしてれば、いずれ、植民地のような状況になりかねない。
ステルスで着実に排除していく、情報を安易に渡さない。
日本企業は、自社利益の追従だけでなく、国防の意識を持ってビジネスすべき。


中国で働いて逃げてきたけど。
中で働いた人間じゃなければわからんよ。
日本の会社の社長連中にはヘコヘコするから気持ちが良くて気がつかないのよ。
裏でしか、「お人好しの日本人」とか、「バカ社長」とか言わないから。
三歩先読む(空気は読めんけど)中国人の方が計算は早いから負けてても、プライド高いから撤退の判断出来ないところで気がつかされる。
工場や店舗作ってからなんて、撤退判断せーへんよ。というか、出来ないんだよ。
金脈の蛇口部分を共産主義の領域に設置しちゃってるんだから、日本からどんどん裁判商法であの手この手で金吸い上げられる仕組み。
ずっーーーと続く。
拘束されそうになったから、ホントわかるわ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/73010bd1063a3ea3ae13569d5935b4b1025d9a18/comments

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