日本だけではない! 中国周辺国で同時進行する敵基地攻撃能力 ネット「敵性国家が存在する場合報復できる能力を備えるのが世界の常識」「胡座をかいて助けを待つだけでは時代に取り残される」「防衛費大幅アップが必要」


日本だけではない! 中国周辺国で同時進行する敵基地攻撃能力
3/14(日) 7:00配信 日経ビジネス Yahoo!ニュース

 日本で、敵基地攻撃能力に関する議論が高まっている。敵基地攻撃能力とは、例えば、敵がミサイルで攻撃してきたとき、ミサイル発射機のある基地を攻撃することを指す。つまり、長射程の攻撃能力を持つことと同義だ。

 2020年12月の防衛計画の大綱(10年を目安とした防衛計画)の修正に明記されなかったものの、すでに、日本は(1)対艦ミサイルの射程を現状の200㎞から1000~2000㎞に延伸、(2)戦闘機から発射する長射程のミサイルの輸入、(3)護衛艦「いずも」「かが」の空母化、(4)空母艦載機となる「F-35B」ステルス戦闘機の購入などの計画を進めている(表1参照)。

 距離の目安を示すと、九州から尖閣諸島までが1000㎞。日本は東西南北3000㎞四方くらいの国である。

 ただ、長射程の攻撃能力の保有について、国内の議論には、あまり登場しない論点がある。この戦略が、より大きな、世界的な動きの一部になっていることだ。日本と同時並行して、長射程の攻撃能力の保有に動いている国々がある。特に、オーストラリアとインドの動きは見逃せない。 表1:日本が配備開発・配備を計画している長射程の攻撃能力

●日米豪印4か国すべてが同時進行

 まず、オーストラリアについてみる。オーストラリアは、日本が保有を計画しているJSMの開発に既に協力し、JASSMも既に保有し、運用している。しかし、同国の国防省は2020年7月、長射程の攻撃能力の保有計画を改めて発表した。2700億ドルかけて行う、現在進めている軍の近代化計画の一環をなす。

 オーストラリアは、(1)長射程の対艦ミサイルLRASMの配備、(2)陸上発射型の長射程ミサイル、(3)極超音速兵器の開発などを計画しているようだ。LRASMは、米国が開発中のもので、日本も配備を検討している。戦闘機や艦艇から発射するミサイルで、射程は少なくとも370㎞以上、将来的に約900㎞になる模様。オーストラリア軍が現在運用し、自衛隊も保有しているミサイル、「ハープーン」の124㎞から大きく伸びる可能性がある。

 オーストラリアがこのミサイルをF-35戦闘機に搭載して運用することを考えると、半径2100㎞の範囲が攻撃可能になる。F-35の航続距離が1200㎞、そこから900㎞ミサイルを発射できるため、1200㎞+900㎞=2100㎞となる。 
表2:オーストラリアの長射程ミサイル

 次にインドである。インドは、中国を対象として核兵器を保有しており、このための長射程の弾道ミサイルを既に保有している。2014年には、中国のチベット方面を攻撃するための陸軍部隊「第17軍団(9万人)」を創設して、越境しての対中攻撃を想定し始めてもいる。しかし、さらなる強化に進みつつあり、2020年6月以降、その傾向に拍車をかけている。

全文は以下

https://news.yahoo.co.jp/articles/b592f7caeeb33c280ff34f42d007fd1d5e28e4e4

日経ビジネス
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00023/020400235/

コメント

自国の周辺に敵性国家が存在する場合、報復できる能力を備えるのが世界の常識だろう。攻撃すれば反撃されるという意識を相手に理解させる最も有効な手段であることに違わない。弱気な姿勢は相手を助長させ、結果的に大惨事を招くことになる。日本も核保有の議論ぐらいはするべきだろう。平和を維持するために。


迎撃専用ミサイルしか、保有が認められていない日本では、いつどこから発射されるかわからない長距離(弾道)ミサイルを100%迎撃するなんて不可能、「やられたらやり返す」、「やられないようにする」には、長距離(弾道)ミサイルの保有が必要です。百発百中の迎撃ミサイルなど世界中に存在しません。 イージス艦や迎撃専用艦、アショアを保有するよりコスト安、勿論、長距離ミサイルや核武装、防衛費の増額は、議論の余地もない程の猛反発が予想されますが、変な隣国から日本を守るためには、やむを得ないでしょう。


我が国は陸上発射型の長距離打撃力を保有してはいない。幾度か ずっと前 巡航ミサイル保有の是非が話題はなったが、公明党が「他国に届けば 専守防衛に違反する」と反対し 立ち消えた。安倍政権は緊迫する 我が国の安保環境に抑止力となるのは、【敵基地攻撃能力の保有】を掲げ、菅政権に託した。が、公明党が反対し 宙に浮いたままだ。我が国は、まさかの事態 報復反撃力を保有してはいない。周辺国から見れば、反撃力が限定的かつ小規模の日本に対して、自国に到達し得ないミサイルしか保有していない日本を怖いとは思わず、彼の国々が日本を相手とする場合 防御する必要がなく 専ら攻撃力を高めればよいのである。それでは不公平だ。防御兵器は高価であり、攻撃兵器が安価であり、我が国は「費用対効果の効率が極めて悪い。」「周辺国に脅威とならない防衛力」を謳うが、それでは抑止力にはならない。韓国さえ 弾道ミサイルを実戦化している。


初めて言いますが、私の亡くなった祖父は長崎で被爆してます。被爆者手帳で医療費は全てただ。祖父から散々戦争の悲惨さはきいてます。武力行使は出来るだけ避けたとの思いはいまも変わりません。
ただ今の中国に話合いは通じない。彼らの主義主張を終始言うだけ。力に任せて実力行使を厭わない(少なくとも日本人の多くはそう実感)
今の日本の専守防衛の考え方だけでは中国への抑止にならないとの思いを持つ日本人も結構いるのでは。私もそう思う。敵地攻撃の能力を持つ事にはかなりの抵抗はあると思いますが、考えて頂きたいと思います。


Aミサイルというものを某国が開発しました。
情報を基に、Aミサイルを迎撃できるシステムを開発しました。
某国がそれを踏まえ、迎撃されないBミサイルを開発しました。
情報を基に、Bミサイルを迎撃できるシステムを開発しました。
・・・
・・・
さていざ「有事」が発生しました。
某国が撃ってくるのは想定通りのBミサイルでしょうか?
どんなに訓練しようとも、開発想定外の軌道をとるミサイルは落とせないし、レーダーに映らないミサイルも落とせない。
実はミサイル迎撃ってのはそんな平時のアリバイ的な国防力であって、有事に実行力があるかは甚だ疑問なんだ。実際は何撃ってくるか分からないミサイルを迎撃するってギャンブルしなくてすむ方法は、やられる前にやる、くらいしかないのよね。


中国は北朝鮮より危険な存在です。
なぜなら北朝鮮は韓国以外の国を侵略しようとする動きは無いが、ウイグル・内モンゴル・チベットそして最近はインド・ベトナム・フィリッピン・インドネシア・台湾・日本等に対して主権を犯そうとしています。
そんな国に対して反撃能力を持たない等言語道断です。
次期選挙では国土を守る事も大きな争点にしてほしい。


我々ができることとしたら、かの国の製品を買わないことだ。
また安いからといって買い物上手!と言ってる連中を協賛党員として非難しよう。
かの国の共産党に利を与え資金を間接的に援助していることになる。そのお礼はミサイルだ。
日本国民ができる唯一の抗議は購入を拒否して利を与えないことだ。


>例えば中国が日本を攻撃しようとしていても、「インドに攻撃されるかもしれない」と懸念すれば、自信はつかない。
日本もクアッド諸国におんぶにダッコでは、どうにもならない局面になってきていると思います。早く装備を揃えて敵基地攻撃できる体勢にするべきだ。これからの防衛は、ただ撃たれたから護るのではなく、予兆があるから先手を取って攻撃するぐらいの気持ちが無ければ、必ずやられてしまう。
クアッド諸国も中国には、目を光らせているわけだから、日本は胡座をかいてただ助けてもらうことを待つだけでは時代に取り残されてしまうと思います。


クアッドの進化と ベトナムなどのASEAN各国と中国包囲網を早めに構築進める時ですね。
日本単体では、沖縄が取られるし 超長距離ミサイルを持たなければならない
独裁国家中国は、習近平の一存で戦争を始めることが出来る
独裁国家を、民主主義国家に変更するには、長い時間がかかる
日本は、日本国民を守る為適切な政策を進めなければなりません。


日本も長射程の攻撃能力を持つことを進めている、というのは本当の話?菅政権は敵基地攻撃能力の議論を先送りしたし、クアッドも軍事同盟にはしないと明言してるし、とても日本が敵基地攻撃能力を持とうとしているとは思えない。


この記事の通りですね。
とにかく日本は防衛費大幅アップが必要です。
日本が防衛費を抑えたところで、中国の軍事費の膨張は止まりません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b592f7caeeb33c280ff34f42d007fd1d5e28e4e4/comments

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