これぞ動かぬ証拠“新疆ジェノサイド”示した中国統計年鑑 ネット「堂々と中国国内の調査をさせたらどうか」

 

中国・ウイグル族収容所と思しき施設(REUTERS/AFLO)


これぞ動かぬ証拠“新疆ジェノサイド”示した中国統計年鑑
1/26(火) 12:35配信 Wedge Yahoo!ニュース

 “新疆ジェノサイド”の実態を物語る、衝撃的な数字を、中国共産党自身が示した――。「そんなこと、中共自身がするはずないだろう」と、多くの読者が思うかもしれない。しかし、中国の正式な国家統計である『中国統計年鑑』において、新疆ウイグル自治区における少数民族人口が、この2年間で164万人も激減し、その状況は現在、世界中の人々がHPから閲覧できる状況にある。

 なぜ、中共にとって不利になる数字が中国の統計として出て来たのか。そして、もしこの数字が事実であれば、中長期的に見て、中国に進出、あるいは「一帯一路」を利用している日本企業にも影響を与えることは必至である。

 中国領新疆ウイグル自治区における、中国共産党(以下中共と略す)当局による少数民族への過酷な抑圧は、その実態が次第に広く知られるようになるにつれて、西側諸国における強い懸念の対象となっている。

 とりわけ米国では与野党を問わず対中世論が硬化した結果、2020年6月には「ウイグル人権法」が成立したのみならず、連邦議会および行政当局の中国委員会(CECC)は1月14日、「2020年中国人権・法治報告書」の中で、新疆での事態はジェノサイドにあたると批判した。

 これを受けてポンペオ前国務長官は19日、政権交代に伴う最後の仕事として、新疆ウイグル自治区におけるジェノサイド(民族・文化的な差異による大量虐殺)を認定したほか、バイデン政権の新国務長官に指名されているブリンケン氏も即座に、この認定に同意する旨を示した。

 これに対して中国外交部の華春瑩報道局長は、同日の定例記者会見で次のように言い放った(中国外交部公式HPから筆者訳)。

 「中国が新疆で実施している『ジェノサイド』や『反人類的な罪』なるものは徹頭徹尾、ポンペオが代表する個別の反華・反共勢力が意図的に砲撃を加えてきた、人の耳目を驚かすような偽の命題、悪意ある荒唐無稽な騒ぎであり(中略)、過去も現在も未来も中国の大地には発生しない!」

 「新疆問題をめぐるポンペオの各種のたわごとは、2500万の新疆人民を含む中国人民に対する極大の侮辱であり、米国人民や国際社会の判断力に対する極大の侮辱であり、人類の道義と基本的な良知に対する反逆と挑戦である」

 華報道局長の発言はまるで「新疆ジェノサイドとは西側諸国が捏造したものであり、虚構である」と断じるものであり、「戦狼」外交そのものである。

全文は以下
https://news.yahoo.co.jp/articles/765311b2defd793cfa810d47514b45fbc668b2d1

Wedge Infinity
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/21994

コメント

中国は80年後には今より遥かに大きな経済力を持つことになると思はれるのに、先進国諸国は目先の金に踊らされ続けている。アメリカが中国共産党と本気で戦うなら日本は中国に直接攻撃しないにせよ、最大限の経済サポートをアメリカにする意思をアメリカに伝えるべき。このまま中国共産党体制が続けば、将来は日本、東アジアは中国の特別自治区になってしまう。


これに対して日本政府は、、
何も言わない=認めるという事。
そして日本政府の反応は日本の総意と取られる。。
どうやら自民党は自由と人権よりも金、経済が優先と考えているみたいですね。短期的思考だなぁ。


バイデンは何もしないだろう、倅も実弟も中国からのリベートマミレ。早くも「戦略的忍耐」とか言っている。中国とズブズブのバイデンを選んだから、早晩尖閣も分捕られるだろう。日本は此の先に大層な軍事予算を費やす事になる、「報道しない自由」とかでトランプの非難を続けたマスゴミは誠に愚か者です。


西遊記が大好きだった僕には、シルクロードは不毛な砂漠ではなく、ガンダーラへのあこがれを秘めたロマンの地でした。その地を血で汚した中国共産党には嫌悪を感じざるを得ません。近世のウィグルでは漢民族とムスリムの人々との凄惨な歴史が何百年も続いています。そういった昔から存在する紛争に加えて、AIやITを悪用し、ウィグルを強制収容所としたことは、まさに現代によみがえったナチスであり、ジョージオーウェルの小説「1984」の監視恐怖政治体制だと言えると思います。中国を豊かにすれば、内側から民主化、西欧化、健全化、良識化するはずだという欧米の見通しは、完全に間違っていたことが証明されました。巨大化し、アメリカをもしのぐ経済軍事を持とうとしている中国が目指すのは、一帯一路という名のモンゴル帝国の復活でしょう。元がもたらしたペストが世界を破滅寸前にしたように、今中国のコロナが人類破滅の危機に追いやっています。


これ、主要欄のもっと大きな記事として載せるべきじゃないのかね?
大問題だと思うんだが。


現代社会においてこんなジェノサイドが許されるはずもなく、近隣諸国はもちろん、全世界が中国包囲網を作らなければならない。世界が注目していた香港でさえ あのとおり。明日は我が身です。
中国のような ならず者国家を許してはいけない。


米国で新疆ウイグル自治区人権弾圧に関する法律が提出された際に、新疆ウイグル自治区の弾圧で甘い汁を吸ってる米国の大手企業が違反した際に罰則が緩くなるようにって議員等に大規模なロビー活動をしてたらしいね。


中國に何を言っても無駄でしょうね。大声でヒステリックにしつこく否定し続け、西側を非難するばかりってことは目に見えています。日本は、これまでこの対応に「まあまあそういわんと」と常に折れてきた。中国が最初にやり込めた相手が日本、他の国にもこれが通用すると思っているのは間違いないでしょう。あの国に効果があるのは、経済封鎖ぐらいしかないと思います。


流石天下のウェッジさん、そして、平野聡先生!
よく分かりました。中国は、偉大な国です。基本的統計数字はありのままに出し、その解釈は読者に任せる、という考え方が染みついておられます。
ここで思い出すのは、今は亡きソ連の統計数字について、乳幼児死亡率(出生者1000人当たりの死亡者数)の数字が、1971年~1974年までの間は、あのスターリンさんの大粛清のあった頃も含めて初めて下降し始めたためか、1975年以降、その統計数字が発表されなくなったことを思い出されました。
幸いこのことは、その直後にフランスの歴史人口学者エマニュエル・トッドさんが気が付き「最後の転落」なる著書でソ連の崩壊を予測したとされました。
そこで、平野先生そしてウェッジさんにお願いしたいことは、「チベット自治区における少数民族チベット族の過去三十年間の人口の推移と乳幼児死亡率の推移」について教えて頂きたいということです。


新疆で実施しているジェノサイド・反人類的は罪は徹頭徹尾、悪意ある荒唐無稽な騒ぎであり、過去・未来に中国の大地には存在しないとし、極大の侮辱であり人類の道義と基本的な良知に対する反逆と挑戦であると反論しているなら、堂々と中国国内の調査をさせたらどうか。今までの入国・調査を厳禁してきた事実を無視して強引に反論していることに何とも思わない冷酷さを感じる。ついでに言わせてもらえれば中国の歴史は殺戮の歴史ではなかったか。国連の人権理事会は特別報告者でも派遣したらどうか、文句の言わない国々で口を汚してばかりいないで。

https://news.yahoo.co.jp/articles/765311b2defd793cfa810d47514b45fbc668b2d1/comments


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