中国が本格的に検討し始めた尖閣、台湾侵攻シナリオ ネット「抑止力の強化が必要」

PLAの「J-10」戦闘機(2020年12月30日撮影、China Militaryより)(C)Japan Business Press Co.,Ltd. All Rights Reserved

中国が本格的に検討し始めた尖閣、台湾侵攻シナリオ

日中台の軍事力バランスから見た具体的な作戦とは
1/19(火) 6:01配信 JBpress Yahoo!ニュース


 米国防総省の『PRC(中華人民共和国)を含む軍事力と安全保障の発展』に関する米議会への2020年の報告によれば、米軍はPLA(人民解放軍)の将来について、以下のように分析している。

 「PLAは、長期的な世界の軍事的な潮流に、現在のドクトリン、概念、戦役(campaign)を適応させて中国の国益の拡大に対応させ、PLAの重大な構造と能力の変化について説明することを必要とするようになるだろう」

 ここで言う「戦役」概念とは、PLAが中国の戦略的な目標を達成するために、いまPLAが開発している概念である。戦役では、国境防衛から大規模な多国間の戦争までの行動が組み込まれている。

 PLAの統合作戦は、「戦区部隊司令部のような統合司令部指揮下の2軍種かそれ以上の複数の軍種にわたる作戦であり、統合火力打撃、島嶼封鎖、島嶼侵攻作戦などの攻勢作戦、あるいは防空、国境防衛、対上陸作戦などの防勢作戦を含む」とされている。

 PLAの新たな戦役概念では、PLAの戦力投射と防衛能力は中国本土からはるかに遠方にまで拡大され、その能力は宇宙・サイバー・電磁波戦などの新空間にも及び、それらの戦力は統合一体化される。

 戦役概念は新領域を含む宇宙での対決まで含む、マルチドメイン作戦の概念と類似していると言える。

 戦役作戦の様相について米国防総省は、「複数の戦区戦力が参加し、地理的には西太平洋からインド洋に広がり、統合火力打撃、島嶼封鎖、島嶼侵攻作戦などの攻勢作戦と、防空、国境防衛、対上陸作戦などの防勢作戦が遂行される。非戦争軍事行動も含まれ、海外での作戦、他国軍との共同作戦も行われるようになるであろう」とみている。

 特に、台湾と日本の南西諸島に対する侵攻では、PLAの主に東部戦区と南部戦区の戦力が使用され、米軍の来援阻止のために北部戦区の海軍が使用されるかもしれないとみている。

 以上のようなPLAの戦略、「戦役」教義と以下の軍事力バランスに基づき、尖閣と台湾に対する侵攻のシナリオと様相を分析する。


全文は以下
https://news.yahoo.co.jp/articles/6343d0bf4a13b32f75e5eb9633549a21d96a85fc

JBpress
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/63688

コメント

これは、もう憲法9条を改正して、自衛隊を国軍化するしかないな。
交戦規定も整備して、最終的には核保有も必要だよ。
そもそも日本以外の他国の軍事費はGDP比2%前後なのに、日本は未だに1%以内とか極端に低い。
戦闘機の近代化改修に、スタンドオフ兵器の調達、遅れが出るほど中国に蹂躙されてしまう。


戦力差の増大は、そのまま直結戦争リスクを高める行為だ
日本は中華人民共和国の戦力差を埋める努力が必要な時だ
平和を守るなら戦力差の増大に対応することは重要で
別の意味からこれは台湾を見捨てない、民主主義とシーレーンの確保という意味合いがある。


攻め込む気満々としか思えない。度重なる不法侵入でも眺めているしかない日本に対しては初動が重要という事でしょうか。バイデン政権では最後の最後、肝心な時に日本を守る判断をするかどうかわからない。自分の国は自分で守るしかない。現状ではサイバー空間の部分の影響も非常に大きい気もしますが、度重なる尖閣等での挑発行為を見る限り、抑止力の強化が必要なのではないでしょうか。自衛隊の法的立ち位置改善、人員確保等様々な障壁はあるでしょうが、米軍の退役した航空母艦や強襲揚陸艦を賃借、もしくは購入する等備える必要性もあるのではないでしょうか。武器を携えて攻め入る相手に憲法9条を唱える事が守ってくれるわけではない。


最大の問題は歴代総理や閣僚、国会議員に全くこのような中国の侵攻に対する危機感がないこと。それは既に国会内部に中国の工作が進んでいることもあるけど、現実を見ようとしない姿勢や自分の選挙に関係のないことには熱心にならない性質にある。なのでこの記事に書かれているような準備を日本政府がするとは到底思えない。その証拠にこれだけ侵略される危機があるのに報復用のミサイルさえ持っていないしミサイル装備の議論さえ先送りする。憲法9条の改正なんて夢物語。危機に気がつぃた時にはもう尖閣も取られ、沖縄も危ないという事態になっているだろう。


香港を見ていると大袈裟とは言えません。
中国は韓国と同じで、約束を守らない国です。
マスゴミには中国共産党を甘やかした責任の一端を感じて欲しいですが、無理でしょうね。


日本政府も真面目に中国の脅威を認識して欲しい。ヘラヘラ愛想笑いして回避出来る甘いモノでは無い。
対抗するためには最終的には核武装するしか無いのかも知れないな。


尖閣諸島にアメリカ海軍基地建設を思いやり予算で造成し無償賃貸します。また同時に尖閣諸島カジノリゾート計画を立て、米国海軍兵ファミリー及び日本人が楽しめる施設を造る。
登野城尖閣の住民税や固定資産税を事実化すべく世界的認知計画を策定すべき。


尖閣諸島に、中国公船が長期間居座っても、追いたてもしない、出来無い日本では、乗っ取られても傍観するだけでしょう。
そんな政治屋を、国会に送り込んでいるのは、当の国民です。


尖閣や台湾が欲しいからと攻撃に出ても、そこの争いだけでは済まされない。コロナ禍もあり軍事行動をしたら全世界を敵にまわす事になるでしょう。欲で自滅することを知ってても良いようなものですが…。


侵攻したが最後、侵略行為と見なして攻撃するでしょう。日本に協力する形でアメリカはここぞとばかりに中国叩きをするでしょう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6343d0bf4a13b32f75e5eb9633549a21d96a85fc/comments

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