ドイツ、中国偏重の政策転換 「異質な国」と警戒 多角外交で日本重視 ネット「君子は豹変す」「ミッテ区の像は撤去を」


Photo メルケル首相 Florian Gaertner CNBC


ドイツ、中国偏重の政策転換 「異質な国」と警戒 多角外交で日本重視
12/27(日) 7:16配信 JIJI.COM Yahoo!ニュース

【ベルリン時事】ドイツが中国偏重と指摘されてきたアジア太平洋政策の修正に乗り出している。

 中国について、経済発展を遂げても民主化に至らない「異質な国」(独外交筋)であり続けると位置付け、是々非々で向き合う方針に転換。独政府は一方で、重視してこなかった日本との関係緊密化に目を向けている。

 クランプカレンバウアー国防相は今月の時事通信とのインタビューで、中国の南シナ海での覇権主義を批判。15日の岸信夫防衛相とのウェブ討論ではインド太平洋に軍艦を派遣すると表明し、岸氏も「強く支持する」と応じた。独政府が9月に策定した「インド太平洋指針」にも、中国の南シナ海での領有権主張を否定した仲裁裁判所判決への言及など、中国けん制の要素が盛り込まれた。

 一連の動きは、蜜月とも評された対中関係を築いたメルケル首相の引退を来年に控えるドイツにとって、一つの転機だ。メルケル氏は2005年の就任以来、12回訪中。同行企業団は競って中国側と大型契約を交わし、中国はドイツにとって輸出入総額で最大の貿易相手国になった。

 ドイツが掲げたのが、「貿易による変革」という理念だ。東欧や東独のように、経済発展と民主化は表裏一体で進展するという考えで、民主活動家の抑圧といった中国の人権問題に敏感な国内の一部世論を説得する材料ともなった。

 だが中国は、世界第2位の経済大国に躍進する一方で、共産党による一党支配体制を強化してきた。とりわけ今年に入ってからの香港の統制強化は、ドイツの警戒感を格段に強めた。

 経済面の実利もかすみつつある。中国政府が進める経済圏構想「一帯一路」の主要事業は、中国企業が独占的に受注。独紙ウェルトは今月、「貿易による変革は、中国では幻想だった」と断じた。

 インド太平洋指針は、中国への過度の依存を改め、アジア外交を多角化するとうたっている。多国間主義を掲げる独政府が、アジアの新たな協力相手として期待を寄せるのが、民主的価値観を共有し、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)や環太平洋連携協定(TPP)をまとめた日本だ。

 インド太平洋指針の策定責任者である外務省のヤスパー・ウィーク氏は、「日独はルールに基づく国際秩序を守ることで一致している」と強調。別の独高官も「日本との協力の可能性を過小評価していた」と振り返る。EUの盟主ドイツの変化は、日本外交の多様化の契機ともなりそうだ。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/91c916e21ce155b936b9b981eed4886942350cea



コメント

メルケルさん、今更遅いよ!
一連のコロナでの中国の有り様を見て気がついたんだろうが、世界は当然、ドイツ自体がこれだけコロナに苦しみ、それこそクリスマスがクルシミマスななってしまったのは、全て(中国を)これまで下にも置かなかった報いだということだと思うな。
しかし、メルケルさんの対中国の方針転換が明らかになれば、欧州全体だけでなく親中を外交方針にしている世界の国々も中国に対する考えを変えるだろうから、そうなれば、中国は掛け値無しに「世界の嫌われもの」になると思うし、そうならなければいけないと思う。


君子は豹変す
という言葉があります。
完璧な人間などいません。
賢く正しい人間のイデアとされる君子でさえ、絶対に間違いを起こさない完璧超人という設定はされていません。
間違えず完璧であることが重要ではありません。
間違えたら間違えを認めて修正できるのかが大切なのです。
ドイツが君子かどうかわかりませんが、少なくとも修正に向かうようですね。


みんな忘れてるけれど、ドイツの半分は1989年までは共産圏でした。
その人たちの多くが共産圏と融和派だったのは当たり前でしょう。
それがついに完全に西側にシフトした。
これは実は歴史的転換点なのです。


ドイツ、中国崇拝国でしょ。何を今更言い出すんですかね。米豪印EU圏等からのパッシングでもって有ったのでしょうか口だけでの表明ではね慰安婦像も撤去するとか言ってたのが永久設置等と現実のわからない国民が世界の流れに乗っかっただけの話だね。当てには出来ないですよ。


ドイツは信用できない。
ドイツはいままで中国との一帯一路を積極的に推し進めてきた。重慶とデュースブルク間の鉄道網はその象徴だ。
イギリスやフランスはともかく、ドイツは外交的にも軍事的にも中国寄りの国家だ。
日本に対して、ドイツは日本人を侮辱するCMや新聞記事を何度も掲載してきた。最近では慰安婦像の設置を行い、日本人の心情を悪化させている。
ドイツ国民が反日的なのは間違いなく、対中政策で日本の足を引っ張る可能性が高い。
アジアとインドは世界経済を牽引する重要な市場であり、日本と敵対するドイツを絶対に関与させるべきではない。


ドイツ批判もいいが日本の対中外交もおかしいぞ。
中国の外相が日本に来て「日本の漁船は尖閣から出ていけ」言われて
日本の外相がヘラヘラしながら「シェイシェイ」言ってるの見て
ダメだこりゃと思った。


「日独はルールに基づく国際秩序を守ることで一致している」と言うなら、ミッテ区の慰安婦像は撤去してほしいですね。
あれは日韓の慰安婦合意に背く行為。
市民団体を隠れ蓑に韓国政府がやっている明確なルール違反だよ。


だったらドイツはまずは「慰安婦像」を撤去し、捏造された日本の歴史を是正することから始めてくれ。
日本政府もこの「擦り寄り」を積極的に活用すべし。


それでもドイツは、距離を置いた方がいい。戦前の三国同盟は、酷かった。
今でも日本より南朝鮮に肩入れしてる。球蹴りの国は信用出来ない。


ドイツって日中戦争時でも裏で兵器を中国軍に援助してたし好かない国だなー
第二次大戦では技術協力求めた日本側に同盟なのに教えれないって突っぱねたしね


まああの時代は英米独ソが蒋介石を支援していましたからね。それでも英米は首尾一貫していたけど、ドイツは手の平を返して防共協定や三国同盟で日本に擦り寄ってきました。対ソ連の防共協定を結んでいるのに突如独ソ不可侵条約を締結して裏切られた平沼首相が「欧州の天地は複雑怪奇なる新情勢を生じ」と総辞職したように信用できないところがあるんですよね。


だといいんだが、経済考えると中国は無視できない。特に輸出国は買ってもらう立場。さらに、ドイツは偏重していたから、脱却できるかはまだ疑問。


メルケルさん引退前に方向転換さすがです。
EUも追随して中国包囲網が拡大されると思う。
中国共産党の常識は国際社会で通用しない。
中共解体が世界の共通認識になるのも時間の問題。

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