「はやぶさ2」のカプセルが地球帰還に成功、6年間の旅路を振り返る ネット「日本の技術を改めて世界に知らしめた偉業」

 

2020年12月5日16時30分、TCM-5の成功を確認し、喜ぶプロジェクトメンバー (C)JAXA(マイナビニュース)

「はやぶさ2」のカプセルが地球帰還に成功、6年間の旅路を振り返る
12/6(日) 7:49配信 マイナビニュース Yahoo!ニュース


2020年12月5日14時30分(日本時間)、小惑星探査機「はやぶさ2」は小惑星「リュウグウ」にて採取したサンプルが入っていると思われる再突入カプセルの分離を実施。カプセルは無事、地球帰還の軌道に乗り、一方のはやぶさ2本体は、再び地球を離れ、新たな目的地に向かう旅路についた。

はやぶさ2の運用管理室ではカプセルの分離が確認されると、プロジェクトチームのメンバーたちから自然と拍手が沸き起こり、各所でガッツポーズが見られるなど、その成功をかみしめている様子が見られた。

はやぶさから受け継がれた意思

はやぶさ2は、世界初の小惑星サンプルリターンに成功した探査機「はやぶさ」の後を継いだ探査機で、基本的な設計ははやぶさ(初号機)と同じながら、「はやぶさで経験したことをすべてはやぶさ2で活かす」と津田雄一プロジェクトマネージャーが語るように、はやぶさで得られた知見をもとにさまざまな改良が施された。

そのミッションの目的は水や有機物の存在が期待できるC型の小惑星「リュウグウ」の砂などの試料を持ち帰る事で、その過程でリュウグウへの着陸(タッチダウン)や探査ローバーの展開などさまざまな挑戦が行われることとなった。

「牙をむいた」リュウグウ

2014年12月3日の打ち上げからリュウグウ到着となる2018年6月27日までは大きなトラブルもなくほぼスケジュール通りに進んだはやぶさ2であったが、リュウグウに近づくにつれ、その観測結果から、よくわかっていなかったその姿が徐々に明らかとなっていき、結果として、当初の計画の見直しを余儀なくされた。

最大の問題となったのは、リュウグウの表面に予想以上に平地がなかったという点であった。当初、プロジェクトチームでは、小さい天体ということもあり地表には礫などを含めた凹凸はそこまで多くないと予想しており、半径50m(直径100m)の平坦な領域を探して、そこに着陸することを想定していた。しかし、実際には、大き目の礫が各所に点在、当初の想定の通りにタッチダウンできる場所は見当たらなかった。

そのため当初の計画では、2018年10月後半に1回目のタッチダウンに挑む予定であったが、着陸ポイントの選出に慎重な判断が必要となり、実施の時期を後ろ倒しすることを決定。詳細なデータを元にした検討の結果、下されたのは当初の直径100mの領域への着陸ではなく、直径6mの円内への着陸に挑むという決定であった。

その難しさを津田プロジェクトマネージャーは「もともとは甲子園球場に降りようと思っていたのに、マウンドを狙わないといけなくなった」と表現したが、プロジェクトチームの奮闘により2019年2月22日、はやぶさ2は見事、1回目のタッチダウンを成功させる。

成功の要因について同氏は1回目のタッチダウン成功後の会見で「ターゲットマーカーによる着陸方式という、初号機が生み出した技術があったから実現できた。これは日本独自の技術で、発想の凄さを実感している」と述べ、はやぶさという先人があったからこその成功であることを強調した。

全文は以下

https://news.yahoo.co.jp/articles/73bed22e6275747656f5693d5eb4a053aac254e1

マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20201206-1562682/

関連

豪空軍も準備念入り カプセル着地場所公開―はやぶさ2:時事ドットコム 
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120400941&g=soc

JAXA宇宙航空研究開発機構

テレ東NEWS

コメント

プロジェクトメンバーたちの表情が全てを物語ってる素晴らしい写真。
この人たちの頭脳と知恵と経験と、はやぶさ2制作の各分野で携わった技術屋さん達の確かな技術の末にこのミッションが完了したんだと思う。
この写真に映ってはいない日本の技術屋さん達にも同様の拍手を贈りたい。
日本の技術を改めて世界に知らしめた偉業と言えると思う。


はやぶさの時は、その偉業もだけど、帰還できたのが奇跡とも思えるトラブルの連発とそれを乗り越えた様々な工夫が印象的だったけど、はやぶさ2の成功は、本当にその経験を自分の物視した結果なんだなぁと思うわ。


今回は、ほぼ全工程が成功でした。
1号機の失敗が活かせましたね。
後は、本体の継続ミッションも成功することを祈ります。


こういった宇宙関連で人工探査機の話題が出るたび、その技術力とたゆみない努力にいつも頭が下がります。
アメリカのNASA等に比べれば規模は小さく地味かもしれませんが、日本の宇宙研究も少ない予算で素晴らしい成果を挙げてますよね。
何十億kmも離れた場所から、わずかでも物質を運んで来る…実にロマンチックです。
どんな成果が出るか、今から待ち遠しいですね。


おめでとうございます。日本の基礎研究の底力と信念を誇りに思います。
カプセルの解析結果も楽しみです。


日本の科学技術の世界に誇る快挙におめでとう。素晴らしい!
 そこで考えてしまうのが宇宙技術やスーパーコンピュータ富岳などのこの技術と日本が本来持っていた物作りの最先端開発力の衰退のギャップである。
これだけの技術があるのだから日常生活に密接した医療分野、自動車や6G分野などの分野での優れた技術開発の巻き返しを期待したいものである。


他の記事でもコメントしましたが、以前はやぶさは子供と同じとおっしゃった方がいました。姿も見せずにまた行ってくるよ!の姿を映像で見て涙が出ました。頑張ってください


みなさんの緊張から解き放たれた顔が素敵です。相当なプレッシャーと緊張感だったんだろな〜。
本当におめでとうございます。


これは精緻な技術的成果の極致なのでしょうが、この心を揺さぶる感動を生み出す力って何なのでしょうか?


JAXAの研究者、学者、技術者の皆さん
おめでとう、有難うございます。
学問が疎かにされるこの国に於いて、
素晴らしい業績を達成されました。
宇宙や全ての生命体の起源追求に貢献すると
思います。

コメント

人気ブログランキング

クリックのご協力をお願いいたします。

このブログの人気の投稿

邦人退避 空自機レバノン近隣国へ - 「中東情勢が非常に危うい」「自衛隊の皆様に敬意」「憲法改正も新政権で大いに議論を」

日本人を狙った事件でないと示唆し幕引き図る中国 ー「それなら再発防止に向けた行為は終わる」「連続子供襲撃事件だろ」「誰が信じるか」

「尖閣諸島は中国の領土」NHK国際放送で中国人外部スタッフが不適切発言 ー 「中国の領土であるとNHKが放送したことが大問題」「NHKそのものの存在意義を問われる案件」「おわびのコメントなんてもので済まされるものではない」